大阪の夏の終わりの音楽フェス「RUSH BALL2018」に3年ぶりに参加しました。
今回で20thという事で、先週末からの3Days開催となって非常にお祭りの様な感じ。
歴代出演バンドが顔を揃えた3日目は30代にとっては最高のラインナップでした。
感想やライブレポなどをどうぞ。
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ラッシュボール2018 20回目の感想
ラインナップ
青春バンドがずらりと並んだメインステージ。
20代の前半の時に熱狂してたバンドが連なっていて、今もなおライブ行ってる様なバンドも沢山。
このラインナップだけで遠征して来る人も多いと思えるすごいラインナップです。
特にこのフェスで育ったテナーは、15thの時もトリでしたが、今回もトリと言う事で気合い入ってるでしょう。
THE BACK HORN
バックホーン前に観たのは多分4年以上経ってるかも?って位に久しぶり。
最近の曲聴いてないけど、1曲目は「声」って珍しい感じ。
中盤でなぜか夏に「冬のミルク」をかまして、MCでは山田さんが「雨が止んで良かったねー」と言った瞬間に雨が降ってきたと言うBADなタイミングw
新曲の「Running Away」はなかなかカッコ良かったけど、そこからの「コバルトブルー」「刃」とキラーチューンの連打でぶち上がった。
振り向くな 後ろに道は無い 突き進め
西野カナより震えるよねこの歌詞って。
やっぱり男すぎてカッコいいバンドだ。久しぶりにパワーを貰ったよ。
ちなみになんばハッチで12月にライブあるみたいです。
セトリ
- 声
- シンフォニア
- 情景泥棒
- 冬のミルク
- Running Away
- コバルトブルー
- 刃
きのこ帝国
本日一番観たいバンドと言えばやっぱりきのこ帝国。
今邦楽で一番好きなバンド。
2年前に初めて観てから4回目のライブにして初の野外フェスです。
前方にはファンぽい大人しそうな色白な人達が集うw
リハから本人らが登場してくれました。
本編はなんと「35℃」でスタート。今日は曇って28℃しかないんだけどw
珍しいセレクトに嬉しかった。
2曲目は佐藤さんが、「クロノスタシスって知ってる?」
みんな「知ってる!」
佐藤さん「(もう1度)クロノスタシスって知ってる?」
みんな「知らないと僕が言う」
野外で気持ちよくこの曲で揺れるのって最高だね。
3曲目は「海と花束」
ワンマンではほぼ無いクラップが後方では上がるのに、ファンエリアは一切上がらないのが面白い所w
4曲目はなんと大好きな「疾走」
野外でこのタイミングで聴けるって最高じゃ無いですか。
いつも以上にピースフルな気分になって感慨深いわ。
そして、アルバムの告知をして「カノン」と言う新曲を披露。
新譜の曲聴けば聴くほどに「一体どうなるんだろうって不安感が強くなるw」
今の所超微妙…。
ラストは「東京」で締めて終わり。
一瞬で終わった。ワンマンがすぐにあるけど、「疾走」聴けただけで満足だ。
ほんとに素敵なバンドです。
関連記事:きのこ帝国のおすすめ曲とアルバム紹介 浮遊感のあるサウンドが魅力
セトリ
- 35℃
- クロノスタシス
- 海と花束
- 疾走
- カノン
- 東京
サンボマスター
フェスと言えばサンボマスター。
音魂組なので初のラッシュボール出場。
いつもの気合いで山口さんの煽りが続く。
熱い魂に熱いロックンロールを浴びさせてくれる。
心に強く突き刺さる言葉を持って、ストレートに突き刺して来る数少ないバンドの一つ。
いつも同じセトリだけど、サンボはそれでいいんだろうな。
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」で、語ってた「勝手に死ぬんじゃねーぞ。ここにくればいつでも笑顔にさせてやる」って言葉が最高だった。
全員優勝だ。
セトリ
- 世界をかえさせておくれよ
- 青春狂騒曲
- ミラクルをキミとおこしたいんです
- 輝きだして走ってく
- できっこないを やらなくちゃ
- 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
EGO-WRAPPIN’
ラッシュボールでしか観た事ないEGO-WRAPPIN’が今回も登場。
安定の盛り上がりだけど、やっぱり客層なのか人は少ない。
それでも、知らない曲がこんなにも楽しいのはいい曲いっぱいあるからだ。
ラストに弾き語ってくれたこの曲が素敵だった。
セトリ
- BRAND NEW DAY
- くちばしにチェリー
- A Little Dance SKA
- サイコアナルシス
- GO ACTION
- サニーサイドメロディー
9mm Parabellum Bullet
そして、お待ちかねの9mmです。
去年の12月のテナーとの対バン以来です。
ちなみに今月ZEPPでのワンマンのチケットは200番台。
今回は滝さんが復活してるのに武田さんもいるトリプルギターの5人体制です。
そのうち正式メンバーになっても良いわ。
1曲目から「太陽が欲しいだけ」をぶっ放す今日は何かが起こる感じ。
