東野圭吾さんの大ファンの私は全作品を読みました。
今回は備忘録の意味も含めて全作品を刊行順に並べてリストにしましたので、読んでいない本のチェックに参考にしてみて下さい。
並べてみるとなんと100冊オーバー。
使った時間とお金以上の驚きや感動を頂きましたね。
東野圭吾 全作品一覧[おすすめ・感想・新作]
お勧め上位作品を手早く知りたい方には、こちらのランキング記事がおすすめです。
1.放課後(1985年)
評価6/10
本格推理小説にして第31回江戸川乱歩賞受賞受賞作。
学園モノのミステリーですが、非常に上手く構成された緻密なトリックでデビュー作とは思えないクオリティです。
2.卒業(1986年)
心やさしき大学生名探偵・加賀恭一郎は、祥子が残した日記を手掛りに死の謎を追求する。しかし、第2の事件はさらに異常なものだった。茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は!?
評価5/10
大人気加賀恭一郎シリーズ第1弾で、大学生の頃の加賀さんが知れます。
物語としては良いのですが、肝心のトリックの部分が茶道を知ってないと理解できない物で、読んだ後すっきりしません。
この頃から人物描写はお見事ですが、加賀ファン以外が今これを読む必要はないと思う作品です。
3.白馬山荘殺人事件(1986年)
評価6/10
雪山の山荘での殺人が起こる本格推理小説。
マザーグースの唄にちなんだ暗号が隠されていて、なかなか擽ぐる展開です。
本格好きじゃなければ、そこまでハマれないかもです。
<追記>2020年新装版発売。
4.学生街の殺人(1987年)
評価6/10
こちらも本格ミステリー作品。
トリックがお見事で、30年も前の作品とは思えないワードが出てきて驚きます。
5.11文字の殺人(1987年)
評価5/10
ちょっとチープなドラマ仕立ての作品。
ミステリーとしては最終的に見事な終幕ですが、それほど残らない作品です。
<追記>2020年新装版発売。
6.魔球(1988年)
評価7/10
初期の頃の作品で一番印象深いのがこちら。
今の東野さんに繋がる物語の奥深さが詰まっていて、たまに読んでも面白い。
7.ウインクで乾杯(1988年)
評価5/10
読ませるテンポが良く、先が気になる作品だが全体的に軽い印象。
読みやすいので、時間あればどうぞ。
8.浪花少年探偵団(1988年)
評価7/10
笑いの大阪で育った東野さんの裏の顔が滲み出てる名作物語。
しのぶセンセと言うキャラと、出てくる生徒たちがとてもお見事な描写。
キャッチーで読みやすいんだけど、物語性もあり、今に繋がる様な奥深さもあります。
9.十字屋敷のピエロ(1989年)
評価5/10
ピエロの視点と事件を上手く掛け合わせて展開する珍しいお話
3つの視点を生かしながらじっくり読んでいくと筆者の罠にハマります。
最後まで謎を引きずる感じがお見事で、やられた感が強いです。
10.眠りの森(1989年)
評価7/10
加賀恭一郎の第2弾は、得意のバレリーナ物語。
加賀ファンなら飛ばせられない作品であり、悲しい事件です。
11.鳥人計画(1989年)
日本ジャンプ界期待のホープが殺された。ほどなく犯人は彼のコーチであることが判明。一体、彼がどうして? 一見単純に見えた殺人事件の背後に隠された、驚くべき「計画」 とは!?
