2000年代後半に彗星の如く現れて、わずか7年でその活動に終止符を打ってしまった3ピースバンド「andymori(アンディーモリ)」
バンド名を見た瞬間に「なに人だ?」と思ったが、普通に日本人だった。
更に音を聴いた瞬間の衝撃は物凄かった。
めちゃくちゃこれを待っていた!と思わせる衝動的なカッコ良さ。
リバティーンズを初めて聴いた時のあの衝撃が日本のバンドで生まれるとは嬉しい限りです。
だってライブ観に行けるんだもんね。
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andymoriのおすすめ曲・アルバム紹介
メンバー
早稲田大学出身の3人が2007年に結成したバンド。
小山田壮平(ボーカル・ギター)
藤原寛(ベース)
岡山健二(ドラムス)2010年加入
2008年にEP「アンディとロックとベンガルトラとウィスキ」でデビュー。
2010年に発売した2ndアルバム「ファンファーレと熱狂」で第3回CDショップ大賞を受賞。一躍有名になりました。
順風満帆かと思いきや、2010年に初期のドラマーである後藤が脱退。
現ドラマーである岡山が加入するが、最初の2枚のアルバムと加入後の3枚目からの曲調が一気に変化がありましたね。
2012年のツアー中に小山田が脱法ハーブ問題で話題になる。
2013年に解散を発表するが、小山田の飛び降り行為による負傷で延期に。
2014年に療養を終えた小山田の復活により、10月の武道館公演をもって解散となりました。
おすすめ曲
FOLLOW ME
いきなりカッコ良過ぎるドラムに乗ったサウンドが走る走る。
その上に小山田の放つ言葉がマシンガンの様に突き刺さります。
もうカッコ良過ぎるわ。「ララララ~ララララ♪」
everything is my guitar
同じく1stアルバムからもう1曲。
この2曲から始まるこのアルバムはどんなに濃いんだと思う。ほんとに濃い。
演奏走りすぎだろうと思う位に圧倒的スピードに乗った小山田の言葉がなんでこんなに伝わるんだろうな。
CITY LIGHTS
2ndアルバムも、もちろん傑作。
1stとどちらが好きかと言われたら断然2nd派。
なんでこんな言葉がつらつらと出てくるんだろうなと、ソングライターとしても手腕が凄い小山田の真骨頂。
ライブでやらなくなったこの曲はねほんとラスト位は聴きたかったよ。
1986
2ndの1曲目を飾るこれはROCK史に残る名曲である。
それ位に聴く人の心を揺さぶる世界観があって、なんだか懐かしく甘い感覚が蘇ってきます。
この曲で映画作れそうです。
革命
ドラマー入れ替わりでの分かれ道となった3rdアルバムの1曲目。
やっぱり変わっちゃうのねと思ったけど、曲を書く人間は変わってないのでandymoriの持ってる世界観はブレてない。
やっぱり至高のバンドでした。
Sunrise&Sunset
やっぱりこういう世界観を具現化してくれる等身大のバンドだからこそ好きになるんだろうなと思った。
シンプルなのにオリジナリティーのあるメロディのセンスもあるんだけど、言葉の選びがやっぱり光ってます。
光
4thアルバムの2曲目は希望を照らしてくれる「光」
珍しくなんて希望を与えてくれる前向きな歌詞なんだろうと思った。
「革命」を起こした3rdから確実に変わった世界観が具現化されて、完成された4thは初期の作品とは全く違うサウンドだけど、伝わってくるものはバンドをやり続けたから出るものなんだろと思う。
初期衝動の凄さはあったけど、じっくりと聴き込むこんな作品の方が年月が経つと価値が出てくるんだろうと何年も経った今だからこそ感じられる。
クラブナイト
後半にこんな曲を持ってくるか!?と驚かされたandymoriの中でも特異な1曲。
何よりもトランペットが入ってるだけでこんなハッピーになるんだ。
ライブアンセムとしてもっと聴きたかったぜ。
武道館じゃなくて、ライブハウスでモッシュしたい。
空は藍色
ラストアルバムとなる5thからのandymoriの歴史の中でも集大成の名曲。
ラストライブでこの曲を聴けてほんとに涙が止まらなかった。
武道館に響き渡るこの曲の色が染まっていく様子は忘れられない。
夢見るバンドワゴン
ラストアルバムのラストを飾る1曲。
これ聴くと「なんで終わってしまうんだろう」と疑問に思うけど、最後までこんな気持ちにさせてくれてありがとうと紳士に受け止めたい。
この曲聴くと泣けてくるので止めよう。
ラストは悲しいお別れだった
ラストライブは大阪城野音と武道館に観に行ったけども「このバンドほんとに終わるの?」って感じの終わり方だった。
相変わらずのセットリストだし、未発表曲多いし、もっと頑張って欲しかったな。
andymori ラストライブ 2014.10.15 日本武道館 [DVD]
歴代アルバムは5枚
1stアルバム「andymori」
2ndアルバム「ファンファーレと熱狂」
3rdアルバム「革命」
4thアルバム「光」
5thアルバム「宇宙の果てはこの目の前に」
ライブアルバム 愛してやまない音楽を
ライブアルバム ANDYSHANTY
andymoriの今はALと言うバンドをやってます
解散後は小山田がソロで弾き語りとかしてましたが、現在は初期のメンバーと長澤知之の4人でALと言うバンドをやってます。
もっと洗練された音楽で、andymoriとはまた違った世界を体感できます。
andymori好きにおすすめの洋楽
andymoriは和製リバティーンズと言われるくらいに初期衝動が、いい意味でUKの大人気バンド「リバティーンズ」に似ています。
2010年代に結構日本でも人気の「Two Door Cinema Club」
邦楽好きな人でも一瞬でノレるギターサウンドに心打たれて下さい。