2017年の洋楽ベストアルバムのベスト20作品を紹介します。
年の瀬らしい記事が増えてきましたが、今回は悩みに悩んで10作品絞り込みました。
今年は良い作品多すぎて、ベテランに新人も含めて悩みどころが多かったよ。
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2017年洋楽ベストアルバム
20. Haim 「SOMETHING TO TELL YOU」
まずは3姉妹バンドのハイムの4年ぶりの2ndアルバム。
前作よりも遥かに完成度が高くて、1枚通して凄く心地よく聴けるアルバムに仕上がってます。
良曲が多いし、何よりもハーモニーが美しいです。
19.Weezer 「PACIFIC DAYDREAM」
2年連続のリリースとなったWeezerの通算11枚目のスタジオアルバム。
久しぶりにヘビロテした前作ホワイトアルバムからまた違う色合いをみせた魅力溢れる1枚でした。
普通に好きなんですが、あまりにも前作が好きだったので、今回はちょっとランクが低いです。
早くライブで披露しに帰って来て欲しいです。
18. Foo Fighrers「CONCRETE AND GOLD」
フーファイターズの期待の新作はもうパワー溢れる意欲作。
前作はコンセプトアルバムで、レコーディング都市ごとの味を出してたのだけど、今回はもうめちゃくちゃ意欲的に色んなサウンドを出しています。
とにかくこれだけやっててまだまだ自分達の可能性を追求する姿が素敵です。
まさに無敵のライブバンド。
今年はライブでやっと見えのがとにかく嬉しかったけど、あっという間過ぎでした・・・。
17.Circa Waves 「Different Creatures 」
ディファレント・クリーチャーズ(デラックス)(完全生産限定盤)(DVD付)
おじさん達が目立つ中で、再び若者登場です。
これからのオルタナサウンドを受け継いで、これからどんどん大きくなっていくであろうサーカウェーブスの2ndアルバムはめっちゃ好きです。
再びサマソニに帰って来てくれて、今年はメインステージでしたね。
まだまだ日本で人気出てくるポテンシャル持ってるので、期待を込めてます。
16.Communions 「Blue」
タワレコで「ストーンロゼス×リバティーンズ」と言うPOPに騙されて聴いてみたらめっちゃどストライクなサウンドに良い声していました。
オアシスファンにも多分受けるであろうこの王道サウンドは素晴らしい。
デビューアルバムであり、まだ10代の可能性を十分に秘めた凄いポテンシャル。
サマソニでライブ見ましたが、ライブの方はこれからでしょうね。
15.Phoenix 「Ti Amo」
こちらもベテランバンドです。
フランスを代表するロックバンドフェニックスの新作。
毎回間違いないサウンドを作ってくるんだけど、今回も最高でした。
ノリノリで美しいメロディにトーマスの素敵な声が憎い。
サマソニのライブも最高だったね。
14.Asgeir 「Afterglow」
アイスランド期待のシンガーソングライター アウスゲイルの2ndアルバム。
今回も美メロに乗せた美声が、もう美しすぎて幻想的な景色を魅せてくれた。
1stのインパクトに負けない良作であり、より幅を広げてサウンドがカッコ良くなってます。
ライブも見に行ったけど、こちらも本当に心が洗われましたねw
13.LINKIN PARK 「One More Light」
こちらは今年の悲しいニュースNo.1のリンキンパーク。
もうヘビーが重すぎて、色々な想いで泣けてきます。
とにかくファンの期待値が高いバンドだったので、やっと解放されたんじゃないかと思う1枚でした。
革命を起こせるバンドはやっぱり命も短かった。
12.Ed Sheeran 「÷」
順当に行けば1位のエドシーラン。
今年はラジオで、聴きすぎて飽きましたね。
メロディーも、センスも一級品であまりにも天才すぎ。
チケット取れなかったのでこの順位w
11.Cashmere Cat 「9」
カシミアキャットのアルバムは正直ビックリでした。
なんかこの曲聴いたことある?と思ったアリアナの歌で知ったDJだったのですが、センスがヤバいです。
なんだこの音作り?と思うくらい次々と素敵な曲が流れて来ます。
またEDMの流れを変えてくれそうなDJが現れて楽しみです。
10.Paramore 「After Laughter」
そして、ベスト10は悩んだ末にパラモアの新章に入るだろう革命の1枚。
エモのイメージを一気に覆して、ここまでインディーでPOPなサウンドにシフトしたバンドを賞賛したい位カッコいいアルバムです。
今まで以上に人気が出そうな予感もするので、これからに期待です。
9.Noel Gallagher’s High Flying Birds 「Who Built The Moon?」
9位は元オアシスの兄・ノエルの3rdアルバム。