評価6/10
タイトルからは何を示すのか分かりにくいけど、スキージャンプのお話。
東野さんを語る上で、スキーは外せられないのですが、初めてのこの作品からクオリティー高いです。
12.殺人現場は雲の上(1989年)
評価5/10
キャビンアテンダントの2人の周りで起こる事件を描いたライトなサスペンス。
悪くはないけど、特に印象には残らない。
<追記>2020年新装版発売。
13.ブルータスの心臓(1989年)
評価7/10
大阪・名古屋・東京を結ぶ完全犯罪殺人リレーってだけで読みたくなる作品。
この頃からエンタメ性が結構出ていて、読ませる力が半端なくあります。
14.探偵倶楽部(1990年)
評価7/10
VIP専用の調査機関“探偵倶楽部”と言う設定の短編小説。
短編なのに非常に深いミステリーが描かれていて、結構隠れた名作だと思います。
15.宿命(1990年)
評価9/10
魔球と共に初期の頃の名作がこちら。
今ではこれを超える作品はたくさんあるけど、この頃これを読んだ衝撃が凄かった。
とにかくラストにやられたね。
16.犯人のいない殺人の夜(1990年)
評価7/10
7話の短編集。
探偵倶楽部に続いて、良質なミステリーが詰まった作品です。
<追記>2020年新装版発売。
17.仮面山荘の殺人事件(1990年)
評価7/10
東野圭吾のどんでん返しの傑作ミステリーといえばこれ。
巧みなストーリーでコロッと騙される快感があります。
18.変身(1991年)
脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。
平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。
評価7/10
脳移植を描いた儚くも怖い話。
医療系の作品は後に沢山出ますが、これが最初になると思います。
19.回廊亭殺人事件(1991年)
評価5/10
こちらも本格推理小説ですね。
物語はあまり好きじゃないですが、トリックは見事でした。
20.天使の耳(1992年)
評価6/10
交通事故を題材にした社会者ミステリー。
気軽に読める手軽さはあるんだけど、中身は教訓になるほど深くて面白い。
21.ある閉ざされた雪の山荘で(1992年)
評価5/10
舞台設定は定番なんですが、本当に隠された真実を知る展開がお見事でドキドキする話。
読んで損はないと思います。
22.美しき凶器(1992年)
評価3/10
うーん。エンタメ性と発想は面白くて、あっという間に読めるんですが、かなり好き嫌い分かれると思います。
ちょっとやり過ぎな印象です。
23.同級生(1993年)
評価6/10
久しぶりの学園ものは、かなり引き込まれる作品。
謎が謎を呼ぶ展開は見事で、一気読みしてしまいますね。
24.分身(1993年)
評価7/10
こちらも物語性が凄く面白くて、引き込まれる展開がお見事でした。
2人の視点で謎が深まり、読み進めていくうちにどんどん先が気になるけどラストだけはね…。
25.しのぶセンセにサヨナラ(1993年)
評価7/10
なぜしのぶセンセ終わらせたんだろと思う悲しさ。
時代の古さはあっても、大阪ならではのこの面白さはほんと他にはない個性だと思います。
26.怪しい人びと(1993年)
評価7/10
7話の短編集。
短編だけに深さはないものの、斬新な手法が沢山あってかなり面白いです。
短編は短編の魅力があるので、時間の無い方にはおすすめですよ。
27.むかし僕が死んだ家(1994年)
評価8/10
隠されたものを見つけるための伏線が沢山あり、ラストに持っていく手法がとてもお見事で、やられた感の強い作品。
あー。またやられたと思う傑作ミステリーです。
28.虹を操る少年(1994年)
評価5/10
SFというかファンタジーというか、全体的に中途半端で好きになれませんでした。
29.パラレルワールド・ラブストーリー(1995年)
評価7/10
ラブストーリーなタイトルですが、こちらもSFモノのミステリーです。
分厚さはありますが、読み始めたらいつも通り止まらない展開が待ってます。
30.あの頃ぼくらはアホでした(1995年)
評価8/10
おバカな東野さんの一面を見れる傑作エッセイ。
暇な時に読むだけで元気をもらえる大阪の力。ほんま笑えます。
31.怪笑小説(1995年)
評価7/10
真剣な作品の多い東野さんにも笑い溢れる小説があります。
息抜きにピッタリなブラックな笑いここにあり。
32.天空の蜂(1995年)
評価7/10
少し前に映画化した作品ですね。
90年代から原発を題材にした作品を描くとは…。
33.名探偵の掟(1996年)
評価8/10
本格ミステリー好き必見の自虐的な小説。
ミステリー作家がこれを書けるのが凄いと思う位の笑える内容です。
34.どちらかが彼女を殺した(1996年)
評価7/10
加賀業一郎第3弾は、犯人が最後まで語られないミステリー。
二人の供述を参考にして、自分で犯人を当てる面白いタイプの話。
ちなみに当たりましたけどね。
35.毒笑小説(1996年)
評価6/10
笑いシリーズの2弾は毒の詰まった笑い。
テンポが良くて、手軽に読めるのでこのシリーズは手元に置いておくといいですよ。
36.悪意(1996年)
東野文学の最高峰。
人気作家が仕事場で殺された。第一発見者は、その妻と昔からの友人だった。
逮捕された犯人が決して語らない「動機」とはなんなのか。
超一級のホワイダニット。
評価9/10
加賀恭一郎シリーズ第4弾にして、この頃の最高傑作じゃないでしょうか?
