ここ最近のフェスブームで音楽のライブ産業がにぎわってますね。
CDの売れない時代に突入し、握手券やおまけを付けた限定盤を何種類も買わせるのであれば、いっそうライブを楽しんでくれた方が健全に思いますね。
だってアーティストも人前で歌いたいだろうし、ライブって楽しいもんね。
そんなライブの話を広げる中で重要となるのがライブ会場ですね。
全国ツアーとなれば数ヶ月を掛けて周る様なアーティストも多く、都市圏では大きな会場でも、地方に行くと規模が半分以下になってたりします。
チケットの倍率はアーティストの人気と人の多さに比例するので、当然大きな会場でやる人達はその分取り難くなりますよね。
観光気分で地方に行ってより近くで観ようと思った方が手っ取り早い場合もあるのでライブの会場選びって結構重要なんですよね。
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ライブを楽しむ
ライブ会場規模
大きく会場を分けると5種類位に分かれますね。
・ドーム
・アリーナ
・ホール
・ライブハウス
・野外
代表的所がなのがこんな感じでしょう。
ではそれぞれのメリットやデメリットをまとめてみましょう。
・ドーム
東京ドームや京セラドーム、日産スタジアムまで3万人以上のキャパを持った普段は広々と野球やサッカーの試合をする会場。
ジャニーズやEXILEグループなんかはこのクラスでもチケット取れなかったりするみたいですが、バンドでは本当に一握りの人達しか出来ませんね。
音が良いかと言われると、専用会場ではないのでNOです。
しかも、高確率で席が遠い遠いので、肉眼で人を見るのは無理です。
普段チケット取れないので雰囲気味わいたいとか、どこでも良いから会場で曲が聞きたいとか、お祝いしたい的な感覚でみんなで楽しみましょうな会場です。
広いので双眼鏡必須です。
・アリーナ
広いところで2万人クラスのさいたまスーパーアリーナや大阪城ホール、武道館、横浜アリーナなんかが有名ですね。主に1万人以上収容出来る会場。
多目的なホールですが、音の響きは流石に良いのでステージの造りや席によってはかなり音楽を楽しめる会場です。
アーティストによってアリーナスタンディングもあったりするので、普段ライブハウスでやる様なバンドのライブも熱量を失う事無く楽しめます。
武道館バンドって最近良く出てきますが、やっぱり地方の大阪城を普通にソールドアウト出来たらほんとに人気が出てきた感じがしますね。
・コンサートホール
東京国際フォーラム、グランキューブ大阪などの大型のホールから1000人規模のホールまでコンサート用で作られた会場ですね。
コンサート用に作られてますので、音の響きはどこも良いですね。
席もあるので開園時間のちょっと前に到着すればいいのも凄く楽。(ドームやアリーナだとでかいので探すの大変です)
ちょっとした荷物なら足元や席に置けば良いので、何も考えることがありませんね。
難点は席が端っことか、2階の後ろの方になった時に見え難い所でしょうね。
あとライブハウスに慣れた方は広すぎてちょっとノリずらい思います。
この為ライブハウスが主戦場のバンドがいきなりホールでやると、物足りないファンが離れていくケースもありますね。
・ライブハウス
ZEPP規模になるとMAX3000人とか収容できる所もありますが、メインは数百人から大きくても1000人規模が多いでしょう。
会場時間に整理券順に並んで、順番に入場していきます。
なので番号が早い=好きな場所で観れます。(逆に良い番号でも、遅れていくと後ろの方でしか観えません)
最前が好きな人が居れば、壁際や柱や柵にもたれるのが好きな人も色々。自分の好きなポジションを選んで楽しめるのが良いですね。
この点は慣れればなれるほど選び方があって、「今日はギター側」とか「全体が観たいから今回は後ろ」とか毎回行っても違う視点で楽しめます。
要注意なのは激しいバンドの場合は、モッシュ(満員電車で体を激しくぶつかるイメージ)やクラウドサーフ(人の密集したところで頭の上を転がる)が発生するので前方エリアは危険な場合が多い。慣れていても足で蹴られたりして痛い目に遭います。
大きな会場であれば後ろに段差がありますが、小さな所だとフラットなので、男性の多いバンドだと、背の低い方は不利な場所でもあります。
でも、他の会場よりも圧倒的に近くで見えますし、熱量の差が凄く伝わるので観てて一番楽しいのはライブハウスですね。
・野外特設会場
主に各地のフェスで使われるのが野外。
大型フェスなら「ロッキンオンジャパン」の茨城県のひたちなかだったり、「フジロック」の苗場スキー場だったり、「ライジングサン」なら北海道の小樽だったり、「サマーソニック大阪」なら舞州だったりとその地方の自然と共に音楽を開放的に楽しめる所ですね。
メリットとしてはやっぱり自然と調和する音楽を開放的に感じられる楽しさ。
またフェスなどは屋台があったり、シートスペースがあったりと、家族や仲間と来てワイワイ音楽以外にも開放的に遊べる空間となってます。
デメリットはやっぱり全天候じゃないので雨が降った時に辛い点ですね。(最悪中止もありえる)
台風の場合なら中止になりますが、普通の雨であれば雨具の用意が必要だったりするので慣れてるフジロッカー以外には辛い場面があります。
あとは夏フェスに多いのが、熱中症や脱水症状が起こりやすいので体調管理に気をつけないといけない点。
これも慣れなんですが、初めての方とかに多いのが全部観たいから頑張りすぎるんですね。
メインを数組決めて、あとは普段と違ったバンドや気になってたバンドを後ろの方で楽しむのもフェスの醍醐味。
新たな音楽との出会いも沢山あるので、フェスは体験する事をお勧めします。
ライブ規模に関わらず楽しみましょう
会場規模に応じて楽しみ方は色々ありますが、純粋に好きなアーティストのライブは何度でも観に行きましょう。
迷ったら迷った分後々後悔しますし、人間なのでいつ辞めても(死んでも)おかしくないし、海外バンドなんて、次いつ日本に来てくれるかも分からないですからね。
ほんとに好きなバンドが何十組も解散するのを味わってるので、この気持ちは回を重ねるごとに重くなりますね。