Queenを題材にした初めての映画「ボヘミアン・ラプソディ」がついに日本でも公開されました。
気になってたので初日から早速観て来ましたよ。
Queenとフレディ・マーキュリーの生き様とその裏側にある物語を赤裸々に語った素晴らしい映画。
あの名曲達の生まれる背景が沢山観れてとても良い映画でしたよ。感想をどうぞ。
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映画「ボヘミアン・ラプソディ」感想
あらすじ
感想 評価9/10
Queenというバンドは、自分の生まれる前の70~80年代に活躍していた時代を代表するロックバンド。
91年にVo.フレディ・マーキュリーがエイズにて短い生涯に終止符をうつまで、世界中で大ヒットを記録していた。
日本でも有名な曲はそこら中で流れているので、バンドを知らなくても必ず耳にした事があるでしょうね。
今作は、Queenというバンドの道のりと、フレディ・マーキュリーの生き様を主に描いています。
素晴らしいのは、そのヒットの裏にある楽曲が生まれるまでの道筋が描かれている事。
ファンはここを観るだけでも価値があると思う。
特に表題である「Bohemian Rhapsody」の誕生の瞬間は感動の嵐。
ロック×オペラと言う異次元のコラボは如何にして生まれたのかと言う背景がすごい。
レコーディングの風景にある、ロジャー・テイラーの歌ってる瞬間がツボ。
あの瞬間の映像から、レコード会社と6分の曲はラジオで流せないと言われながらも、売れない姿カッコいいのね。
また、名曲「We Will Rock You」の生まれる背景にライブでの大合唱があったなんてね。
足踏みと手拍子で始まる、あの高揚感の強い1曲の誕生背景も必見です。
どれだけ輝かしい大ヒットを飛ばしたバンドでも、一人の寂しい人間なんだと思わせる葛藤が見ていて辛いくらいに感じさせられた。
周りの人間との人間不信やメンバーとの曲のクレジットでの喧嘩。
特に嫁であるメアリーにゲイを告白した後のフレディは、バンドからも距離が出来てしまい居場所がなかったんだろう。
エイズが発覚してからの立ち直った人生やバンドの姿がまた伝説級だった。
誰もがラスト20分の感動に目を奪われる素晴らしいライブ映像。
ここにQueenと言う物語のピークを持ってくるのは賛否両論かもしれないけど、映画としての完成度は完璧だったと思う。
もっと見たいと思わせる位に最高のライブだったし、辛い人生にこんな瞬間があると全てが救われた気がした。
フレディ。本当にあなたは愛をみんなに与えてくれたね。
個人的には、エンディング時に流れて来た「Don’t Stop Me Now」で泣きそうになったね。
とても、とてもいい映画でした。
Queenが好きじゃなくても、音楽を愛する人に是非見て欲しい最高の映画でした。
とりあえず、サントラを無限リピートできそうです。
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