犯人はすぐに捕まるのですが、動機を知る為に探り続ける加賀さん。
37.名探偵の呪縛(1996年)
評価5/10
名探偵天下一シリーズの続編ですが、長編になるとダメでした。
38.探偵ガリレオ(1998年)
評価6/10
ガリレオシリーズの第1弾は短編集。
科学が起こすミステリーを解決する大学教授のガリレオ先生の湯川のキャラがお見事で、ドラマに映画にと人気物語になりました。
科学好きじゃなくても、楽しく読めるのがいいです。
39.秘密(1998年)
自動車部品メーカーで働く39歳の杉田平介は妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美と暮らしていた。長野の実家に行く妻と娘を乗せたスキーバスが崖から転落してしまう。 妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。 その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。 外見は小学生ながら今までどおり家事をこなす妻は、やがて藻奈美の代わりに 新しい人生を送りたいと決意し、私立中学を受験、その後は医学部を目指して共学の高校を受験する。年頃になった彼女の周囲には男性の影がちらつき、 平介は妻であって娘でもある彼女への関係に苦しむようになる。
評価7/10
東野さんの作品でも常にBest5位に出てくる有名作品。
特に子供を持つ世代にはとても考えさせられる作品じゃないでしょうか。
泣ける切ない話です。
40.私が彼を殺した(1999年)
評価6/10
加賀恭一郎シリーズ第5弾は容疑者が3人。
最後まで自分で推理していく展開がお見事で、気持ちいいかモヤモヤかどちらで終わるか楽しい作品。
41.白夜行(1999年)
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作
評価10/10
東野圭吾不動の最高傑作。
あの分厚さでありながら、不気味すぎて次が気になって仕方がない展開はお見事。
まずはコレって言えないけど、いつか読んでほしい作品です。
42.嘘をもうひとつだけ(2000年)
評価6/10
加賀恭一郎シリーズ第6弾は短編小説。
5話のどれもがしっかりとした物語に出来てるので、テンポも良くて面白いです。
43.予知夢(2000年)
評価6/10
ガリレオシリーズ第2弾も短編集。
こんな事が起こるんだと思う衝撃や人って怖いなと思う事ばかりです。
44.片想い(2001年)
評価7/10
タイトルからは甘い話も想像できるが、かなり深刻な社会派ミステリーというかサスペンス。
ストーリーも見事だけど、考える事が深いです。
45.超・殺人事件―推理作家の苦悩(2001年)
評価6/10
たまにある東野さんのブラックな部分の出てる短編小説。
ホントかウソか知らないけど、こんな世界もあるんだね。
46.サンタのおばさん(2001年)
評価6/10
子供から大人まで楽しめる絵本エッセイ。
こうやってまた問題定義するのも斬新です。
47.レイクサイド(2002年)
評価7/10
まさにドラマにうってつけの内容のサスペンスミステリー。
こんな世の中悲しいよねと思うけど、ミステリーとしては面白い。
48.時生(2002年)
評価8/10
「あの子に訊きたい。生まれてきてよかった?」
とにかく泣ける感動の名作です。
表紙見るだけで泣けます。
49.ゲームの名は誘拐(2002年)
評価5/10
テンポよく手軽に読める割には物語もしっかりしていて面白い。
ラストがイマイチかな。
50.手紙(2003年)
評価9/10
こちらも東野さんのBest5常連作品。
社会派の作品の中でも特に考えさせられる話であり、最後まで救われない気分になるのだけど、これが現実なんだろうなと思う。
