2019年に上半期に読んだ本 ベスト10作品紹介

 

2019年も早いもので半年が終わろうとしています。

今年はそんなに本を読めておりませんが、半年間の中で読んだ本の中から面白かった作品を10冊紹介したいと思います。

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2019年に上半期に読んだ本ベスト10作品紹介

国境のない生き方

あらすじ
14歳で1か月間、欧州を一人旅。17歳でイタリアに留学し、どん底のビンボー生活も経験。様々な艱難辛苦を経験しながらも、明るく強く生きてこられたのは、本と旅、人との出会いのおかげでした!
この新書に登場する本は、三島由紀夫に安部公房、『百年の孤独』のマルケスに、『蜘蛛女のキス』のブイグ、漫画界からは手塚治虫に藤子・F・不二雄、つげ義春に高野文子など。
旅は、欧州一人旅に始まって、キューバ、ブラジル、ヴェトナム、沖縄、地獄谷のサルの温泉などが登場。
膨大な読書経験と、旅の記憶、強烈な半生に支えられたヤマザキマリの人生論は強くて熱い! 本書に登場する、ヤマザキマリの名言をさわりだけ紹介します(一部、要約しています)。

「ガンガン傷ついて、落ち込んで、転んでは立ち上がっていると、かさぶたは厚くなる。その分、たくましくなる」
「他人の目に映る自分は、自分ではない」

評価 9/10

テルマエ・ロマエの著者であるヤマザキマリさんのエッセイ本。

人生思い切って飛び込んだから何とかなるんじゃないかと思った1冊。

行動する勇気が人生で一番大事じゃないかと思わされました。

こんな生き方もあるんだと知る事が出来て、人生に悩んだ時にお勧めの1冊。

 

ミレニアル世代のお金のリアル

評価8/10

20~30代にお勧めのお金の本です。

お金の本てわざわざ読むの?って感じだと思いますが、お金に関する事を学校で習わない日本人は、本当に基本的な知識からして知らないことばかりです。

基礎的なことから、税金の仕組みや貯蓄の仕方、将来の必要なお金の貯め方などは色んな人の考え方から知る事が必要です。

マネーリテラシーを養うだけで、人生どれだけ楽になるかという事を30代目前で知りましたから、10代で知ってたら30歳までに1,000万円は投資してたな。

この本を書かれたのが同世代ということもあり、40~50代の方の書かれたお金の本と違って、ジェネレーションギャップを感じずとても理解しやすくて、実践しやすいと思います。

日本では誰もお金に対する勉強を教えてくれないので、ぜひ早いうちに勉強してください。

人生がときめく片づけの魔法(改定版)

 評価10/10

人生に大きな影響を与えてくれた本の中でも、myベスト5に入る名書の改訂版です。

こんまりさんは今ではアメリカで大人気のスター的な存在に上り詰めていますが、原点となったのはこの本ですね。

物を所有するのが好きだった私の人生を変えてくれた、とても精神的にも素晴らしいお片づけのマインドが書かれています。

所有物の半分以上は要らない物と言う事が良く分かると、心置きなく捨てられますからね。

 

マチネの終わりに

あらすじ
結婚した相手は、人生最愛の人ですか?ただ愛する人と一緒にいたかった。なぜ別れなければならなかったのか。恋の仕方を忘れた大人に贈る恋愛小説。

評価8/10

大人の純愛小説。本当に泣ける話であり、最後の最後まで辛いのかなってドキドキします。

とても奥深い描写と時代背景と世界情勢が作るこの世界観がもう泣かせてくれます。

この設定ならどれだけ簡単にでも2人の世界を近づけられそうなんだけど、互いの想いが深い分思いやりが凄く伝わってくるんですよね。

こんなにも想ってくれる存在がいるって幸せだなぁと、噛み締めながら読んで泣いてしまいました。

 

うちの子が結婚しないので

あらすじ
老後の準備を考え始めた千賀子は、ふと一人娘の将来が心配になる。28歳独身、彼氏の気配なし。自分たち親の死後、娘こそ孤独な老後を送るんじゃ…?不安を抱えた千賀子は、親同士が子供の代わりに見合いをする「親婚活」を知り参加することに。しかし嫁を家政婦扱いする年配の親、家の格の差で見下すセレブ親など、現実は厳しい。果たして娘の良縁は見つかるか。親婚活サバイバル小説!

