全作品を読んでる大好きな作家東野圭吾さんのガリレオシリーズをご紹介します。
ガリレオシリーズはドラマや映画にもなり一番有名な作品でしょう。
特に容疑者Xの献身では直木賞も取った大出世作。
そんな全8作品のお勧めと読む順番を紹介します。
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東野圭吾 ガリレオシリーズの読む順番とおすすめ作品
ガリレオシリーズはご存知福山雅治演じる大学教授の湯川学が、科学で解明てできないような難事件を見事に解決すると言う理系のミステリー。
短編5作と長編3作の全8作品となっています。
お勧め作品と読む順番
容疑者Xの献身
まずはシリーズの中で圧倒的に面白い容疑者Xの献身から読むのがお勧め。
東野さんの作品でも群を抜いて面白い内容なので、これはまず外せません。
最後には、涙無しでは語れない物語となってます。(映画よりも断然小説が面白い)
聖女の救済
次は同じく長編の聖女の救済です。
これは読んでみると引き込まれてしまい、一気にラストまで行かないと心地良くない。
そんな感じでどっぷりとはまれるお話。
帯にある完全犯罪と言う言葉が光ってるのですが、ちょっと悪意に近い感じ。
キャラがしっかりしてるシリーズなので、長編の方が話がまとまって好きでした。
真夏の方程式
こちらも映画になった長編小説。
夏休みの少年との出会いがきっかけで起こった事件とその真相を巡る悲しいお話。
ガリレオ作品でいうと容疑者Xの献身、沈黙のパレードに次ぐ名作だと思います。
いわゆるミステリーとはまた違った、科学的な視点で描くからこそ出来る結末。
禁断の魔術
最後は長編というか中編物語。
これは最初にハードカバーで読んだ時は中編だったのですが、文庫化された時に書き足されて長編に変わってました。
これ完全にドラマや映画でよくあるタイプの話なんで、特段面白いわけではないですが、この話を通して物語の行方がどうなるのかな?と思うタイプだったので、ファン的には気になる1冊です。
断言しますが、シリーズ最高のガリレオではありません。
沈黙のパレード
ガリレオ20周年で新刊6年ぶりの登場にして、容疑者Xと並ぶ最高傑作です。
とにかく複雑な人間模様と事件の背景が明かされるたびに驚きつつも、その裏に隠された真実に行きつく展開が見事でとても面白い1冊。
近年の東野作品でも、かなり上位の傑作となってますのでぜひご覧ください。
その他短編
ガリレオシリーズの本当の面白さは短編にあります。
ドラマのイメージ=短編集。
映画のイメージ=長編。
こんな感じで完全に分かれて作られてます。
事件が起こる→手に負えない→「湯川〜」と警察が助けを求める毎回の話なんですが、このパターン化する中で、普通では考えられないような怪奇現象や超人現象が沢山起こり毎回の様に楽しめるストーリーが詰まっております。
時間があれば長編おすすなんですが、本当にのんびり読書したいなら上にあげた作品以外を探偵ガリレオから読んでいくのがいいと思います。
順番は特に気にしなくても大丈夫です。
作品紹介
探偵ガリレオ
突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。
評価6/10
ガリレオシリーズの第1弾は短編集。
科学が起こすミステリーを解決する大学教授のガリレオ先生の湯川のキャラがお見事で、ドラマに映画にと人気物語になりました。
科学好きじゃなくても、楽しく読めるのがいいです。
予知夢
深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入し、気がついた母親が猟銃を発砲した。とりおさえられた男は、17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張する。その証拠は、男が小学四年生の時に書いた作文。果たして偶然か、妄想か…。
常識ではありえない事件を、天才物理学者・湯川が解明する、シリーズ累計1320万部突破の人気連作ミステリー第二弾
評価6/10
ガリレオシリーズ第2弾も短編集。
こんな事が起こるんだと思う衝撃や人って怖いなと思う事ばかりです。
容疑者Xの献身
運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。
天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘の美里と暮らす隣人の花岡靖子に秘かな想いを寄せていた。
ある日、靖子の前夫・富樫が母娘の居場所を突き止めて訪ねてきた。金を無心し、暴力をふるう富樫を、靖子と美里は殺してしまう。
呆然とする二人を救うために、石神は完全犯罪を企てる。 だが皮肉にも、石神と帝都大学の同期であり、親友である物理学者の湯川学がその謎に挑むことになる。
評価10/10
ガリレオシリーズ第3弾は超名作にして直木賞受賞作。
とにかく読んで欲しい。
トリックも驚くのだけど、その奥に隠された献身的な愛が詰まった感動の名作。