多くの人に読んでほしい作品です。
51.おれは非情勤(2003年)
評価7/10
タイトルも表紙もB級以下の作品にしか思えないけど、かなりの良作短編集。
クールで緩くて、子供でも楽しめる作品で、短編の中でもおすすめです。
52.殺人の門(2003年)
評価4/10
これは厚さの割に内容がイマイチかな。
ちょっとネチっこい話が暗くて、他の長編と比べると好きになれなかった。
53.幻夜(2004年)
1995年、阪神淡路大震災。その混乱のまっただ中で、衝動的に殺人を犯してしまった男。それを目撃していた女。二人は手を組み、東京に出ていく。女は、野心を実現するためには手段を選ばない。男は、女を深く愛するがゆえに、彼女の指示のまま、悪事に手を染めていく。やがて成功を極めた女の、思いもかけない真の姿が浮かびあがってくる。彼女はいったい何者なのか――謎が謎を呼び、伏線に伏線が絡む。驚愕のラストシーンまで一気呵成の読みごたえ。ミステリーの醍醐味にあふれた傑作大長編。あの名作『白夜行』の興奮がよみがえるミリオンセラー。
評価8/10
名作白夜行の続編的な位置づけにある長編小説。
時折出てくるキャラの名前にハラハラさせながら読めるのですが、これ単独で読んで面白いです。
出来ればまだ続きが読みたいですよね。
54.ちゃれんじ(2004年)
評価6/10
東野さんのスノボーにハマる様子が面白く描かれたエッセイ集。
普通に息抜きで書かれてるんでしょうが、めちゃくちゃ笑えるのでオススメ。
55.さまよう刃(2004年)
評価7/10
娘を未成年に殺された父が、復讐を実行する社会派サスペンス。
映画にもなった作品だけど、話は悲しくて重いです。
スリルもあって、とても考えさせられる作品です。
56.黒笑小説(2005年)
評価6/10
ブラックな笑いの詰まった短編集。
文学賞をここまで笑いに変えて書く人も居ないでしょうねw
57.容疑者Xの献身(2005年)
評価10/10
ガリレオシリーズ第3弾は超名作にして直木賞受賞作。
とにかく読んで欲しい。
トリックも驚くのだけど、その奥に隠された献身的な愛が詰まった感動の名作。
58.さいえんす(2005年)
評価4/10
理系の作者の科学エッセイ。
ちょっと難しい話もあるけども、「へぇー」が連発で面白かった。
59.夢はトリノをかけめぐる(2006年)
評価6/10
トリノオリンピックの観戦記。趣味を超えた作品です。
60.赤い指(2006年)
評価9/10
加賀恭一郎シリーズ第7弾は、どこにでもありそうな家族が抱える問題が引き起こした悲しい事件。
考えるだけで泣けてくるのだけど、凄く悲しいストーリーです。
これも多くの人に読んで欲しい名作。
61.使命と魂のリミット(2006年)
評価6/10
病院、刑事、その関係性の設定が見事で、伏線が繋がるそのストーリー性がよく出来てます。
さすが東野さんって感じの1冊です。
62.たぶん最後の御挨拶(2007年)
評価4/10
意味深なタイトルですが、読めばわかるファンに嬉しい1冊です。
東野さんをよく知りたい方は是非読んで見てね。
63.夜明けの街で(2007年)
評価7/10
これも構成が見事で、あっという間に読めるミステリー。
不倫を題材にして、過去の殺人事件を結びつける辺りが憎いです。
展開的に引き込まれる度合いが凄いです。
64.ダイイング・アイ(2007年)
評価3/10
東野さんに珍しい何にも残らない話。
ちょっぴりホラー。
65.流星の絆(2008年)
評価7/10
ドラマにもなった3兄弟の絆が印象深い傑作ミステリー。
ドラマの印象が深すぎて、キャラと笑いが入ってしまうのが残念だけど、凄くいい作品です。
66.聖女の救済(2008年)
評価8/10
ガリレオシリーズ第5弾は長編。
完全犯罪は現実的には無理だけど、最後まで分からないストーリの見事さは最高でした。
