本屋に行った時に「この本ベストセラーで常にあるな」と気になってた1冊を手に取ってみた。
パラパラと読むうちに「これはヤバイ事だらけじゃないか…」と思って買った「医者が教える食事術」
現代人の食生活にありがちな間違いを糖尿病専門医が説いたすごい1冊でした。
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「医者が教える食事術」 感想
内容
それらは、人体のメカニズムを無視した食べ方だったり、
根拠のない俗説、自分が試して良かっただけの自己流健康法、
一部の効能の拡大解釈するエセエビデンス食事法も少なくありません。
では、いったい何が正しい食べ方なのでしょうか?
本書は、20 万人を超える臨床経験を持ち、
最新の医療テータや医学論文に詳しい医学博士の著者が、
今の医学で正しいと言える「食の教養」をまとめた1冊。
感想 8/10
現代での代表的な病気である糖尿病。
糖尿と聞いても、なんか自分には遠い病気と思ってたけど、これ読んで寒気がした。
糖質の多いものを挙げてみると、
・ごはん、パン、麺類
・ケーキ、スナック菓子
・果物
これって普段みんな口にしまくってる物だらけじゃ無いか…
砂糖の固まりとなった飲料水
いろはす大好きなんですが、週に多い時だと5本くらい飲んでる。
でも、これ1本に対して角砂糖が6.6個入ってるなんてw
あと健康に良いと思って飲んでた、野菜生活100にもなんと3.7個だよ。
カルピスとかコーラなんて飲んだら、一気に倍の13個とかになるのでヤバイですよ。
砂糖の塊です。
飲み物の何がいけないかと言うと、液体なので体が吸収しやすいんです。
そのまま飲んだ糖分を体が吸収してしまい血糖値を一気に上げてしまうんです。
糖分の取り過ぎは肥満になる
血糖値が上がるとどうなるのか?⇨肥満になりやすいんです。
カロリーよりも、脂肪よりも糖質が太る原因になるそうです。
脂肪は食べても便として出ていくのですが、糖分は100%体に吸収される…。
ブドウ糖は生きていく上で必要不可欠なものなので、体がそう言う風になってるんですね。
糖分の取り過ぎは、糖尿病だけじゃなく様々な病気の根源にある肥満を出しやすいんですね。
血糖値が体の疲労やイライラを生み出す
例えば朝缶コーヒーを飲んだとします。
そうすると一気に血糖値が正常値の80から一気に倍の150まで急上昇。
一気に気分はハイになり、脳は気持ちよくなります。
実際の体の中で起こってる変化は、血糖値を下げる為に膵臓からインスリンを大量に放出。
一気にハイになった所から急下降する事で、イライラや眠気に襲われます。
このハイな気分を維持したいが為にまた糖質を取ってしまうと、終には糖質中毒となってしまいます。
最終的には、この作業を繰り返す事で、膵臓は弱ってしまい、インスリンが分泌されるのが遅くなり、「反応性低血糖」と言う疲れやすさ、眠気、不安、動悸、めまい、イライラ、頭痛など多岐に渡ります。
大事なのは、
・毎日口に入れる糖質量を制限する
・食べる順番を意識する(野菜→タンパク質→糖質)
・水を1日2L以上飲む(血糖値を下げ、代謝の質を上げる)
他にも、
老けない食事術や病気にならない食事術、やせる食事術など多岐に渡って分かりやすく書かれています。
非常にショッキングな学びが多く、食や健康にあまり興味を持って無かった方は目から鱗ばかりだと思います。
ぜひ一度読んでみて、ご自分の健康と食について改め直してみてください。