住野よる「君の膵臓をたべたい」感想・ネタバレ “キミスイ”映画化決定で号泣確実

本屋大賞の2位を取ってからそのタイトルが気になって仕方がなかった「君の膵臓をたべたい

膵臓を食べるってサイコパスの話か?と思って気になってましたが、なんか泣けるらしい

今回待望の文庫化となったので早速読みました。

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住野よるさんとは

大阪府在住の男性作家

高校時代から執筆活動を始めて、本書で2015年にデビュー。

その年の本屋大賞でいきなり2位を獲得し注目を浴びる。

あらすじ

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!

感想 評価6/10

かなり期待度の高い作品でしたが、いわゆるラノベ的な青春小説でした。

分かり易いのは「世界の中心で愛をさけぶ」。

一世を風靡した青春恋愛モノ。

恋愛生と死を扱うみんなが共感できて、一番涙出来る物語の作り易い作品。

この作者の上手いのは言葉を崩しまくってるので、日常感が出てとても軽い感じで読める所じゃないでしょうか。

いい意味でも悪い意味でも、軽快なので読み進めるのはスピード感があってよい。

読めたのは3時間ほどの時間で

まぁラストは予想できる展開にある用意された複線があります。

主人公の「彼」に対して名前を出さない事

仲良し君」「地味なクラスメイト君」とかその場に応じて名前を変えていき、下の名前を聞いても「そんな名前の作家いたね」と名前の事でヒントを出しても名前は出さないんです。

これはラストに何か用意されているのか?と思いながらいつもの様に注意深く読んでいました。

最後に桜良のお母さんに聞かれて「春樹です。志賀春樹、といいます」

桜と春が出逢ったんだね(涙)

この素敵なオチに出逢うまで長過ぎだわ。

タイトルよりもこっちの方が深いい話じゃないのかなと思いましたけどね。

帯にある「タイトルに涙する」ってありましたが、微妙な言葉だと思う。

多分爪の垢を煎じて飲むの変わりに使ったんでしょうけども、結局は中身の予測できないインパクトが勝ってしまったんでしょう。

それに負けて私も読みましたから。

いつも思うけど、大抵の人は死んだら泣きますよね。この手の小説を映画化すると訳も分からず死んでしまうから嫌なんですよね。

でも、これは予想外の最期を迎えます。完全に予想の範囲を超えていました。

そこだけは驚いたのですが、ラストの親友との展開に持っていくにはベストだったのかなと思います。

読んでる最中にちょっと軽いなぁと思ってましたが、その位があまり重く受け止めなくていいので良かった。

突き刺さる言葉も少なかったけど、生きる意味について聞かれた時の

『きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ』

と言う彼女らしい言葉が印象的でした。

主人公は最後に変わっていったけども、共感出来なかったなぁ。

淡々としすぎて、村上春樹の真似を中途半端に会話に入れてるのが余計に駄目でしたね

伊坂さんみたいにとことんその世界観を出せばいいけども、結構中途半端だった印象です。

それでもデビュー作と言う事で、今後に期待もしたいし、違う作品も読んでみたいと思う作者の物語でした。

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アマゾンのレビュー結構高くて驚いた

同じ系統の小説で圧倒的にお勧めなのがこちら

「世界から猫が消えたらな」おすすめです


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