67.ガリレオの苦悩(2008年)
評価7/10
ガリレオシリーズ第4弾の短編集。
「操縦る」がお見事です。
68.パラドックス13(2009年)
評価5/10
東野さんらしい話ですが、個人的にはあまり印象に残らなかったなぁ。
映画化してもおかしくない感じの壮大さはあります。
69.新参者(2009年)
評価7/10
加賀恭一郎シリーズ第8弾は人情溢れる日本橋署の下町物語。
短編で繰り広げられる伏線が見事に繋がった瞬間にやられた感がすごい。
加賀さんのシリーズの中でも、一番読みやすいと思います。
70.カッコウの卵は誰のもの(2010年)
評価6/10
お得意のウィンタースポーツに遺伝子を重ねた作品。
読みやすかったけど、あまり印象には残らない。
71.プラチナデータ(2010年)
評価6/10
これも科学的な作品なだけに人を選ぶかもしれないが、読みやすさとストーリー性は凄いのであっという間に読める作品。
よくもこんな話が次々に浮かんでくるものです。
72.白銀ジャック(2010年)
評価5/10
映画化されたウィンタースポーツのエンタメ作品。
シリーズ化した作品の中でも、特に好みじゃないやつです。(面白いけど)
73.あの頃の誰か(2011年)
評価7/10
タイトルの通り昔話の入った短編集。
普通に面白いのだけど、特出してるのは秘密の原型となったさよなら『お父さん』」が入ってる点。
これは必読です。
74.麒麟の翼(2011年)
評価8/10
加賀恭一郎シリーズ第9弾はこれまた悲しい子供達の物語。
殺された父の謎の行動が解き明かされる展開に涙します。映画も素敵でした。
75.真夏の方程式(2011年)
評価8/10
ガリレオシリーズ第6弾は映画にもなった長編小説。
夏休みの海で起こるちょっと可哀想な話なんだよね。
映画気になった方は、これだけ読んでも全然楽しめます。
76.マスカレードホテル(2011年)
評価7/10
新たなキャラが気になるマスカレードシリーズ第1弾。
ホテルを舞台に仮面を被ったお客に対峙するミステリー。
先の読めない展開と、いい感じのキャラがホテルで翻弄されるシリーズで一番面白い第1弾。
77.歪笑小説(2012年)
評価7/10
歪んだ笑いは真実なのか?
小説家の裏側を笑いにした傑作短編集。このシリーズは笑え過ぎて大好きです。
78.ナミヤ雑貨店の奇蹟(2012年)
評価8/10
これも映画化した作品ですね。
東野さんに珍しいファンタジー路線で描かれる、今と過去を繋ぐ感動の物語は心温まります。
結局は感動の涙を流してしまうくらい素晴らしい作品。
79.虚像の道化師(2012年)
評価6/10
ガリレオシリーズ第7弾は短編小説。
普通にネタが尽きないのが凄いのですが、飽きずに毎回楽しいです。
80.禁断の魔術(2012年)
単行本『禁断の魔術』では中編(250枚)「猛射つ」として発表された作品に、200枚超加筆する文庫オリジナル長編バージョン
評価7/10
ガリレオシリーズ第8弾は長編物語になっていて、教え子が起こす事件の気になる展開。
科学よりもエンタメの方が上回った印象ですが、全体的に面白いです。
なお単行本「ガリレオ8」では短編集になっており、最後の一話が「猛射つ」
最後の一話を文庫化の際に長編化して、他の話を文庫版「虚像の道化師」に収録という形になっています。
単行本と文庫の内容が違いますので両方チェクしてみて下さい。
81.夢幻花(2013年)
評価8/10
近年の中で一番ミステリー要素のある傑作小説だと思う作品。
物語の展開が読めない感じが、後に行けば行くほど面白くなり、真実を知る頃にはあっと驚かされます。
82.祈りの幕が下りる時(2013年)
評価9/10
加賀恭一郎シリーズ第10弾はその名の通り最終幕となる作品。
物語のラストらしい、完璧な作品じゃないでしょうか?
