前田祐二「人生の勝算」を読んだ感想 人生とビジネスの本質とは何かがよく分かる

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先日読んだキングコング西野さんの「魔法のコンパス」の中で紹介されていた前田祐二さんという方の「人生の勝算」という本を読みました。

「勝ちに行ってる強気なタイトルだな」と思ってましたが、内容はかなり柔らかくて、分かりやすい文書と確かな経験とそれに裏付く実績を形にしているのでかなり面白い本でした。

それでは感想をどうぞ。

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前田祐二「人生の勝算」

あらすじ

「秋元さん。僕は、ビジネスにも人生にも、勝算があります」

秋元康さんと出会った頃に、伝えた言葉です。
僕の勝算は、ビジネスにとどまらない。
僕は、自分の人生に勝つ自信がある。そんな、僕のような若造の言葉を受けて、秋元さ
んは、「君の、根拠のない自信が好きだ」と言いました。
以来、「人生の勝算」という言葉は、僕が迷った時に立ち返る大事な考え方になっています。

上述の通りこの本では、成長ビジネスの勘所について語っており、この本を読めば、あらゆる〝ビジネス〟の勝算が上がると確信しています。

しかし、単なるビジネス本は書きたくなかった。この本を手にとってくれた方が、自
分の〝人生〟そのものについて、勝算を持つ。そんな、温かい本を書きたかった。

僕が全力で魂を注ぎ込んだこの本が、皆さんの人生を1㎜でもプラスの方向に傾ける
ことを、心から願ってやみません。

(本書 「プロローグ」より)

 

感想 評価7/10

帯に堀江貴文さん、秋元康さんのコメントがあって、キングコングの西野さんが紹介する本なんて面白くないわけがないと思って購入。

買う前に西野さんのブログ見たら、第1章全部書いてあるんだもんね。

タダで読めたら余計内容気になって欲しくなりますよね。

手法からして上手ですが、内容はもっと戦略的に生きてる筆者の人生が書かれています。

親を亡くして生きるお金を稼ぐために始めた路上ライブの話から始まるのですが、この話が一番参考になりました。

人間の心理と人と人との絆の大切さを再確認する位に目から鱗の体験談。

路上ライブで引き語り時代の体験談

小学生ではバイトできないので、路上ライブでおひねりを貰おう。

価値のあると思ってたオリジナル曲では誰も足を止めない。

「未知よりも概知」誰もが知ってる曲なら足を止めて聞いてくれる。

もっと稼げる高級住宅街の駅前に行く。

客層が変わるので、そのターゲット層に合わせて曲目を変える。

 

当たり前なんですが、ニーズがないと歌さえも聞いてくれません。

ニーズとは何なのかと掘り下げた時に誰もが知ってるヒット曲になるんですよね。

そして、ターゲットの年齢層や性別にあった曲目を演奏する事で精度が上がります。

これって商売でも同じ事が言えますよね。

 

そして、もっとお客さんとの距離を縮める為に時間差でリクエストを受ける事にしたんです。

「今は歌えませんが来週ならと」次の待ち合わせを決めます。

そこで特別に練習した歌を歌う事で、その1曲はその人の中で特別なものになる

1週間という過程の中にある時間が勝手にその人の中にストーリーを生むんです。

それによりより特別なものになって、ファンになってCD買ってくれたり、お金を沢山入れてくれる。

絆を深めて、コミュニティを形成する事で本当のファンを作り、そこでビジネスを展開して行く理想の形となっているんです

 

路上ライブ一つ見てもそんなディープな思考を凝らしてやってるとは驚きです。

言われてみれば分かりますが、見ず知らずの方をファンにするって相当な時間と努力が必要でしょうからこの考え方はとても参考になります。

人と人との繋がりを生み出すという考え方で仕事も考えて行くと、単に物を売ると言う商売から脱却して、価格戦争なんて巻き込まれずに済むはずなんです

 

後半も良い事沢山書いてあるのですが、前半の印象深さは圧倒的でした。

なんとこの著者の方は1987年生まれで、私の1歳下です。

まだまだ努力が足りないなと思い頑張っていきたいなと思います。

 

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ぜひ読んで見てください。

 

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