ガリレオの苦悩
悪魔の手”と名のる人物から、警視庁に送りつけられた怪文書。そこには、連続殺人の犯行予告と、帝都大学准教授・湯川学を名指して挑発する文面が記されていた。湯川を標的とする犯人の狙いは何か?常識を超えた恐るべき殺人方法とは?邪悪な犯罪者と天才物理学者の対決を圧倒的スケールで描く、大人気シリーズ第四弾。
評価8/10
ガリレオシリーズ第4弾の短編集。
「操縦る」がお見事です。
聖女の救済
資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。
驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。
ガリレオシリーズ第5弾は長編。
完全犯罪は現実的には無理だけど、最後まで分からないストーリの見事さは最高でした。
真夏の方程式
夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。
翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。
これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは-ーー。
評価8/10
ガリレオシリーズ第6弾は映画にもなった長編小説。
夏休みの海で起こるちょっと可哀想な話なんだよね。
映画気になった方は、これだけ読んでも全然楽しめます。
虚像の道化師
ビル5階にある新興宗教の道場から、信者の男が転落死した。男は何かから逃れるように勝手に窓から飛び降りた様子だったが、教祖は自分が念を送って落としたと自首してきた。
教祖は本当にその力を持っているのか、そして湯川はからくりを見破ることができるのか(「幻惑す」)。ボリューム満点、7編収録の文庫オリジナル編集。
評価6/10
ガリレオシリーズ第7弾は短編小説。
普通にネタが尽きないのが凄いのですが、飽きずに毎回楽しいです。
禁断の魔術
姉を見殺しにされ天涯孤独となった青年。愛弟子の企てに気づいたとき、湯川がとった驚愕の行動とは。!
かつて湯川が指導した、高校の物理クラブの後輩・古芝伸吾が帝都大に入学してきた。だが彼は早々に大学を中退してしまい、その影には彼の姉の死が絡んでいたらしい。
その頃、フリージャーナリストが殺された。その男は代議士の大賀を執拗に追っており、大賀の番記者が伸吾の死んだ姉であったことが判明した。草薙は伸吾の姉の死に大賀が関与しており、伸吾が大賀への復讐を企んでいると警戒する。湯川はその可能性を否定しつつも、伸吾が製作したある“装置”の存在に気づいていた。「私は君にそんなことをさせたくて科学を教えたんじゃない」――湯川と愛弟子の対決の結果は!?
評価7/10
ガリレオシリーズ第8弾は長編物語になっていて、教え子が起こす事件の気になる展開。
科学よりもエンタメの方が上回った印象ですが、全体的に面白いです。
沈黙のパレード
評価9/10
ガリレオ20年のタイミングで出された9作目の作品にして、容疑者Xと並ぶシリーズ最高傑作を更新してきましたよ。
湯川がアメリカに行ってしまい終わりかと思ってましたが、帰国した今回の事件は今まで以上の驚きの連続でミステリーとしても、人間ドラマとしてもかなり至高の作品となってます。
最後の最後まで真相が分からない、とても面白い物語を楽しんで見てください。
透明な螺旋(2021年9/3発売)
今、明かされる「ガリレオの真実」。
房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。
失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。
警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。
「愛する人を守ることは罪なのか」
ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。
評価 6/10
房総沖で発見された男の死の捜査の中で、浮かび上がる事件関係者たち。
その中に湯川先生に繋がる糸があり、湯川先生も捜査に協力するのですが、その先に待っ
る悲しい事実と衝撃の事件の内容がまさかまさかの展開でした。
遂に明かされる湯川の過去と今回の事件の全貌は、まさに螺旋のようでした。
湯川先生の思いがけない一面と、衝撃の過去が明かされるファンには嬉しい1冊でもありました。
まとめ
ドラマや映画になった人気作であり、主演が福山雅治さんという事で広く認知されてる作品だと思います。
シリーズを読むきっかけとしては短編もいいですが、やっぱり直木賞作品の「容疑者X」は外せないと思います。
手軽に読める物が多いので、ぜひ東野さん作品を読むきっかけに手に取って見てください。
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