せめて「赤い指」から順番に読むことをお勧めします。
83.疾風ロンド(2013年)
評価5/10
「白銀ジャック」に次ぐ雪山シリーズ第2弾。
面白いけど、映画向けな印象です。
あっという間に読めるし、ワクワク感はあります。
84.虚ろな十字架(2014年)
評価8/10
死刑制度に向けた作者なりの社会派作品。
物語としても、問題定義としてもとても印象的な作品です。
85.マスカレードイブ(2014年)
評価6/10
マスカレードシリーズ第2弾。
ホテルを舞台にどう繋げてくるかと思ってたけど、こんなやり方でしたか。
キャラは良いので、今後に期待。
86.ラプラスの魔女(2015年)
同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた地球化学の研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する――。
価値観をくつがえされる衝撃。物語に翻弄される興奮。
評価5/10
SF系の作品で、内容的にはタイトルの通り科学的な話ですね。
読みやすいけど、あまりに現実離れしすぎててガリレオシリーズよりも遠い世界。
一種の社会風刺的な視点なのかな?と思いながら楽しみましょう。
87.人魚の眠る家(2015年)
評価7/10
脳死にまつわる問いを掲げた社会派作品。
これも考えさせられる悲しい話で、麒麟の翼が好きな方には読んでほしい。
88.危険なビーナス(2016年)
評価5/10
近年稀に見る駄作。
物語の展開とバカな主人公に呆れながらラストは見えてしまった。
読みやすさは抜群だけに残念だ。
89.恋のゴンドラ(2016年)
評価6/10
雪山物語の短編集。
繋がり合う話で、オチが見事で長編よりも断然面白かった。
かなり笑えるので、冬になったら読み直したくなります。
90.雪煙チェイス(2016年)
評価4/10
雪山シリーズ中、一番面白くなかったね。
無理やり感もあるんだけど、常にドラマや映画のような話です。
エンタメ要素が好きな方にはまだお勧めです。
91.素敵な日本人(2017年)
評価6/10
ニヤニヤする笑いに包まれる短編集。
これ位がちょうど良いです。
92.マスカレードナイト(2017年)
評価8/10
マスカレードシリーズ第3弾は結構派手な物語になりましたね。
ホテルという空間で続編を出すのは設定的になかなか難しいと思うけど、次はあるのでしょうか。
93.魔力の胎動(2018年)
評価6/10
映画化される「ラプラスの魔女」の前を描いた作品。
最近この手の話が多いので全く期待してなかったのですが、割と盛り上がる話が多くて面白かったです。
短編形式なのに物語が上手く繋がり、一筋縄ではいかない運命的な物語が隠れています。
流石に短編でもしっかりと読ませてくれる東野さんでした。
94.沈黙のパレード(2018年)
評価9/10
ガリレオ20年のタイミングで出された9作目の作品にして、シリーズ最高傑作を更新してきましたよ。
湯川がアメリカに行ってしまい終わりかと思ってましたが、帰国した今回の事件は今まで以上の驚きの連続でミステリーとしても、人間ドラマとしてもかなり至高の作品となってます。
最後の最後まで真相が分からない、とても面白い物語を楽しんでみてください。
95.希望の糸(2019年)
あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」
ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。
どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。
閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。
捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。
災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。
容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。
評価 7/10
帯にあった刑事の文字を見て、ふとあの人の名前を思い浮かべて読み始めた最新刊。
物語の序章としては、とても悲しい事件から。
途中刑事の名前が松宮だったのでわくわくしてましたが、やっぱり加賀さん登場です。
前作「祈りの幕が…」で、もうシリーズが終わってしまったかの様にも思いましたが、まだ続編は続いてくれました。
東野さんらしいジワジワと伏線が明かされる展開で、読んでてまさかの連発ですね。
巧みな会話と洞察力での事件の真相に迫る推理力が凄かったね。
そして、予想もつかない方向に事件の真相は有りました。
かなりあり得ない事の連発過ぎて、なんか物語を作り過ぎてるんだけど、その根底にある人物達には救いがあったのかなと思いましたね。
加賀さんの物語と言うよりは、松宮の事件と秘密を明かす様なサイドストーリー的な部分が強く、加賀恭一郎シリーズは前作で一区切りですね。
でも、前作の沈黙のパレードからまた結構作り込んでるなぁと思いますね。
96.クスノキの番人(2020年)
