MONOEYES 2nd「DIM THE LIGHTS」感想レビュー 細美武士は幸せだ

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フラゲしたよ〜」って自慢したくなるほどに嬉しいCDを買いました。

今月1枚目の買い物は待ちに待った細美さんのバンドMONOEYSの新作2ndアルバム「Dim The Lights

モノアイズと言えばもっとエルレ寄りのメロコアで、ちょっとヘヴィーな感じになるかと予想してたけど見事に裏切った爽やか系のアルバムです。

感想レビューをどうぞ。

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MONOEYES「DIM THE LIGHTS」

収録曲

01. Leaving Without Us
02. Free Throw
03. Roxette
04. Two Little Fishes
05. Reasons
06. Borders & Walls
07. Get Up
08. ボストーク
09. Parking Lot
10. Carry Your Torch
11. 3, 2, 1 Go

 

感想

予想以上にエモいアルバムだった。

初期衝動的な1stはもっとヘヴィーな曲が溢れて、エルレを待ち望んでたキッズ達にも嬉しい1枚だった。

2ndもその延長線で来るのかと思ったら、思ったよりもクールで色んな景色を魅せてくれるアルバムとなっている

初っ端から今までにないタイプの始まり方。

これは細美さん関連の作品では一番意外な曲でした。

 

そこからMVの「Free Throw」はこのアルバムでも1,2を争う名曲だろう。

大きな変化はやっぱり前作のEPでスコットがVo.をとる曲が出て来たからだろう。

今作にも2曲あって、細美さんの曲よりもモッシュ、ダイブが勃発しそうな直情的な明るい曲。

今までのどのバンドにもコーラスやフィーチャーリングで他の人の声はあったけど、完全に違うボーカリスト入るとアルバムの世界が変わるんだね。

せっかく第3のバンドなんで、アリスターで活躍してたスコットの曲があるのが嬉しい。

 

スコットの曲でアルバムが一転した後のシングル「GET UP」がやっぱりこのアルバムでも際立っている。

ライブで聴いた時も思ったけど、単純なこの言葉に込められた深い情景が感情を動かす力があるんだと思う。

細美さん独特の孤高の暗さを感じながらも救われる力を持った曲。

 

一つ残念なのが唯一の日本語詩による「ボストーク

前作の「グラニート」もそうだったが、最近の細美さんの日本語の歌い方がハマらないのだ。

KENさんのスカパラコラボの時も思ったんだが、こんなにダサくなるんだろうか。

曲も歌詞もカッコいいので勿体ない。

今エルレを歌うとどうなるのかちょっと気になります。

 

そして、そこから徐々に盛り上がる曲が続き、アルバムラストを飾る「3,2,1,Go

これがとてつもなく名曲だ。エモい。

エルレの頃からラストに良い曲多かったのだが、これも一つ歴史に刻まれるであろう。

 

前作でMONOEYESはこんなバンドだよと表した1stとは違いもっと自由にやりたい音楽を鳴らしている今のバンドの姿が描かれている今作。

ツアーもガッツリと回って、フェスに対バンと色んな所で刺激を得ての作品なので悪くなるわけがない。

 

the HIATUSが成熟してしまった今だからこそ、このタイミングでまたバンドを始めたんだと思うけど、やっぱり音楽家集団としてのHIATSUの魅力はでかい。

今年ツアーもリリースも無くて、フェスも限られてしまってるのがとても悲しい現状。

私達はこのアルバムを聴きまくって、MONOEYESのツアーに行くしかないのだろう。

今作でリフトしたりクラウドサーフする様な曲が減ったので、暴れるだけでライブに来る人が減って欲しいなぁと思う。

 

Amazonのレビューも高いです。

エルレ熱望してる人も諦めて現状を確認した方がいいと思う1枚。

過去は過去だし、常に前を向いてるんですよね。

やりたい奴らと集まって好きな事演ってるのが本当に幸せそうで何よりなのだと思う。

 

レビューもチェック

 

アルバムツアーのセトリ

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