冬のある日に訪れた本屋で探してた本の近くにあった表紙が気になった1冊。
「スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件」ってタイトルが無性に気になって、どんなビジネス書籍なのか?とめくってみるとエッセイ本でした。
読み始めると笑いが止まらない。「これはここで読み続けると人の目が怖い」と言う事で購入したのですが、超面白いので感想をどうぞ。
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著者の山本ゆりさんとは
大人気ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」を書く料理ブロガー。
現在、6冊出ているレシピ本「syunkonカフェごはん」シリーズは累計430万部を突破。
料理はどこにでもある物で簡単に出来るレシピを提案するスタイルで、とても手軽に出来る物が多くとてもおすすめ。
ブログは料理だけでなく、本書に入ってる様な他愛もない話がとても人気で話題となりエッセイ本も本書で2作目になります。
感想 評価10/10
「ティーバッグって1回で捨てますか?」
「今日がカレーでいいよが腑に落ちない件」
「食べ物を口に入れ続けるスイッチがあることについて」等
日常に潜んでただただ流してしまう様な他愛もない話が大量に出てくるのですが、めっちゃ共感できる笑い話ばかり。
「自分以外にもこんな思いしてるんだ」とか「やっぱりそうだったんだ」ととても共感出来ます。
「満腹感が欲しいんじゃない」「満足感が欲しいんだ」
これ名言です。
何年も思い続けてて、忘れてしまってた事が唐突にやって来るそんな本です。
なんでこれクローズアップできるん?と思うくらいにピンスポットでやって来るのが驚く位に鋭い観点を持って面白すぎます。
メインじゃないけどカラーで途中に出て来る「田舎に泊まろう」の文章がとても好きです。
まさにそんな生活してしまってる自分がいる事に気付いて家族で笑ってました。
読みながら「これってまさにこの瞬間だよね」って言う位。
とにかくみんな楽しく読めて笑わせられて、元気を貰って、共感出来てしまうとは表紙を見た時点で思いもしなかったです。
タイトルと表紙はそれを狙った複線か?と思う程に狙ってますよね?
これは本当に去年のベスト5に入る位のいい本です。
しかも、この方も同い年っていう悔しさです。
Amazonのレビューもチェック
syunkonカフェ雑記 ~クリームシチュウはごはんにあうか否かなど~ (扶桑社ムック)
料理本も書いましたがほんとに簡単なの多くて勉強になります。
読書するならKindleお勧めです。