オアシスの延長から、一気に吹っ切れたサウンド変化と期待以上にカッコいい曲達に驚きました。
もっと順位上でもいいのですが、結構詰まっててこの順位。
間違いなくソロになった意味をこのアルバムで示したんじゃないかと思います。
8.ROYAL BLOOD 「How Did We Get So Dark?」
今年の1つのトレンドはやっぱりロイヤルブラッドを観れた事。
想像以上にかっこいいライブで、ステージ上に2人しか居ない事を疑いたくなる位凄いサウンドのライブでした。
本物のロックを垣間見た瞬間。
もちろんこのアルバムも良かったけど、1stのインパクトは超えなかったね。
それでも十分過ぎる聴き応えあって最高でした。
7.KASABIAN 「FOR CRYING OUT LOUD」
カサビアンが7位です。
バンドの勢いが凄くて、本当にモンスターバンドになって来たなぁと思う位スケールアップしたカッコいいアルバムになってます。
前作もかなり好きでしたが、今作のチャレンジでもっとカサビアンが好きになりました。
1位でも良かったんだけど、今年は後半に良作が多かったw
6.Wolf Alice 「Visions of a Life」
こちらもUKで超売れまくってるウルフアリスの2ndアルバム。
いやーぶっ飛んだバンドが続いてますが、こちらは1stを超えるクオリティーでインパクトが凄かったですね。
なんかジャンルレスで、時代に合わせるサウンドなんて糞食らえって感じで、自分達の音楽をスタンダードに鳴らす強さがありました。
ライブハウスの超狭いキャパでライブ見れたのが奇跡でした。
来年はサマソニのメインステージかな?
5.FOSTER THE PEOPLE 「Sacred Hearts Club」
そして、5位は大好きなFTPの3rdアルバム。
2ndの変化でどうなるかと思ってましたが、凄く意欲を感じる素晴らしい3枚目のサウンド進化。
1st好きな人は確実にこの1枚気に入るでしょう。
間違いなく2010年代を代表するバンドになってますね。
4.The xx 「I See You」
I See You [帯解説・ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (YTCD161J)
そして、4位は今や世界中のフェスのメインステージ~トリ前位置にのし上がった大人気バンドエックスエックスの3枚目。
今まで以上にPOPで、今まで以上にメロディーが素敵。
会心の1枚を作って間違いなくこれからはヘッドライナークラスになるんじゃないでしょうか?楽しみです。
3. Nothing But Thieves 「Broken Machine」
3位はなんと自分でも驚いたNBTの2ndアルバムです。
このバンドはあまりに猛プッシュされてて、1st聴いてから去年のサマソニで初めて観たんだけど、ヴォーカルの歌は凄いけど、ライブ自体はまだ新人って感じ。
2ndも全然期待してなかったし、ウルフアリスと被ってたのでスルーしかけてた。
たまたま目についたので聴いてみたら、初っ端からビビるくらい良かった。
MUSEのフォロワー的な位置で思ってたけど、このバンド普通に大ブレイクしそうなポテンシャルを秘めてるんじゃないかと普通に思いました。
来年の来日観に行きたいんだけど、日程的に難しそうです。
2.LIAM GALLAGHER 「AS YOU WERE」
そして、2位は元オアシスの弟 リアムでした。
前のバンドの時にはあまりサウンド好みじゃなかったんで、全く期待感なくお兄ちゃんのアルバム楽しみにしてたら、サマソニが凄く良くて、アルバム聴いて観たら感動した。
やっぱりオアシスの延長のサウンドは、最初からこっちがやれば良かったんですよね。
あまりにメロディが良くて、書かれた曲もめっちゃ感動しました。
次の来日期待してるよ。
1.BECK 「COLORS」
2017年の1枚は、なんと自分が一番驚いたベックの新作。
正直今までベックなんてそんなに好きでもなかった人なんだけど、今作を聴いてイメージがめっちゃ変わりました
暗いサウンドのイメージから、底抜けポップで、めっちゃ楽しい1枚に感動した。
もう発売した時から今日までほぼ毎日聴いてるくらいのヘビロテアルバム。
捨て曲ないし、めっちゃ凝った曲が多いのでとにかく聴いてて楽しいです。
まとめ
正直除外した中でもかなりお気に入りはあったのですが、書くのめんどくさくなって割愛しましたw
イマジンドラゴンズやオールタイムロー、BNQTやQOTSA等もあったし、カルヴィンも忘れちゃならないくらい聴いてました。
それでも、今聴きたい位好きになったアルバムはどれだろう?と考えた時に出て来たのがこの作品達。
UKが比較的多くて、結構若いバンドの2ndが良いのが多い印象ですね。
これからの若返りとトップに立つベテラン達が、バランスよく入ってるんじゃないかと思いました。
振り返りながら、人のランキングを見て聴いてなかった名盤に出会うのが楽しみです。