その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。
不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。
同情を買おうと取調官に訴えるが、その甲斐もなく送検、起訴を待つ身となってしまった。そこへ突然弁護士が現れる。依頼人の命令を聞くなら釈放してくれるというのだ。
依頼人に心当たりはないが、このままでは間違いなく刑務所だ。そこで賭けに出た玲斗は従うことに。
依頼人の待つ場所へ向かうと、年配の女性が待っていた。千舟と名乗るその女性は驚くことに伯母でもあるというのだ。あまり褒められた生き方をせず、将来の展望もないと言う玲斗に彼女が命令をする。「あなたにしてもらいたいこと||それはクスノキの番人です」と。
『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く新たなエンターテインメント作品。長編書き下ろし。
評価 6/10
不思議な力を持ったクスノキに祈念すると・・・なお話。
久しぶりファンタジーでしたが、過去の超名作の名前を出されても残念ながらそこまでの作品を超える事もなく、普通に面白い作品でした。
入ってるテーマが多すぎて、もう少し絞った方が感動出来た気がしますね。
97.ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人(2020年)
けれど、この町は寂れてはいても観光地で、再び客を呼ぶための華々しい計画が進行中だった。
多くの住民の期待を集めていた計画はしかし、世界中を襲ったコロナウイルスの蔓延により頓挫。町は望みを絶たれてしまう。
そんなタイミングで殺人事件が発生。犯人はもちろん、犯行の流れも謎だらけ。
当然だが、警察は、被害者遺族にも関係者にも捜査過程を教えてくれない。
いったい、何が起こったのか。「俺は自分の手で、警察より先に真相を突き止めたいと思っている」──。
颯爽とあらわれた〝黒い魔術師〟が人を喰ったような知恵と仕掛けを駆使して、犯人と警察に挑む!最新で普遍的。この男の小説は、ここまで凄くなる。
評価 6/10
コロナ真っ只中の世の中に合わせて書き下ろされた新作は、なんとコロナ下で起こった名もなき町での殺人事件の物語。
叔父と犯人探しをしていく話なんだけど、読み始めたらいつも通り一気読み必須なので寝不足になること間違いなし。
コロナ下の状況が今の自分たちの生活とリンクした情景や登場人物達の様子は共感できる部分もあって、より鮮明に物語が動いてる実感がしました。
肝心のミステリーの部分は、東野さんなら並みって感じかな。
正直事件の真相よりも、マジシャンのキャラ立ちの良さ、会話の楽しさに惹かれてしまいました。
98.東野圭吾 白鳥とコウモリ(2021年)
一人の男が殺害を自供し事件は解決――のはずだった。
「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」
2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の”告白”、その絶望――そして希望。
「罪と罰の問題はとても難しくて、簡単に答えを出せるものじゃない」
私たちは未知なる迷宮に引き込まれる――。
評価 9/10
久しぶりに寝不足になるタイプの没頭できるミステリーで、先が読めない物語の行方は想像を遥かに超えた辛い展開が待ってました。
途中で何度も頭の中を整理して、先を予想してたのですが、まさかの事実に驚愕しましたね。
殺人事件の被疑者の家族と、被害者の家族という正反対の立場ながら、事件の真相を知りたいという想いは同じ。
裁判で勝ちたい気持ちの強い検察や弁護士には分かって貰えない、ただ真相を知りたいだけの遺族の想いがよく伝わります。
実際にこの立場の2人が共有する想いがあるのかどうか分からないですが、タイトルの意味を知るラストの展開は見事すぎました。
99.透明な螺旋(2021年)
今、明かされる「ガリレオの真実」。
房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。
失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。
警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。
「愛する人を守ることは罪なのか」
ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。
評価 6/10
房総沖で発見された男の死の捜査の中で、浮かび上がる事件関係者たち。
その中に湯川先生に繋がる糸があり、湯川先生も捜査に協力するのですが、その先に待っ
る悲しい事実と衝撃の事件の内容がまさかまさかの展開でした。
遂に明かされる湯川の過去と今回の事件の全貌は、まさに螺旋のようでした。
湯川先生の思いがけない一面と、衝撃の過去が明かされるファンには嬉しい1冊でもありました。
100.マスカレードゲーム(2022年)
刑事・新田、再びホテル・コルテシアへ――。
累計470万部突破シリーズ最新作、発売決定!
