[2018年版] 朝井リョウ 全作品一覧・感想を刊行順にご紹介(新作・おすすめ)

 

若き天才直木賞作家「朝井リョウ」先生の作品を年代順にまとめてみました。

ゆとり世代独特の感性で描かれる物語は、今の時代を象徴する様な鋭い観点や男なのに女性目線の気持ちを上手く描いた繊細な物語があってとても多彩な表現力を思っています。

スポンサーリンク

朝井リョウ 作品一覧[おすすめ・感想]

1.桐島、部活やめるってよ(2010年)

あらすじ
きっかけは、キャプテンの桐島が突然バレー部をやめたことだった。そこから波紋が広がっていく。地方の県立高校のバレー部、ブラスバンド部、女子ソフトボール部、映画部、野球部――。それぞれの部活で、教室で、グラウンドで、5つの物語がリンクする。彼らがそれぞれ抱える問題は? 桐島はなぜ部活をやめたのか?

評価7/10

名前に騙されず読んで欲しい作品。

霧島を取り巻く人達が霧島について語りながら、リアルな感情、葛藤を吐き出して行く青春小説。

本当に見事な短編で描かれているので、あっという間に読めるて感慨深い作品。

「すごいこの嫌な感覚わかる」とか共感できる部分も多いし、「やっぱあの時こうしとくべきだった」とか反省してしまいました。

とにかく人間の繊細な感情を言葉にして表現するのが上手い方なので、面白いです。

2.チア男子!!(2010年)

あらすじ
大学1年生の晴希は、道場の長男として幼い頃から柔道を続けてきた。だが、負けなしの姉と比べて自分の限界を悟っていた晴希は、怪我をきっかけに柔道部を退部する。同時期に部をやめた幼なじみの一馬に誘われ、大学チア初の男子チームを結成することになるが、集まってきたのは個性的すぎるメンバーで…。チアリーディングに青春をかける男子たちの、笑いと汗と涙の感動ストーリー。

3.星やどりの声(2011年)

あらすじ
星になったお父さんが残してくれたもの―喫茶店、ビーフシチュー、星型の天窓、絆、葛藤―そして奇跡。東京ではない海の見える町。三男三女母ひとりの早坂家は、純喫茶「星やどり」を営んでいた。家族それぞれが、悩みや葛藤を抱えながらも、母の作るビーフシチューのやさしい香りに包まれた、おだやかな毎日を過ごしていたが…。

4.もういちど生まれる(2011年)

あらすじ
彼氏がいるのに、親友に想いを寄せられている。汐梨、平凡な日常と、特徴のない自分に飽き飽きしている。翔多、絵を通して、壊れた家族に向き合おうとする美大生。新、美人で器用な双子の姉にコンプレックスを抱く浪人生。梢、才能の限界を感じつつも、バイトをしながらダンス専門学校に通う。遙。あせりと不安を力に変えた5人が踏み出す“最初の一歩”。

評価7/10

大学生を描いた短編集。

これも霧島に近い感じで、短編がちょっとずつ繋がっていて、人によって思っている感情の違いが露骨に出ていて人間の心理深さを感じさせます。

キラキラよりもドロドロだけど、そこがリアルで良いよね。

5.少女は卒業しない(2012年)

あらすじ
今日、わたしはさよならする。図書室の先生と。退学してしまった幼馴染と。生徒会の先輩と。部内公認で付き合ってるアイツと。放課後の音楽室と。ただひとり心許せる友達と。そして、ずっと抱えてきたこの想いと―。廃校が決まった地方の高校、最後の卒業式。少女たちが迎える、7つの別れと旅立ちの物語。恋愛、友情、将来の夢、後悔、成長、希望―。青春のすべてを詰め込んだ、珠玉の連作短編集。

評価8/10

卒業式という特別な日を描いた何気ない日常の話。

これも短編で描かれているのですが、凄い繊細な感情を露わにしてるので凄いなぁと思いました。

出て来るのは全部少女なんだけど、少女漫画みたいなドラマはありません。

ある意味日常の延長にあって面白いです。

6.時をかけるゆとり(学生時代にやらなくてもいい20のこと) (2012年)

あらすじ
初エッセイ集では、天与の観察眼を駆使し、上京の日々、バイト、夏休み、就活そして社会人生活について綴る。「ゆとり世代」が「ゆとり世代」を見た、切なさとおかしみが炸裂する23編。『学生時代にやらなくてもいい20のこと』改題。”圧倒的に無意味な読書体験”があなたを待っている!?

