ドラマや映画化される作品も多い売れっ子作家の池井戸潤さんの小説。
今回は池井戸さんの作品で、個人的にお勧めする10冊をランキング形式にして紹介します。
夢や勇気をくれたり、スカッとして気持ちよくなる正義は勝つの物語が多くて、ポジティブな気持ちになれるお話ばかりです。
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池井戸潤のおすすめ小説10作品ランキングで紹介
10位.7つの会議
<感想>
会社を巡る7つの短編集。
徐々に色んな人の視点で話が見えてくと、人間らしい馬鹿げた善悪の争いである。
巧みな展開で隠された仕掛けは予想以上にキレています。
この頃から池井戸さんの物語の展開がドラマ化してますね。って
9位.仇敵
<感想>
個人的に初期の作品の中では、今の池井戸ワールドの礎となった作品だろうと思う展開力をもった良作の1つです。
銀行の話だけど主役は元銀行員の庶務行員。だけど本当の姿は…って感じのお話。
徐々に浮き彫りになっていく敵の姿とジワジワと盛り上げていく展開が見事です。
あまり知られてないだけにぜひ読んで欲しい作品です。
8位.不祥事
<感想>
こちらもドラマ化した有名な作品。
ドラマのタイトルは「花咲舞が…」ってやつですね。
最初読んだ時になんでこんな地味なタイトルなんだろ?って思ってたら、ドラマ化で変わってました。
アグレッシブで、一筋縄ではいかない花咲舞が暴れまくる銀行エンタメ作品。
面白可笑しく読める良作です。
7位.ルーズベルトゲーム
<感想>
企業と野球をテーマにした「陸王」に続かせる様な作品。
業績不振で、廃部の掛かった野球部の行方は如何に?って展開がワクワクしますよね。
この辺りから一気にヒット作を量産してるので、ウケるテクが凄く上手くなったと思った作品であり、ちょっと都合良いかなと思ってしまう感じもあります。
それでも、ワクワクと勇気を与えてくれる読み物としては素晴らしく面白いです。
6位.陸王
これはドラマになったので結構有名な作品でしょう。(私はドラマを見ていませんが…)
池井戸さんの物語は必ず弱いモノが窮地に立たされるのだけど、そこからの底力が素晴らしくカッコいい。
選手もメーカーも、力を合わせて本当に理想の姿を貫いて素晴らしいレースを見せてくれる。
感動をありがとうと言いたくなる様なラストも含めて素晴らしい作品。
5位.オレたち花のバブル組
<感想>
こちらもドラマ化したあの半沢直樹の第2弾。
ドラマ全然見た事無いんですが、小説だけ読んでもスッゴイ面白いエンタメ作品になってます。
理不尽な上司の押し付けをやり遂げてしまう強さと、全ての悪に立ち向かう姿勢に日本のサラリーマンは勇気を貰える事間違いなし。
4位.アキラとあきら
<感想>
これは個人的に池井戸さんのベスト盤みたいな物語だと思ってます。
今までの小説の良い所のネタを詰め込んで、長編の展開力を持って壮大な1冊にまとめてます。
自己紹介の意味を込めて、この1冊を読めば池井戸作品を楽しめる様な物語。
3位.鉄の骨
<感想>
ゼネコンによる談合をテーマにした小説。
かなり内容は分厚いですが、読み始めればすぐに入り込めるので問題なし。
会社員なら誰もが感じる様な葛藤やもがき苦しむ姿が印象的。
ある意味人生の選択を色々と考えてしまうきっかけになった1冊の小説です。
池井戸さんの作品は、20代に読んで欲しいね。
2位.空飛ぶタイヤ
<感想>
これはほぼ同率の1位です。
こちらも映画やドラマになってる超有名作ですが、あの悲しい事件を題材にした悪魔の様な人間達が沢山出てきます。
マジでクソって感じの会社なんだけど、社会の成り方がここに詰まっていて読みながら色々と葛藤させられますよ。
本気で大企業だからと言って植え付けられているものが本当の安心感なのか?
私たちの周りには、本当に信じられるものばかりなのか?
沢山考えて、沢山勇気を貰えた1冊です。
1位.下町ロケット
<感想>
池井戸さんに出会った最初の1冊。
そう言った意味でもこれを超える話は未だにありません。
感動、勇気、涙等沢山の感情の起伏を頂き、読書の楽しさを教えて貰った。
社会人ならこうやって生きたい。そんな理想の姿がここにはある。
「夢に生きて何が悪いのだ?」本気でそう言いたくなる様な物語。
カッコイイ生き様には、人の心を動かすバイブスが詰まってます。
ほんと落ち込んだ時にはこれ読んで、元気を出して次の日も頑張れる小説です。
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