評価 7/10
今作は、殺人事件の被害者の遺族が複雑に絡んだ事件が起こり、その重要人物たちがクリスマスイブに泊まるホテル・コルテシア東京にまた潜入するという不思議な展開になります。
ホテルの潜入捜査って…突っ込みたくなりますが、2度あることは3度ある。
そんな物語に過去の相棒である山岸尚美も加わり、新たな刺客?として捜査一課から女性刑事が入るんですね。(なんかこの展開は、某警察映画で見たことある記憶がw)
かなり強引すぎる展開と、捜査方法などは突っ込みどころ満載なんだけど、このシリーズはエンタメ作品としか見てないのでその辺りも楽しめます。
最後の展開は一番まさかでしたが、このシリーズはさてどうなるのかな?
一番そこが気になります。
101.魔女と過ごした七日間(2023年)
AIによる監視システムが強化された日本。指名手配犯捜しのスペシャリストだった元刑事が殺された。「あたしなりに推理する。その気があるなら、ついてきて」不思議な女性に導かれ、父を亡くした少年の冒険が始まる
評価6/10
第3弾は、円華が元警察官の父親を殺された中学生とタッグを組んで事件の捜査をしていく、スピード感のあるエンタメミステリー作品になってました。
AIを活用した監視システムやDNAデーターベースの捜査など、興味深いネタがテーマだし、国民のデータが色んな所で採取されてると思うと世の中怖いと思わせる事柄が沢山出てきます。
物語の展開は、面白いけども東野さんらしい心情が薄くてそんなに残らない作品です。
102.あなたが誰かを殺した(2023年)
愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。
残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。
そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。
――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。
評価 7/10
東野さんの新刊は「希望の糸」以来の加賀恭一郎シリーズ12作目です。
今回は加賀さんの休暇中に父の面倒を観てくれていた看護師の金森さんの紹介で参加したある殺人事件の被害者たちの集会で事件と向き合うミステリー。
タイトル的に読み手に推理させるシリーズだと思って読んでいたけど、普通に明かされますのでご安心を…。(昔の作品は最後まで明かされずに真相が袋綴じになってます)
流石の今の東野さんの描き方は最初から最後までずっと面白い。
まるでドラマを観てる感覚で読めるから、これだけの家族が登場しても「誰だっけ?」が少なく混乱せずに読みやすいです。
本格ミステリー寄りだからか、休暇中の刑事だからなのか、いつもの加賀さんよりは存在感がおとなしめなんだけど、最後の真相はやってくれたね。
全体的に人間不信になりそうなくらいに出てくる人達に共感できない感じ。
別荘地での大人の嫌な面を沢山見えるのがちょっとリアルかな。
犯罪も犯行理由も、まさに現代っぽい形で描かれているし、流石の東野さんの作品だって感じでしたね。
103.ブラック・ショーマンと覚醒する女たち(2024/1/24発売)
評価 6/10
マジシャン×ミステリーの相性は抜群なものがあるのですが、東野さんの描くキャラってシリーズ化を望む物になると一気にぶっ飛んでいて面白くなるんですよね。
今回は短編ってことを知らずに買ったので若干残念な気持ちになりましたが、連作短編的な要素があって、最後に腑に落ちるトリックが仕掛けられてます。
相変わらずただのマジシャンだとは思えないほど鋭すぎる叔父さん。
姪との会話も面白いし、事件の内容も東野さんらしい展開ではないようなものもあって、意外性がありました。
評価 6/10
東野さんらしい、哀しくて切なくて温かいストーリーはじわじわきましたね。
ハンデを持った若い力が頑張って生きようとする姿は、明日への力になります。
中盤までそんなにピンと来なかったけど、ラストは切ない気持ちが染み渡る作品。
東野圭吾「架空犯」
焼け落ちた屋敷から見つかったのは、
都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。
華やかな人生を送ってきた二人に
何が起きたのか。
評価 7/10
なんとあの「白鳥とコウモリ」の続編です。
「白鳥とコウモリ」は、東野さんの新たな代表作だと勝手に思っているので、期待させて貰うでしょう。
動機も真犯人も学生時代の過去にある…
一気読みの必須の気になる展開は、期待を裏切らずに最後まで面白かった。
今回は、読み終わったあとのタイトルの意味とか、カバーの写真とかなかなかいい感じでした。
<2024/11更新>
遂に東野さんの作品が電子書籍化しましたので、紹介しています。
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