どっぷりハマる長編小説のおすすめ10作品紹介[本の世界に浸る]

 

今回は私の好きな、本のおすすめ紹介。

眠れなくなるほどに本の世界に没頭できる長編小説を紹介します。

笑いあり、涙あり、時には人生を変えてくれる程の感動を与えてくれる物語。

出逢えて良かったと思える本10作品をどうぞ。

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どっぷりハマる長編小説のおすすめ10作品紹介

小野不由美「屍鬼」

あらすじ
人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躙したかのように散乱していた――。闇夜をついて越して来た謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。殺人か、未知の疫病か、それとも……。超弩級の恐怖が夜の帳を侵食し始めた。

評価 10/10

私が本を読むきっかけとなった、人生においても非常に重要な分岐点となる1冊。

ジャンプで連載してた漫画「屍鬼」の原作が小説と言うことで読み始めましたが、まさか単行本にあんなに文字があるとは思いませんでしたw

断片的に進む物語の展開にモヤモヤしながらも、先が気になりすぎる気味の悪さは絶妙です。

物語が進めば進むほどに裏側から村人に念を送りたくなる位に気持ちが入ってしまう。

ホラー作品なんだけど、人間心理を上手く捉えた描き方で最後の最後まで一気読みできるんですよね。

本当に素晴らしい作品でした。

今ならアニメや漫画もあるので、そっちから入ると理解しやすいです。

 

貴志祐介「新世界より」

あらすじ
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。

評価 10/10

今まで読んだSF作品の中で、ズバ抜けて好きな作品です。

1000年後の意外な世界の描き方や人間持ってる野心の行く先にあるもの。

それを取り巻く環境が一体後にどう繋がっていくんだと、読みながらどんどん加速していくスピード感が楽しすぎる。

下巻以降の怒涛の展開は本当にお見事で、謎が解けた瞬間の気持ち良さと薄気味悪さは紙一重。

1度読んだら何度も読みたくなる世界観。定期的に読み直す数少ない作品です。

 

海賊とよばれた男

あらすじ
一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。 –

評価 10/10

「永遠の0」の作者である百田さんも名作を沢山ありすぎますが、個人的にはこれが一番感動しました。

出光の創設者 出光佐三の人生を描いたノンフィクションのドキュメンタリー的な大作です。

今の日本があるのは、こんな素晴らしい人達がこの国の為に生きてたんだと知れる素晴らしい筆力を持った情熱的な1冊。

歴史的な背景に魅力的な人物を沢山描き、誰もが感動する様な構成を見事に構築した物語。

たしかに国岡商店の事業はすべてなくなった。残っているのは借金ばかりだ。

しかしわが社には、何よりも素晴らしい財産が残っている。一千名にものぼる店員たちだ。

彼らこそ、国岡商店の最高の資材であり財産である。

この素晴らしい考え方が好き。

 

東野圭吾「白夜行」

あらすじ
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々と浮かぶが、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い目をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別の道を歩んでいく。二人の周囲に見え隠れする、いくつもの恐るべき犯罪。だが、証拠は何もない。そして19年……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。

評価 10/10

映画にもドラマにもなった、とても重厚な傑作ミステリー

誰もが傑作と知って、一度は手に取る作品だとは思いますが、あまりの分厚さに諦めてしまうと言うお話も良く聞きます。

たしかに濃厚なほどの分厚さ。

ただ読み始めて、この2人の世界に入り込むと不思議とページをめくる手が止まらなくなるんですね。

二人が成長していく姿とその影で何かが常に起こっている。

闇の中でモヤモヤが沢山出てくると思います。

 

主人公2人の心理的な描写が無いのがこの作品の特徴で、時々出てくる刑事が全てを語っていると思います。

この重い本に込められた長いな長いストーリーの真実が見えた時には、ほんとゾクゾクしますよ。

 

高野和明「ジェノサイド」

あらすじ
イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本で薬学を専攻する大学院生。二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。一気読み必至の超弩級エンタメ!