評価8/10 

垣谷さんの描く親婚活エンタメ小説

親婚活って世界がもう現代らしくて、馬鹿みたいな親に子供が登場して面白過ぎました。

世代別の結婚への価値観とか、人それぞれの考え方があって勉強になるんだけど、今だに昭和の風情が残ってる親世代の会話が昭和すぎてヤバかった。

親婚活って物を行うくらいやから、相当な過保護にも思えるけど、結局自分の老後を考えてる人が多いんだなぁと思う。

時代に合った作品でとても面白かったです。

 

神さまを待っている

あらすじ
文房具メーカーで派遣社員として働いていた26歳の女性は、正社員になれず、家賃が払えなくなりあっという間に貧困になだれこんでいく。漫画喫茶で寝泊りして、菓子パンで腹を満たす生活から抜け出すために、彼女が選んだのは「出会い喫茶」でお金を稼ぐことだった。生きるために「ワリキリ=売春」をしなくてはいけないのか。

評価 9/10

現代の貧困女子をテーマにした小説です。

最近の問題となってる貧困家庭の生まれる内情みたいな世界が描かれていて、リアリティ高すぎて驚きでしたよ。

貧困の原因って色々あるんだろうけど、家庭環境が悪ってのがやっぱり可哀想ですね。

助ける為の制度はあっても、本人達が知る事も出来ない状況を改善して欲しいよね。

 

最後の医者は桜を見上げて君を想う

あらすじ
「流されるままに生きればいい」。小さな診療所を始めた医者・桐子は患者に余命を受け入れる道もあると言い切る。一方、かつての同僚・福原は大病院で閑職に追いやられてもなお、患者の「延命」を諦めない。別々の道を歩む二人が、ある難病の恋人同士を前に再会を果たす時、それぞれに壮絶な過去が呼び覚まされるのだった。残された日々を懸命に生きる患者と医者の葛藤と闘いを描き、大反響を呼んだ医療ドラマ。

評価9/10

ちょっと異質な2人の医者の物語は傑作でした

自分の人生をどれだけ医者に預けるかってのを真剣に考えさせられました。

ただ長く生きられるのなら、辛い治療や薬の投与も構わないのか?

長生きする事が幸せだとは思わないし、その人の本当に望む生き方で残りの寿命を全うして欲しいと改めて考える事の出来るお話です。

これから死と向きあう事が増えていくでしょうし、この医師達の考え方はとても他人事じゃないと思うので、すごく考えさせられます。

 

みかづき

あらすじ
昭和36年。放課後の用務員室で子供たちに勉強を教えていた大島吾郎は、ある少女の母・千明に見込まれ、学習塾を開くことに。この決断が、何代にもわたる大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる。二人は結婚し、娘も誕生。戦後のベビーブームや高度経済成長の時流に乗り、急速に塾は成長していくが…。

評価 9/10

塾を舞台にした家族と教育の物語です。

結構長い本のなのだけど、すらすらと読ませる力は流石です。

親子3代に渡って壮大な物語を歴史と共に勉強しながら、考えさせられるとても深い小説。

時代は変わろうが、根底にある考え方はもっとしっかりしたものがあるはずなんだけど、環境が全てを変えてしまったのかなと思わされました。

 

そして、バトンは渡された

あらすじ
血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。

評価9/10

本屋大賞2019年受賞作。

設定が母親2人、父親3人に育てられたって不幸の物語かな?って思ってましたが、伊坂幸太郎ばりにセンスのいい言葉のチョイスと絶妙な感情表現で、上手く物語をリードしてくれて一気読み。

読み終わって帯を見た時に「家族よりも大切な家族」って書いてましたが、本当に良い関係だなぁってボロボロに泣いた私は思いました。

森宮さんの「親になるって、未来が二倍以上になることだよって。明日が二つにできるなんて、すごいと思わない?未来が倍になるなら、絶対にしたいだろう。」って言葉に感動です。

梨花さんの覚悟に水戸さんの愛。泉ヶ原さんの人の良さ。

全てが血が繋がってなくても、家族になれるんだって見せつけられた。

本屋大賞の中でも特に感動作でした。

 

キネマの神様

あらすじ
39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。

評価10/10

原田マハさんは、読めば読むほど名作のオンパレードなのですがこの本もとても温かい気持ちを溢れさせてくれる至福の物語でした。

絵画の話も奥深さが素晴らしいのですが、映画の話も上手すぎでした。

名作映画を再び見たくなる事間違いなし。

映画も、小説も本当に素敵な旅に連れて行ってくれる事を再確認できました。

超お勧めです。

 

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