映画「湯を沸かすほどの熱い愛」感想 人に与える愛の素晴らしさに涙する

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去年から気になっていた映画「湯を沸かすほどの熱い愛」をやっと観た。

主題歌をきのこ帝国が歌ってる以外全くの予備知識0。

銭湯の映画だと思って観たら、余命2ヶ月の母の壮絶なる熱いドラマに涙が溢れ過ぎて大変でした…。

ハンカチじゃなく、タオル用意して観て貰いたい素晴らしい作品です。

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映画「湯を沸かすほどの熱い愛」

あらすじ

銭湯・幸の湯を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。
母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら娘を育てていた。そんなある日突然、
余命2ヶ月という宣告を受ける。その日から彼女は「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。

【家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる】

【気が優しすぎる娘を独り立ちさせる】

【娘をある人に会わせる】

その母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、
彼らはぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。
そして家族は、究極の愛をこめて、母を葬(おく)ることを決意する。

感想 評価9/10

ほんと予備知識なしで見たせいで、あまりにも壮絶すぎる物語に固まった。

余命何年的な映画は、結局愛してるという形で人の死を扱う事で感動してしまうのだけど、これは全く違う愛の形で人に幸せや勇気を与えられる映画

特に娘のいじめの問題に真っ向から立ち向かわせるシーンや本当の母に合わせる瞬間の迫真の演技は、娘役の杉咲花さん含めて素晴らしかった。

本当の親子かと思うくらいあの演技力を魅せられると、感情移入の度合いがハンパない。

役者も粒ぞろいで、オダジョーのあの役立たず感はどこかで一発逆転するんだろうと思ってたが、最後にやらかしてくれたね。

ピラミッドをあんな安っぽい形で表現して、人間らしさを出してくるとは…。

 

周りの人に愛を与えるからこそ、本当に人から愛されるという形をそのまま表した様な素晴らしい作品でした。

それにしても涙腺崩壊ポイントが多過ぎて、何度泣かせるんだと嫌になった。

泣きたい時に見たい映画がまた増えてしまったね。

それにしても、宮沢りえの作中での変わり果てる姿がリアルすぎて、病院での最後のシーンが20年ほど前を思い出してしまった…。

色んな年代に観て貰って、感動を与えられる作品だと思いました。

 

この曲の歌詞の意味が、より深く理解できました。

あまり生かされてる感じはなかったけど、素敵な曲です。

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