[2020年版]青山美智子の小説 全作品紹介 おすすめ・感想・新作随時更新

 

2020年に一番ハマった作家 青山美智子さんの小説を全て紹介します。

日常に疲れたり、人と比べてしんどくなった心をそっと癒してくれる素敵な言葉をくれるとても温かい作風が特徴な作家さんです。

ぜひ読んで貰いたいので参考にして見てください。

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[2020年版]青山美智子の小説 全作品紹介 おすすめ・感想・新作随時更新

青山美智子さんとは

1970年生まれ、愛知県出身。

大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。第28回パレットノベル大賞(小学館)佳作受賞。(※Amazonより出典)

 

木曜日にはココアを(2017年)

あらすじ
わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。
川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。
わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。
小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。
読み終わった後、あなたの心も救われるやさしい物語です。

評価 6/10

喫茶店「マーブル・カフェ」を起点に12編の短編が登場人物と共にバトンリレーしていく展開。

1話目を読んだ時点でオチがわかってしましましたが、それぞれの話に全てが上手くリンクしてる物語は読んでいて面白いです。

「いつもの場所です。好きなところにいるだけで、元気になることもあると思います」

心温まるココアの様な優しいお話なんですが、ショートストーリーで、清々しい話の中に色があって上手い作家さんだなあと思います。

青山美智子「木曜日にはココアを」を読んだ感想レビュー 温かい人間の繋がりに癒されました

07/24/2020

猫のお告げは樹の下で(2018年)

あらすじ
失恋のショックから立ち直れないミハルは、ふと立ち寄った神社で、お尻に星のマークがついた猫―ミクジから「ニシムキ」と書かれたタラヨウの葉っぱを授かる。宮司さんから「その“お告げ”を大事にした方が良いですよ」と言われたミハルは、「西向き」のマンションを買った少し苦手なおばの家を訪れるが…。中学生の娘と仲良くなりたい父親。なりたいものが分からない就活生。家族をないがしろにしたと後悔する頑固おやじ。転校先でクラスに馴染めない男の子。20年来の夢を諦めるべきか迷う主婦。自分のしたいことに臆病になった占い師。なんでもない言葉をきっかけに、思い悩む人たちの世界がガラッと変わっていく―。猫のお告げが導く、7つのやさしい物語。

評価 7/10

短編仕立てで、登場人物が繋がる毎度の展開。

人生に思い悩む人達が受け取るお告げの葉っぱに書かれた言葉が導くって、ファンタージ仕立てな作品なんだけど、やっぱりこの人の綴る言葉がとても響くんですよね。

どの話も、年齢も、悩みも違うのに感情移入の度合いが強くて、なんだか真剣に考えてしまう。

2話目は、親子関係の悩みだったけど家族を電車に例えてた話が素敵だった。

家族って、電車に乗り合わせたようなもんだ。

最初は一緒に乗っていたって、いつか乗り継ぎ駅がきて、子どもは違う場所へと行ってしまう。

それまで隣に座っていたのに。同じ景色を見ていたのに。

揺られながらいろんな話をしたのに。

自分がどこに居るのか分からなくなったり、夢を諦めるのか迷ったり、色んな人の人生に介入してくるお告げの猫「ミクジ」と宮司さん。

とても心優しい物語で、きっとみんなの人生にも寄り添ってくれる素敵なお話。

毎回青山さんを読むと、突き刺さった言葉のフレーズをメモしまくる手が止まりません。

受け取ったモノが多すぎて、今日から凄く頑張れると思う気持ち良さがあります。

青山美智子「猫のお告げは樹の下で」を読んだ感想レビュー 心に残る名言

07/24/2020

鎌倉うずまき案内所(2019年)

あらすじ
古ぼけた時計屋の地下にある「鎌倉うずまき案内所」。螺旋階段を下りた先には、双子のおじいさんとなぜかアンモナイトが待っていて…。「はぐれましたか?」会社を辞めたい20代男子。ユーチューバーを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。いつしか40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成時代を6年ごとにさかのぼりながら、6人の悩める人びとが「気づくこと」でやさしく強くなっていく―。うずまきが巻き起こす、ほんの少しの奇跡の物語。

評価 8/10

令和から昭和の終わりまでを6年毎に遡る時代を跨いだファンタジー作品。

人生にはぐれた人達の背中を押してくれる「鎌倉うずまき案内所」

迷いとか、後悔とか、辛い深い傷を癒してくれる小説。

俺は、いつからか、マルがもらえる答えだけを探していた。

世間がマルとするものに倣おうとしていた。
これ以上バツを貰いたくなかったから。でもそれは、自分で自分にバツをつけているってことだったのかもしれない。

ただのファンタジーではなくて、張り巡らされた伏線が物語全体に仕掛けられてるので、何度も読んで、読む度にあの人を探してしまう。

伊坂さんの初期の作風が好きなら、これはハマると思います。

青山美智子「鎌倉うずまき案内所」を読んだ感想レビュー 心に残る名言紹介

07/24/2020

ただいま神様当番(2020年)

あらすじ
ある朝、目を覚ますと手首から腕にかけて「神様当番」と太くて大きな文字が書かれていた!突如目の前に現れた「神様」を名乗るおじいさんのお願いを叶えないと、その文字は消えないようで……?「お当番さん、わしを楽しませて?」幸せになる順番を待つのに疲れている印刷所の事務員、理解不能な弟にうんざりしている小学生の女の子、SNSでつながった女子にリア充と思われたい男子高校生、大学生の崩れた日本語に悩まされる外国語教師、部下が気入らないワンマン社長。奇想天外な神様に振り回されていたはずが、いつのまにか主人公たちの悩みも解決していて……。笑えて泣けるエンタメ小説です。

評価 7/10

毎朝バス停に並ぶ、5人の顔ぶれによる5話の短編。

OL、小学生、高校生、外国人教師、社長と全然違う境遇の人達の持ってる悩みを上手く表現して、解決していく姿が相変わらず見事です。

不思議と劣等感とか抱いてしまうのは、良くも悪くも、いい部分しか見えないSNSに慣れすぎてる今の時代。

勝手に劣等感抱いて、嫌悪感を持って、疲れてしまう若者たち。

何者かになろうともがいたり、苦しんだり大変だ。

みんな苦労知らずに見えても、絶対何かを乗り越えてるはずです。

それでも、日常も考え方も、見方次第で人生が変わるっていいよね。

青山さんの本を読むと、本当に前向きな気持ちになって楽しいです。

雰囲気的には、2作目の「猫のお告げは〜」みたいなテイスト。

前作みたいにリンクしながら他のキャラが出たり、前作のアイドルが出たりと、青山ワールドも読んでてワクワクします。

私を楽しませるのは私。順番なんて、もう待てない。
自分から世界に参加していこう。腕を伸ばして、この手でしっかりとつかんで。

青山さんの本を読むと、本当に前向きな気持ちになって楽しいです。

青山美智子「ただいま神様当番」を読んだ感想レビュー 心に残った名言紹介

07/24/2020

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