色んなブロガーさんのブログで紹介されてて気になっていた四角大輔さんの「自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと」を読みました。
感想をどうぞ。
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四角大輔「自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと」
著書:四角大輔さんとは
ソニーミュージック、ワーナーミュージックに計15年間勤め、アーティストプロデューサーとして、絢香、Superfly、平井堅、CHEMISTRYなどを手がけ、7 度のミリオン、20回のオリコン1位など、数々のヒットを創出し、CD総売上2千万枚を記録。
大量消費社会と中央集権制度から距離を置くべく、持続可能でインディペンデントな生き方を求め、ニュージーランドの原生林に囲まれた湖で、自給自足ベースの〝森の生活〟を営み、年の半分近くは世界中で〝移動生活〟を送る。
場所の制約を受けないワークスタイルを構築し、スタートアップ「OSIRO(株)」と社団法人「the Organic」の共同代表、「(株)LOHAS International」取締役、シンガーソングライター「尾崎裕哉」のプロデュース、ベンチャーの顧問や株主、企業や団体のアドバイザー、エシカル/オーガニック/アウトドア系ブランドのプロデュースやアンバサダーなど、様々な分野でクリエイティブワークを行う。
上智大学非常勤講師を務め、多くの大学で「ライフスタイルデザイン講義」を行い、独自開発した「人生デザイン学」をオンラインで学べる会員制コミュニティ『Lifestyle Design Camp』の学長を務める。
オフィシャルHPより
あらすじ
赤ちゃんの正面顔という表紙は、「全裸でなにも持たず、無垢なオリジナリティ100%で産まれてきたあの瞬間を思い出そう」という著者の意図がこめられている。帯に記された言葉「本来無一物」も同様のメッセージで、「人は本来なにも持たずに生まれ、何も持たずに死んでいく」という禅の言葉である。
今後の自分にプラスにならないと思ったものは、潔く捨てればいい。
捨てれば捨てるほど、視界と思考からノイズが取り除かれ、本当にやりたいことが明らかになるからだ。
人生は余計なものを削ることで、自分らしさを取り戻していく。
捨てれば捨てるほど、集中力が高まり、本当の能力が引き出される。
(プロローグより)上智、京都精華、慶応、法政、立教、獨協大学など複数の大学で、多くの学生から支持を得た「ライフスタイルデザイン | セルフプロデュース講義」をもとに、自由でインディペンデントな人生をつくるための珠玉の50メッセージ&ノウハウを厳選。
異常な「ノイズジャングル」と著者が警笛を鳴らす今の時代を、クリエイティブにサバイブする方法を説いたシンプルなハックス集。Amazonより
感想 評価8/10
人生において一番大切な時期である10代から20代の転換期。
義務教育から抜け出し受験や就職などの時期を迎え晴れて社会人生活を送る日々がやって来ます。
とにかく身軽な20代。夢と希望に溢れて、やりたい事にチャレンジできる一番楽しい時期。
でも、そんな楽しい時間はあっという間に終わってしまい、社会という荒波に揉まれ、会社という色に染まり、人間関係にストレスを抱え、自由を奪われていきます。
気づいたらなりたく無かった大人のモデルに自分もなっていた!って方非常に多いんじゃないでしょうか?
自由に自分らしく生きるって思っていたあの頃の想いはもう戻ってこないのか?
そんな事を考える人にお勧めな1冊。
って殆どの人に当てはまるんじゃない?と思う位痛烈に突き刺さる内容でした。
20代は捨て。
今後自分のプラスにならないと思ったものは、潔く捨てれば良い。
捨てれば捨てるほど、身の回りからノイズが取り除かれ本当にやりたいものが見えてくる。
冒頭に書いてあるんですが、これは本当に納得。
世の中は情報に埋もれ過ぎて、必要のないものがどんどん増えていく現状。
切り取りたく無くてもSNSを通して勝手に飛び込んで来て、また物欲や羨ましい感情が生まれてしまいます。
一時期ストレスでネットや雑誌を見ては買い物をして物欲で発散している時期がありました。
でも、これってモノを手に入れた事で満足して、本当に満たされているのかと言えば答えはノー。
一時的な満足感を得て、再び空腹になるのを待ってる気分なんですね。
負の連鎖が起こるだけで、何も解決してないんですよ。
ほんとあの頃の自分に言い聞かせたい言葉が詰まっております。
特に気に入った一部を紹介します。
定時を捨てる
他人が作った時間割に縛られるな。自分で作った時間割は自由への入り口。
「お昼休みだからランチ」から「お腹が空いたからランチ」へ。
深夜を捨てる
人生で一番大切なのは睡眠だ。
睡眠は今日のおしまいではなく、明日の始まり。
太陽のリズムで生きる事により、体調面、精神面、仕事の効率全てがよくなる。
なじみを捨てる
昔からのなじみの友達。
気を使わなくても良いひと時には安らぎはあるが、今いるべき所なのかという判断が重要。
過去よりも今を楽しんで生きられるなら孤独にも慣れよう。
「あの時はこうだった」から「さあ、いこう」
成功例を捨てる
自然と同じく社会は雄大で深遠な存在で、コントロールは不可能。
戦略だけではめようとすると、そこそこの成果しか出ない。
大きな存在の前に自分は無力。
そう思う事で人は変化を恐れずに挑戦することができる。
Amazonのレビューもチェック
自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)
20代じゃなくても実践すれば大きな価値のあるモノになると思うので是非読んで見てください。
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