「Black Market Blues」で盛り上がり、最新曲の「キャリーオン」を投下。
「ハートに火をつけて」「新しい光」「生命のワルツ」とシングル曲で盛り上げといて、ラストはなんだろう?と思ったらまさかすぎる
「The World」何故?ってなるわw
ほんまずっとライブ観に行きたくなるクソカッコいいバンドですよ。
ワンマンあるので、フェス向けのセトリで我慢我慢。
セトリ
- 太陽が欲しいだけ
- Black Market Blues
- キャリーオン
- ハートに火をつけて
- 新しい光
- 生命のワルツ
- The World
ACIDMAN
そして、5月ぶりのACIDMAN。
なんでライブ観に行くバンドばかりが揃ってるんだよw
最後の国のSEで登場し、1曲目はなんと「赤橙」です。
会場一気に湧いて最高潮の気分。
そのまま「FREE STAR」でまだ見えぬ夜空を映し出す。
あのかっこいいイントロから入る「ミレニアム」でぶち上がらせたと思いきや、「ある証明」のイントロで畳み掛ける圧巻のライブ。
「人間はいつか死んでしまう。僕はずっとそんな歌を歌ってます。
だから今この瞬間。1分1秒を生きて、また会いましょう」
ラストは壮大なバラード「世界が終わる夜」
多分夜だったら泣かされたと思う、圧倒的な美しさを魅せてくれた瞬間、フェスが終わってしまう様な気分にさせられました。
短すぎたけど観れて良かったよ。
セトリ
- 赤橙
- FREE STAR
- ミレニアム
- ある証明
- 世界が終わる夜
the band apart
正直バンアパってまだやってるんだ位に思ってしまう懐かしさ…
ラッシュボールでしかラインナップ見る事無いし、全然最近の曲知らないもんね。
「Eric. W」とか「K.and his bike」が懐かしかった。
やっぱり超オシャレだし、ベテランライブバンドだなぁって思うかっこよさ。
ドロスの前に同じステージでバンアパ観れるのって、多分ラッシュボールだけだよね。
セトリ
- higher
- Castaway
- fool proof
- Still awake
- Eric. W
- 夜の向こうへ
- K.and his bike
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久々に観るドロスのライブ。
多分まともに観たのって、名前変える前のラッシュボールのATMCだったと思う。
正直音楽は好きだけど、洋平のキャラが嫌いでライブ観たくなくて毎回スルーするバンド。
セトリも攻めてて「starrrrrrr」聴けて嬉しかった感じ。
やっぱり集客も圧倒的だし、人気も今日の中では一人勝ちでしょうね。
黄色い声援が凄すぎたw
でも、ライブは圧倒的にカッコいいわ。
セトリ
- Burger Queen
- Adventure
- ワタリドリ
- starrrrrrr
- Girl A
- Mosquito Bite
- Kick & Spin
ストレイテナー
そして、20回目のフェスを締めるのは、同じく20年目のロックバンド ストレイテナー。
ホリエさんの一言目が「20回目のラッシュボール最後を飾るのは、今年結成20周年のロックバンド…俺たちロックバンっ・・・・・・・・・」って噛みましたw
こんな大事な場面でいきなりやらかしたよ。
「俺たちストレイテナーって言います」って一応言い直して「彩雲」でスタート。
聴けたらいいなって感じの好きな曲がまさかの1曲目。
テナーもワンマンで観たばかりだけど、フェスの大きなステージで見るとやっぱり違う期待感がある。
前回聴けなかった「REMINDER」のイントロで上がる気持ち。
「DSCGRPHY」のアレンジの効いたVerで踊りまくる楽しさ。
新曲「Braver」はレーザーが綺麗すぎたね。
ここでやるか?の「灯り」は意外だった(まだ夏だよ)。
そして、絶対今日やると全員が思ってた「シーグラス」で夏の終わりを感じる。
「Melodic Storm」で全員が大合唱して終わりかと思えば、ラストに一発「From Noon Till Dawn」をカマしてくれた。
もう最高じゃん。
メンバーが肩組んで挨拶しようとした時に花火がドッカーンと上がる。
そしたら、袖で見てたACIDMANとか9mmとかバンアパのメンバー登場して、写真撮影しながら戯れてますw
なんか20年共に頑張ってきた仲間の絆がここにあるんだろうな〜と、感じれる素敵な瞬間でした。
関連記事:ストレイテナーのおすすめアルバム・人気曲とセトリ 2000年代を代表するバンド
セトリ
- 彩雲
- REMINDER
- DSCGRPHY
- Braver
- 灯り
- シーグラス
- Melodic Storm
- From Noon Till Dawn
20年続けてくれてありがとう
4回しか行けてないフェスだけど、毎回安定のラインナップで関西の夏の終わりを楽しくさせてくれます。
段々若返りが凄い中、今回みたいな30代歓喜のラインナップがあって嬉しかったですね。
本当に20年間ありがとうございます。