東野圭吾2017年 [本気でおすすめベスト10]をランキングで紹介 白夜行・手紙・悪意・幻夜

東野圭吾を全作品網羅した大ファンの私の選ぶベスト10をご紹介します。

いやー!悩みますよね。名作が多すぎてあれこれ考える。

でも、15作品位はすっと出てきます。それをランキング形式にするのが難題。

その時の好みもあるし、読んだ順番による衝撃の度合いの違いはあると思います。

叙述系のミステリーなんかは、既に体験してる数が多ければ多いほどに抵抗力ありますからね。

そんな個人的なベスト10をご覧下さい。

スポンサーリンク

10位 むかし僕が死んだ家

<あらずじ>

「あたしは幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは……。

<感想>

10位は悩みに悩んで、どんでん返し系を入れました。

叙述系トリックで、まず騙されましょう。

作者の掌で踊らされて、ラストにあっと言わされる感覚はいつでも嫌になります。

9位 夢幻花

<あらすじ>

「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない――」by東野圭吾
花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。遺体の第一発見者である孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップする。
それを見て身分を隠して近づいてきたのが、警察庁に勤務するエリート・蒲生要介。ふとしたことから、その弟で大学院生の蒼太と知り合いになった梨乃は、二人で事件の真相解明に乗り出す。一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた……。
禁断の花をめぐり、宿命を背負った者たちの人間ドラマが交錯する〝東野ミステリの真骨頂〟。第二十六回柴田錬三郎賞受賞作。

<感想>

まず、タイトルからは内容が予想もつきませんからね。

読み始めても二転三転する話に先が全く読めない展開が待ってます。

特にプロローグからの流れと意味深な時代の流れは??

謎が謎を呼び、ラストに向かって久しぶりに予想もしないような展開で持って行かれました

流石としか言いようの無い作り込まれた作品にめちゃくちゃ痺れます。

ラストのエピローグまでしっかりと読んで貰いたい作品です。

近年の作品ではかなりのお勧めの1冊。

8位 幻夜

<あらすじ>

幻の夜を行く男と女。息もつかせぬ傑作長編!
阪神淡路大震災の直後に、出会った男と女。男が犯した殺人を知る女は、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。だが彼女にも恐るべき秘密が——。

<感想>

白夜行」とセットで語られる続編的な物語。

先に「白夜行」を読まなくても楽しめますが、読んでいると点が繋がってドキドキする展開が待っています。

確実に読んだ後に読む事をお勧めします

あの分厚い本だけに躊躇する気持ちは分かりますが、読み出すとあっという間に読めるので、こちらも気になると思います。

物語の展開が見事な作品です。

7位 悪意

<あらすじ>

人はなぜ人を殺すのか。
東野文学の最高峰。
人気作家が仕事場で殺された。第一発見者は、その妻と昔からの友人だった。
逮捕された犯人が決して語らない「動機」とはなんなのか。
超一級のホワイダニット。

<感想>

普通ならベスト3か5に入れる人が多い名作の1つです

犯人はあっさり冒頭で捕まり、そこから「動機」の解明を長々と手記と言う形で追い詰めていくのですが、これが一筋縄ではいきません

ラストには必ずやられる大どんでん返しが待ってるビックリな展開で、タイトルの意味するものを思い知らされます。

白夜行」を好きな方ならきっと好きになれると思います。

真相を知った瞬間にあっと驚く展開がやってくるあの感じは素晴らしい。

6位 赤い指

<あらすじ>

「家族」の物語。
犯罪を越えた本当の闇。
この家に隠されている真実は彼らの手で解かれなければならない。
ひとつの事件から見える家族の肖像。
二日間の悪夢と孤独な愛情の物語。

