
毎年欠かすことなく参加しているサマーソニックに今年は1日だけ行ってきました。
大好きなFALL OUT BOYが19年の時を経てヘッドライナーを務める今回は、発表から楽しみが大きすぎた1日。
感想含めてわたしの今年のサマソニをご紹介します。
サマーソニック2025 大阪2日目のライブ感想・セトリ
サマソニ大阪2日目ラインナップ

観たアーティスト
- BLOC PARTY
- YUNGBLUD
- Official髭男dism
- BEABADOOBEE
- FALL OUT BOY
BLOC PARTY

2000年代のUKロックの代表的なバンドなんだけど、アルバム1枚しか聴いてた記憶しかなくて、あまりハマってこなかった印象の薄いバンド。
東京のベストアクトに挙げる人も多かったので、ぜひ観ておこうとスタンバってました。
ソニックステージの洋楽アクトは、はいつもなんばハッチに満たないくらいの人の集まりです。
音出した瞬間から踊り出すみんなと共に踊ってしまうギターのリズム感は、まさにFranz Ferdinand的なアレ。
まさにあの時代のギターロックの系譜はここからも繋がってるんだろうなと思える楽しさ全開。
スローなテンポの曲にはVo.の高音がいい感じにエモーショナルな雰囲気を出す。
イントロから特徴的な曲ばかりで、それを聴いただけで反応する最高のオーディエンスばかりでほんまに楽しい空間でした。
知ってる曲よりも知らない曲の方が多いのにずっとここで聴いていたい感が強くあるライブの魅せ方が素晴らしかったわ。
YUNGBLUDと後半被っていたので泣く泣く移動しました。
- So Here We Are
- Hunting for Witches
- Mercury
- Song for Clay (Disappear Here)
- Banquet
- Traps
- One More Chance
- The Love Within
- Blue
- The Prayer
- Like Eating Glass
- Helicopter
- Flux
- This Modern Love
- Ratchet
YUNGBLUD

今回もメインステージで、夕方のスロットに格上げ。
髭男前だけど、5分前でもこれくらいの集客。
ほんと洋楽ロックのファンはどこに行った。

今回は新譜のツアーの一環の来日なんだけど、今回の新譜の曲がいいんですよね。
今までのヤンチャなイメージを覆すスタジアムロックを鳴らす感じが最高でした。
その新譜より「Hello Heaven, Hello」で始まる幕開けは感動すらするんだけど、「てをあげろ〜」って日本語で叫ぶから大爆笑。

次の曲の「The Funeral」で「モッシュピット」って早速フロアをめちゃくちゃにしたり、コールアンドレスポンス、シンガロングを求めたり、お客さんを巻き込んでしっかりとフロアの心を掴むのが上手いよね。
次のバンドに待機してる人達もモッシュに入って楽しんで、叫びまくってるのが面白い。
邦楽とか洋楽とか関係なくこうやって音楽が言葉の壁を超えて楽しめる存在ってのをしっかり示す存在になってくれて最高です。

「Tin Pan Boy」ではテンション上がって最前エリアに突っ込んで気付けば5列目にいました。
今回のアルバムで一番響かせてほしかった「Ghosts」は6分超えの名曲。
後半にかけてのハンドクラップがすごくいい盛り上がりを加速させていき、マイクを振り回すロックスターみたいな佇まいがMVでもカッコよかったのですが、ライブでもそれをやってくれましたね。
ただ残念だったのが、それまでもコーラスで参加してくれていた雷がどんどん近づいてきて、ラスト1曲前で急遽ライブは中止になりました…。
ほんとギリギリまでやってくれてよかったです。
別のステージのポーターロビンソンはほぼ中止みたいだったので、本人もファンの方も残念すぎます。
- Hello Heaven, Hello
- The Funeral
- Lovesick Lullaby
- fleabag
- Tin Pan Boy
- braindead!
- Loner
- Ghosts

落雷による中断でステージ前での待機を余儀なくされた。
ご飯を買いに行ったらそちらも避難のために閉まってた…。
15分くらいで過ぎ去り解除となりました。
Official髭男dism