7.何者(2012年)

あらすじ
就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。

評価9/10

最年少で直木賞を受賞した記念すべき作品。

就活をする大学生のグループの表と裏の姿を描いた現代のリアルを映し出した物語。

ラストにあっと驚く展開もありながら、人間ってやっぱりこうなのねと思わせる繊細さが見事。

ぜひこれは多くの人に読んで欲しい作品です。

8.世界地図の下書き(2013年)

あらすじ
両親を事故で亡くした小学生の太輔は「青葉おひさまの家」で暮らしはじめる。心を閉ざしていた太輔だが、仲間たちとの日々で、次第に心を開いてゆく。中でも高校生の佐緒里は、みんなのお姉さんのような存在。卒業とともに施設を出る彼女のため、子どもたちはある計画を立てる…。子どもたちが立ち向かうそれぞれの現実と、その先にある一握りの希望を新たな形で描き出した渾身の長編小説。

9.スペードの3(2014年)

あらすじ
有名劇団のかつてのスター“つかさ様”のファンクラブ「ファミリア」を束ねる美知代。ところがある時、ファミリアの均衡を乱す者が現れる。つかさ様似の華やかな彼女は昔の同級生。なぜ。過去が呼び出され、思いがけない現実が押し寄せる。息詰まる今を乗り越える切り札はどこに。屈折と希望を描いた連作集。

評価7/10

宝塚みたいな劇団を舞台に女だけの世界を描く朝井ワールド。

学生から大人になった物語はもっとドロドロだったけど、なんでこんな感情がわかるのかなと思う位に感受性豊かなひとです。

読んでてほんとにドキッとするので、他の人にない感情が広がります。

10.武道館(2015年)

あらすじ
「武道館ライブ」を合言葉に活動してきた女性アイドルグループ「NEXT YOU」。さまざまな手段で人気と知名度を上げるが、ある出来事がグループの存続を危うくする。恋愛禁止、炎上、特典商法、握手会、スルースキル…“アイドル”を取り巻く様々な言葉や現象から、現代を生きる人々の心の形を描き表した長編小説。

評価6/10

朝井リョウの描くアイドル物語。

アイドルの輝かしい表舞台と悩める少女達の本質が痛々しい現実を見せる物語。

本当に朝井さんは、女性の世界が分かりすぎて怖い。

11.世にも奇妙な君物語(2015年)

あらすじ
いくら流行っているからといって、経済的にも精神的にも自立した大人が、なぜ一緒に住むのか(第1話「シェアハウさない」)。その人がどれだけ「リア充」であるかを評価する、「コミュニケーション能力促進法」が施行された世界。知子のもとに、一枚の葉書が届く(第2話「リア充裁判」)。親のクレームにより、幼稚園内で、立っている金次郎像が座っているものに変えられた!(第3話「立て!金次郎」)。…そしてすべての謎は、第5話「脇役バトルロワイアル」に集約される。

12.ままならないから私とあなた(2016年)

あらすじ
友人の結婚式で出会った彼女は、他の場所では全く違うプロフィールを名乗っていた―「レンタル世界」。高校時代から発明家として脚光を浴びてきた薫。しかし、薫をずっと近くで見ていた雪子は、彼女があまりに効率を重んじることに疑問を感じる―「ままならないから私とあなた」

13.何様(2016年)

あらすじ
光太郎が出版社に入りたかったのはなぜなのか。
理香と隆良はどんなふうに出会って暮らし始めたのか。
瑞月の両親には何があったのか。拓人を落とした面接官の今は。
立場の違うそれぞれの人物が織り成す、`就活’の枠を超えた人生の現実。
直木賞受賞作『何者』から3年。いま、朝井リョウのまなざしの先に見えているものは――。

14.風と共にゆとりぬ発売(2017年)

あらすじ
「別冊文藝春秋」「日本経済新聞 プロムナード」掲載分に大量の書き下ろしを加え、
計500枚の大ボリュームでおくる傑作エッセイ集!

読んで得るもの特にナシ!! 立派な感想文なんて書けっこない、
ひたすら楽しいだけの読書体験をあなたに。

読書するならKindleがおすすめ

Kindle paperwhiteは紙より読みやすい!読書が快適なメリットを紹介[防水モデル登場]

2018.10.17
電子書籍のメリット紹介

kindleをお風呂で使う方法と防水ケース紹介 スキマ時間で読書しよう

2018.02.05
Kindle使えばお風呂で気軽に読める

Amazon「プライムリーディング」のおすすめ無料Kindle本を紹介

2018.03.26
プライム会員なら無料で読める

スポンサーリンク