GWに岡山に行くきっかけがあったのでついでに、高梁市にある話題の蔦谷(ツタや)図書館に寄り道してきました。
蔦谷が運営する図書館は九州とか関東にはあっても、まだ関西には無いんですよね。
色々ニュースでは言われているみたいですが利用する側として、一度は行ってみたいお洒落な空間です。
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岡山県高梁市 蔦谷図書館の感想・周辺情報
岡山県高梁市
岡山の西部に位置するかなり県内でもマイナーな街。
電車は岡山から1時間弱とかなり時間も掛かります。
最近「天空の城」と言われる「備中松山城」で日の目を浴びる事になりましたが、その他には特に何も無いんですよね。
観光する所も特に目立ってないので、近所の方じゃないとなかなか訪れるきっかけも無い所です。
高梁図書館
駅から直結の2階入り口へ入った瞬間にスターバックスのある本屋さん的な空間が広がる綺麗な所。
スタバの横には販売用の本がジャンル毎に並んでおり、普通の本屋さんの感覚で楽しく選べます。
でも、蔦谷図書館の素晴らしさはそれだけではなく、販売用も普通に読めるんです。
本屋さんでは椅子があっても、罪悪感を持ってしまいますが、ここなら常識のある範囲で気にする事無く読み勧められます。
しかも、蓋付きの飲み物なら館内で飲みながら読書可能。
スタバでコーヒーを買って、ゆっくり読書ってどれだけ最高でしょうか。
3階
3階には歴史の読み物や国内・国外の小説などが並んでいます。
席も勉強する空間やPC優先の席、ソファみたいな椅子も用意されていて、読みながら気分によって移動できます。
結構本を読んでいると体勢や気分を変えたくなるのでとても嬉しいです。
流石に新しい小説は貸し出し中ばかりで、どこでも予約しないと見れない思います。
4階
4階は児童書がメインとなって、子供が遊べるスペースがテラス空間に作られています。
滑り台なんかも用意されてるので、親は横で読書を楽しみながら本が読めます。
天気の良い日は、ここに座って読むと気持ち良さそうでした。
感想
1冊読むのに3時間ほど座ってましたが、休日なのに3階の利用者はかなり少数。
オープンして3ヶ月足らずですが、人口の少ない地域なので流石にめちゃくちゃ流行っている雰囲気は無かったですね。
特に興味本位や観光のついでに寄っていく人達ばかりが目立ち、図書館でゆっくりと読んでいく人は極少数の印象でした。
スタバも常に並んではいますが、3分ほどでレジで注文できるレベル。
図書館とは関係の無いカフェとしての空間に思えました。
こちらに住んでる友人の話では、平日はもっとガラガラで、電車待ちの人や学校終わりの学生が溜まっている感じみたいです。
もっと期間が経てば、もっと快適になるんじゃないかと思います。
駐車場情報
※HPより
駅東第1駐車場 71台(岡山県高梁市原田北町1266)
駅東第2駐車場 42台
駅西駐車場 20台
図書館利用で2時間無料。
駐車場はガラガラでしたが、駅の東側の方が台数が多いのでお勧めです。
周辺の観光地
備中松山城
少し前から全国区になった天空の城。
現存する山城としては日本一高い所にある城らしいです。
駅からタクシーで420円(片道)8合目まで登って、そこから徒歩で20分ほどで天守閣に到着します。
車の場合は5合目の駐車場に停めて、そこからシャトルバスで同じく8合目まで登ります。
アクセス:岡山県高梁市内山下1
入館料:300円
吹屋ふるさと村
こちらは駅からはちょっと遠く、マイカーがないと交通の便が悪い場所。
江戸の時代にタイムスリップしたかの様な日本の美しい情景が観れる素敵な街です。
べんがら色の瓦に囲まれた空間で風情を楽しみながら観光して下さい。
アクセス:岡山県高梁市成羽町吹屋
駅から車で40分程度
素敵な図書館で楽しい休日を
せっかく新しいコンセプトの図書館が出来たので、近隣方はドライブと観光を合わせてお出掛けしてみては如何でしょうか。
普段出逢えないような本と出逢えたり、素敵な空間で本を読めると思います。
お勧め本紹介
2016年直木賞&本屋大賞受賞作品。素敵な青春物語。
直木賞受賞作
ドラマ化した下町ロケット原作。泣けて、働く勇気をもらえます。
今の日本の危機を大予言した痛快な作品。