SNSで話題になってたホリエモンの最新本「多動力」を読みました。
ITの話題と共に一時代を気づいた天才カリスマ経営者であり、今や色んな分野に進出し肩書きだらけの著者の考えと言うものが晒された本書。
1400円でこんなに得した気分になったのが久しぶりなので感想を書いておすすめします。
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堀江貴文「多動力」
内容
堀江貴文のビジネス書の決定版!『多動力』
Iotという言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思う。
これは、ありとあらゆる「モノ」が
インターネットとつながっていくことを意味する。
すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果〝タテの壁〟が溶けていく。
この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。
そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる
「多動力」なのだ。
この『多動力』は渾身の力で書いた。
「多動力」を身につければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。
目次
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない
「多動力」を身につければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。
感想 評価 7/10
もう人に沢山話したい位の発見だらけで、学びの多い本書。
これだけ好きな事をやりながらも、更なる好きな事を見つけてそれを仕事に結ぶ圧倒的なスキルと能力は如何にして生み出されるのかが良く分かります。
成功者の色んな著書を読んでると、どの著名人も共通してやっぱり何か普通じゃない位にイっていますよね。
いきなり「一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった」「寿司屋の修行は意味が無い」なんて書かれてるんですが、確かに専門知識が昔と比べて簡単に手に入る時代になりました。
昔なら親方に弟子入りして修行をするのが当たり前でしたが、今ではネットで配信されてる動画や専門学校などでもしかしたらプロ並みの仕事をすぐに出来る様になる時代。
つまり、オープンな情報から簡単にプロが生み出されるって事で、飲食店みたいにマニュアル化すれば誰もが同じ味を作れるんですね。
そんな時代に一生懸命に下積みを重ねるのは時間の無駄って事なんだと語られています。
今までの常識に囚われるとほんとに損をする。
手っ取り早く考えるとAIの登場で、英語を手軽に正確に同時通訳してくれるのなら、英語の勉強すら要らなくなるかもしれません。
それなのに私達は今何してるんだろうって?思ってしまいます。
あと共感したのは「自分の時間を取り戻そう」の章。
これはちきりんさんの書でもあったのですが、自分優先で生きると言う事を実行する。
その為にどうするかと言う事が同じ様に書かれています。
一番極端な例ですが、「電話を掛けてくる人とは仕事をしない」と言う凄い思い切った言葉。
電話と言うのはこっちの都合も考えずに勝手に拘束されるんですよね。
と言う事は自分の貴重な時間が奪われてしまうんです。
これをはあちゅさんは「時間のレイプ」と表現しています。
今ならLINEなどで簡単に済ませられる時代なんで、気をつけたいですね。
確かに頻繁に電話してくる人は嫌われる人が多いと思いました。
その次の章でも「仕事を選ぶ勇気」と言うのがあります。
「自分の時間を生きるなら」嫌なことはきっぱり辞める勇気も必要と言う事。
これしか仕事が無い分けでもないし、自分が何とかしなくても誰がやっても仕事なんてはっきり言って回ります。
思い込みだけで自分の仕事になっているんですが、冷静に見れるようになればもっと良い仕事見つかるんじゃないでしょうか?
迷った瞬間「好きなこと」を選ぼう
何かに悩んだり、今やってる事が上手く行かないとか、日常的な不満なんて誰にでもあると思います。
そんな時に読むと非常にスッキリする位に割り切れてしまう凄い分かり易く、実行もし易い内容じゃないでしょうか。
「堀江さんだから出来るんだとか」「自分には能力が無いから…」と諦めた瞬間に終了します
とても勉強になる1冊でした。
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