評価 8/10

まるでハリウッド映画を観てる様な大迫力の物語。

こんな大規模な世界を舞台にした物語が日本にあったんだと読みながら驚きました。

日本の学生と舞台が違いすぎて先が読めない展開なんだけど、ワクワクが止まらない設定に読む手が止まらないんですよね。

世界がこんなところで交わるなんて、誰も予想できない展開に後半は驚きの連続でした。

 

吉田修一「国宝」

あらすじ
1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」―侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そしてオリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか?

評価 10/10

吉田修一さんの記念作品は、事前情報を凌駕するくらいの過去最高の物語。

上下で700Pを超える大作ですが、あっという間に読み切れるノンストップの胸踊る熱い熱い情熱が篭ってましたね。

歌舞伎に興味が無くても、あっという間にこの世界に浸れてしまい、2人の男の生き様にとにかく感動させられました。

運命の悪戯が何度も一家を苦しめる中で、何度でも立ち上がる姿を見せられて、文字だけで感動させられる物語。

 

桐野夏生「OUT」

あらすじ
雅子、43歳、主婦。弁当工場の夜勤パート。彼女は、なぜパート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか?
自由への出口か、破滅への扉か? 四人の女たちが突っ走る荒涼たる魂の遍路。

評価 10/10

圧倒的な構成と人物の描写力は素晴らしく、上下通して800P近い分厚さもあっという間に読めます。

どこでもありそうな問題を抱える家庭と、その中に潜む闇が引き起こしていく顛末。

途中死体が出てからは、物凄くグロい話になるのだが先が気になって仕方がない。

とにかく人が怖すぎて、途中で止まらないのだ

最後はバットエンドにもハッピーエンドにもならないが、その分読後感は悪くならなかったです。

あまりにも人間のグロい部分を丸裸にした暗闇の小説だったが、劣等感を持つ事で安心するのだろう。

こんな話はポジティブ過ぎる物と同じ位ウケる気がしますね。

 

辻村深月「かがみの弧城」

あらすじ
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこにはちょうど“こころ”と似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。 すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。

評価 10/10

辻村さんの最高傑作だと思う本屋大賞受賞作。

作品の内容はファンタジーなんだけど、読み進むに連れて謎が気になるミステリー。

辻村作品らしい展開ながらも、過去作品よりも圧倒的に読みやすい展開なんですよ。

それなのに物語の後半からは怒涛の展開で、遂に正体がわかる時に涙する事でしょう。

孤独を超えて自分の世界を破れるきっかけを与えてくれる、ドラえもんの様な素晴らしい物語が出来上がってるんだなと感動してしまいましたね。

毎回最初のページがラストに繋がるのだけど、今作も最後の救われた気持ちがある晴れ晴れとした温かいストーリー最高でした。

 

宮部みゆき「模倣犯」

あらすじ
公園のゴミ箱から発見された女性の右腕。それは「人間狩り」という快楽に憑かれた犯人からの宣戦布告だった。直木賞受賞作『理由』以来三年ぶりの現代ミステリー。

評価 8/10

宮部さんの長編はどれも面白いのですが、特別長くておすすめしたのは模倣犯。

とても緻密で人物描写が深いので、宮部さんの本はどれも長いんですよ。

でも、そこを丁寧に描かれてる分、物語が面白ければどんどんハマる。

本当に酷い犯行と犯人の姿なんだけど、現実に起こってる事件もこんな感じかもしれないと、リアルに感じてしまうから凄い。

後半ちょっと失速感があるのだけど、本当に見事なお話です。

 

天童荒太「永遠の仔」

あらすじ
再会は地獄への扉だった。十七年前、霧の霊峰で少年たちが起こした聖なる事件が、今鮮やかに蘇る―。

評価 8/10

児童虐待をテーマにした壮大な作品。

こんなに悲しく、切なくなったミステリーは初めてでした。(正確には、ミステリーではないと思います)

救われない読後感も決して良くはないし、モヤモヤを感じながらも、受け取った問題を自分の中でずっと考えていたいそんな作品です。

こんなに険しい人生を共にする友人達を羨ましく思ったりもします。

ちなみにこのミステリーがすごい2000年の1位で、2位はあの名作「白夜行」なんですよ。

これだけで凄さが伝わる作品。

 

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