<感想>

加賀恭一郎シリーズですが単体の物語としても楽しめる、どこにでもありそうな家庭に訪れた悪夢。

これを読んだ時期に同じ様な事が私の家でも起きていて、とても他人事に思えずに考え込みました。

特にラストの母親の真相には涙が止まりませんでした。辛すぎる。

現実に起こる理想そうな社会派な内容なだけに幅広い年代にお勧めします。

5位 祈りの幕が下りる時

<あらすじ>

悲劇なんかじゃない。これが私の人生。
加賀恭一郎は、なぜ「新参者」になったのか—。

明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。

<感想>

加賀恭一郎シリーズのラストを飾る本であり、謎だった母親や加賀さんの謎だった部分が一気に語られます。

単行本で最初に読んだ時は、何も物語の内容に触れる文章が無くて、読み始めて少ししたタイミングで加賀刑事が出てきていきなりやられました。

容疑者Xを読んでなかったら間違いなくもっと驚いたんですが、少しトリックが似てましたね。

加賀さんの物語と本書の事件を上手くリンクされた感じや親子の愛の絆に涙必須です。

最後の加賀さんにするには勿体無い位のラストで、たまにどこかで出てきて欲しいと願っています。

4位 容疑者Xの献身

<あらすじ>

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

<感想>

容疑者Xは、東野さんの代表作であり「直木賞」を遂に受賞された名作。

ドラマでも有名なガリレオシリーズの中でも映画化され大ヒットしてますので知ってる方も多いはず。

献身」と言う名に相応しい、辛い物語の裏側が語られた時には涙する事間違い無し。

映画では人間的な魅力の表現が弱かったけども、小説だとまた違った気分になると思います。

映画が悪いわけではないけども、本書は本当に素晴らしいので一度読んでみて下さい

3位 宿命

<あらすじ>

高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。刑事と容疑者、幼なじみの二人が宿命の対決を果すとき、余りにも皮肉で感動的な結末が用意される。

<感想>

この中では一番古い作品です。

古いが故にあとで読むと、すでに出尽した感じになるかもしれませんが、この爽快感は並んでる名作に匹敵する作品だと思います。

タイトルの意味するもの。

ラストの1行(1ページ)まで目が話せません。

先にそのページ見るのは反則です。

2位 手紙

<あらすじ>

武島直貴の兄・剛志は、弟を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った屋敷で、思いもかけず人を殺めてしまう。判決は、懲役15年。それ以来、直貴のもとへ月に1度、獄中から手紙を送る剛志。一方で、進学、恋人、就職と、つかもうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって、その手をすり抜けていく直貴。日を追うごとに、剛志からの手紙は無視され、捨てられ、やがて…。

<感想>

東野さんの作品で最初に読んだのが「手紙

これはほんとに沢山の人に読んで貰いたい社会派の作品。

不条理な世の中に感じれるかもしれないけど、やっぱりそれが現実なんだ。

ラストは何度読んでも涙溢れてしまいます

少しでもこんな事の無い世の中になって欲しいと願いたい。

1位 白夜行

<あらすじ>

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。

<感想>

東野作品で3作目に読んだとても重厚な傑作ミステリー。

誰もが傑作と知って、一度は手に取る作品だとは思いますが、あまりの分厚さに諦めてしまうと言うお話も良く聞きます。

たしかに濃厚なほどの分厚さ。

ただ読み始めて、この2人の世界に入り込むと不思議とページをめくる手が止まらなくなるんですね。

二人が成長していく姿とその影で何かが常に起こっている闇の中でモヤモヤが沢山出てくると思います。

主人公2人の心理的な描写が無いのがこの作品の特徴で、時々出てくる刑事が全てを語っていると思います。

この重い本に込められた長いな長いストーリーの真実が見えた時にはほんとゾクゾクしますよ。

直木賞は獲れなかった作品ですが、その面白さは誰もが認めます。

ぜひ死ぬまでと言わずにすぐに読んでみてください。これを読んだから確実に「幻夜」を読みたくなります。

まとめ

結局は王道な「白夜行」が1位でしたが、これは本当に揺るぎないと思うし、これからも変わらないと思う。

「手紙」とか「宿命」は、読んだ順番で印象の残り方がやっぱりあるんだろうね。

「容疑者X」と「祈りの幕」は、シリーズ最高傑作だったので、これはやっぱり印象深い。

特に加賀さんなんて終わらせて欲しくないよね。

続けば続くほど、あんなに面白くなっていく話もなかなか無いですから。

最近の作品なら「夢幻花」は特に良かったですね。

ミステリーの王道的なジワジワくる東野さんのストーリー展開が光ってました。

ぜひこの中でも気になるものがあれば読んで見てくださいね。

東野作品はこちらでも紹介しています


全作品刊行順リスト


東野圭吾入門10選


東野圭吾「泣ける小説」のご紹介


加賀恭一郎物語BEST5

読書するならKindleお勧めです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク