「フランス人は10着しか服を持たない」感想 丁寧な暮らしと素敵な価値観を持ちたくなる

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かなり前にベストセラーになった本「フランス人は10着しか服を持たない」を読みました。

何度か立ち読みしてた本だったのですが、当時の私には響かなかったのかな…。

今じっくり読むと納得の内容で、シックを体感するにはこれは素晴らしいと思いましたね。

感想をどうぞ。

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フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~

あらすじ

高級料理を食べて、たくさん買い物をして、
あちこち旅行をしても、
心からの満足を感じられないあなたへ。

典型的なカリフォルニアガールだった著者は、
フランスの貴族の家にホームステイすることになる。
その家を取り仕切るマダム・シックから学んだのは、
毎日を“特別な日”のように生きること。

感想 評価7/10

タイトルだけを見るとフランス人は服を持ってないのかな?と思ってしまうのですが、これは服を捨てる話でも無ければ、フランス人が貧乏って話でも無い。

アメリカ人の女性が、フランスにホームステイに行って学んだフランス流のシックな暮らしを学べる本。

暮らしの質を上げる方法や心の満足度を日常的に上げていく為の指南書です。

気に入った一例を紹介します。

間食はしない

お腹を空かせて夕食を心から楽しむ

私も間食をしないように、朝昼夕のご飯をしっかり楽しむタイプだったのですが、周りのみんなは間食が大好き。

そんなんで、晩御飯食べられるの?って時間によく食べてるんですよね。

これ読んで少し満たされました。

食べる喜びを我慢しない

食べるって事は満たされる事であり、これを我慢するだけでストレスになりますよね。

安いからとか、めんどくさいからと言って、時間のない時にファーストフードとかコンビニを利用しがちだけど、しっかりとご飯と向き合ってみて、体に良い食生活を送りたいなと思いました。

10着のワードロープで身軽になる

これは表題の話ですが、最低限のモノを使って自分を彩る手法を学ぶのはとても大事。

モノがあればあるほどに迷いが生じるし、それによって優劣ができてしまい、着ないものはどんどん着なくなる。

でも、自分の体にあったお気に入りアイテムだけを揃えてしまっていれば、毎日迷う事もなく、不必要なモノが溢れかえる事もない。

服を選ぶと言う事は、自分を知る事でもあるのでとても大事な事だと思います。

一番良い持ち物を普段使いにする

いつも一番良いものを使って、毎日を素敵な気分で過ごそう。

これは素晴らしく共感できます。

パジャマでさえも、なんでも良いやと思うんじゃなくて、きちんとお気に入りのアイテムを着る事はとても大切。

家具にしても、食器にしても、良いものを使う事で何気ない日常が最高の1日になる。

これを毎日体験する事で、生活の質が上がります。

持っているものに満足する

幸せとは欲しいものを手に入れる事ではなく、持っているもので満足すること

これも名言だと思います。物質主義からもっと素敵な暮らしの出来る時間の使い方を学ぼう。

教養を身につける

・本を読む

・アートに親しむ

・テレビの時間を減らす

・旅に出る

・新しいことを学ぶ

これも激しく共感ですね。

大人になったら学ぶのを辞める人が殆どだけど、社会に出てからの方が学ばないといけない事が多いはず。

特に知識と体験はこれからの時代とても大切になると思います。

 

まとめ:シックに生きる為の指南書

アメリカでベストセラーになるのがよくわかる1冊でした。

日本でも多分共通する部分も多いと思うけど、モノを減らして、暮らしの質を上げることはとても大事な事だと思う。

 

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