初めて観る髭男。
ラジオでよく聴くし、他の邦楽のバンドよりは好きなつもりだったんだけど、実際に真っ直ぐなラブソングを目の前で歌われると青春感強すぎて聴いていられなくなって3曲で離脱…。
歌も上手いんだけど、思っていたよりもアイドル感が強くなってて、なんか違った。
- Pretender
- 宿命
- Universe
- I LOVE…
- ホワイトノイズ
- ミックスナッツ
- TATTOO
- らしさ
- 50%
- Stand By You
BEABADOOBEE

メインステージに張り付くと観えないなと思って諦めていたBEABADOOBEEが始まる直前に移動。
前回のサマソニは昼間のメインステージでしたが、今回はソニックステージのトリ。
最近の海外フェスでの活躍をみてると集客が物足りなさすぎるくらいだけど、それは仕方がない。(サマソニのソニックは毎回集客が可哀想だよ)

バンドメンバーは以前と変わらないように思えたけど、音の重厚感とかバンドのグルーブ感が段違いに進化していて、聴いていてめっちゃ気持ちのいいサウンド。
前回は「歌声が〜」って感じで、バンドサウンドとしては印象は薄かったんだけど、今回はめっちゃカッコいい音を鳴らすバンドになってたね。
歌唱力ももちろん進化していて、歌い方がちょっと変わった印象もあり、より伸びやかな印象になってた。
海外の映像観ているとお客がめっちゃ歌ってる印象でしたが、大阪は全くって感じでした。
海外の女性のお客さんもいたけどそこまで多くもない印象。
時間が夕暮れから完全に暗くなる頃にライブが終わるので、せっかく照明色々用意していたのに勿体無い時間帯でしたね。
昨年のAuroraがトリの洋楽で被せてしまってたので、今年はそれを避けてくれたのはありがたかったけど。
ほぼフルセットで聴けたので大満足でした。
- California
-
Talk
- 10:36
- Charlie Brown
- Post
- Take a Bite
- Ever Seen
- The Perfect Pair
- Real Man
- GLUE SONG
- One Time
- Beaches
- Care
- Apple Cider
- She Plays Bass
- Cologne
FALL OUT BOY

ソニックステージから5分前に到着してこの位置に行ける人の少なさ…。
ヘッドライナーと言えど来日頻度の多さと、旬を過ぎてる感じが、わざわざ観にくる人の数を減らしているんでしょうね。
そんなことは関係なく、私の青春でもありリアルタイムで追い続けている大好きなバンドの20年のキャリアを日本での初のヘッドライナーとして見届けます。

ステージにはソファーが用意されているんだけど、これは1stのアルバムジャケットのアレですよね。(最後の写真撮影まで座りませんでしたがw)

定刻に暗転して映像が流れます。
パトリックが入院した状態で歌い出す「Grand Theft Autumn/Where Is Your Boy」でステージにも明かりが着いてメンバー登場と共にライブがスタート。
今やってるツアーと同じく、1stから順番にアルバムの世界観を表現したステージを披露してくれます。

2曲目の「Sugar, We’re Goin Down」はもちろん大合唱。
「Dance, Dance」でモッシュ起きるかな?と思ったけど、今回のファンも大人しい。
前回のサマソニでもモッシュは起こらなかったし、2018年の武道館は結構激しかった記憶あるんだけどな。

2ndから「Get Busy Living or Get Busy Dying」というレアな楽曲聴けたのは嬉しい。
3drのターンは羊が吊るされて揺れ動く演出に感動。
ただ演奏されたのは「This Ain’t a Scene, It’s an Arms Race」と「Thnks fr th Mmrs」だけ…。
盛り上がる定番曲だけど、他の国では「Bang The Doldrums」やってたから期待したのに‥。すごく聴きたかったよ。

「Disloyal Order of Water Buffaloes」今回もやってくれた。
ここ3回のサマソニで毎回やってくれるので定番化して嬉しい1曲です。
わたしの大好きな5thのターンでは、I’m Backの文字と共に「The Phoenix」のイントロが流れるの鳥肌立ちました。
活動休止からの沈黙と復活。2013年のサマソニ出演をどれだけ喜んだことか。
12年前の記憶を呼び起こしながらあのステージの記憶と共に聴いていたい懐かしくもあり、わたしにとって忘れられない1曲です。
そこからの「My Songs Know What You Did in the Dark」はまた刺さりますよね。
欲を言えば「Save Rock And Roll 」が聴きたかったよ。

6th American Beauty/American Psychoのターンでは、ダンサーが登場する豪華な演出も。
この人数をわざわざ連れてきたんだったら、ヘッドライナーの予算ってやっぱりすごいですよね。
普通のバンドの単独でできないことが、この規模感のフェスならできるんですね。
「Immortals」はベイマックスの映像はなかったね。
7thのターンでは大好きな「The Last of the Real Ones」やってくれた。
この曲のためのピアノかと思いきや3rdからの「Golden」を一人で歌ってくれた。

そして一番期待していた最新アルバムのターンは「Love From the Other Side」「Fake Out」だけ…。
タイトルトラックの「So Much (for) Stardust」を期待しまくってただけに非常に残念です。
そして、最新曲の盛り上がりの無さは異常だった。
この日のオーディエンスは、ライブの定番曲以外の盛り上がり方がイマイチでした。
なんか前方エリアにいるのにこんなに大人しいの?ってくらいに微妙でしたね。

ライブ終盤のスロットで「Headfirst Slide Into Cooperstown on a Bad Bet」なんてレアな演奏してくれて全てが吹っ飛んだけど…。
「Centuries」で大合唱起こして、「Saturday」でいつも通り終わるのかと思ったら、なんと風船を持ったピートがワイヤーに吊るされて天に召されたwww
空飛ぶピートに大爆笑していたら、吊るされた後にフロアに降りてきて、いつも通り観客の上に立って歌い上げて終わり。
泣きそうなステージだったけど、最後に笑わせてくれてありがたかった。
今回のパトリックめっちゃリバウンド?していたけど、最近様変わりが激しいな。
今回ギターのジョーがいなかったのが非常に残念で、4人合わせてこの記念すべき瞬間に立ち会いたかったのが心残り。
またいつでも来日してください。
神戸にアリーナできたので、次回はZEPPじゃなくてそちらを熱望しています。
- Grand Theft Autumn/Where Is Your Boy
- Sugar, We’re Goin Down
- Dance, Dance
- A Little Less Sixteen Candles, a Little More “Touch Me”
- Get Busy Living or Get Busy Dying
- This Ain’t a Scene, It’s an Arms Race
- Thnks fr th Mmrs
- Disloyal Order of Water Buffaloes
- I Don’t Care
- The Phoenix
- My Songs Know What You Did in the Dark (Light Em Up)
- Uma Thurman
- The Kids Aren’t Alright
- Immortals
- The Last of the Real Ones
- What a Catch, Donnie
- Golden
- Love From the Other Side
- Fake Out
- Headfirst Slide Into Cooperstown on a Bad Bet
- Centuries
- Saturday
サマソニ2025感想

- ラインナップは弱いがみんな素晴らしい
- 外は暑いが行けば楽しい
- やっぱりフェスは出会いの場である
- 場所取りするなら、少しでも他のステージを観る
- フェスの食べ物は期待しない
- 最後まで見てもすぐにモノレール乗れた
今までのサマソニと比べるとどうしても見劣りするラインナップだし、時代のトレンドとも少し遅れてきた印象は否めない。
それでも、懐かしさも、発見もあって楽しめるラインナップだった。
正直もう少し早く行ってHot Milkだけは見ておけばと思ったくらいの後悔。
意外と暑さはマシだったし、体力も終わった後で有り余ってたので、もう少し頑張ればよかった。
来年は、Blink182やTwenty one pilotsを呼んでほしいよね。
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