[2024年版]東野圭吾のミステリー作品おすすめ文庫本 15作ランキング

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全作品を読んで大好きな作家の一人である東野圭吾さん。

東野さんと言えば根源にあるのはやっぱりミステリー小説。

今回はミステリー度の高い作品の中から10作品をランキング形式にして紹介します。

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東野圭吾 ミステリー作品おすすめ10作ランキング

15.マスカレードホテル

あらすじ
都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?いま幕が開く傑作新シリーズ。

最近の作品の中でも、エンタメ要素とミステリーの要素が上手くハマった作品。

ミステリー度合いは低いですが、アッと驚かれる仕掛けはあるのでご注意を。

 

14.十字屋敷のピエロ

あらすじ
ぼくはピエロの人形だ。人形だから動けない。しゃべることもできない。殺人者は安心してぼくの前で凶行を繰り返す。もし、そのぼくが読者のあなたにだけ、目撃したことを語れるならば…しかもドンデン返しがあって真犯人がいる。前代未聞の仕掛けで推理読者に挑戦する気鋭の乱歩賞作家の新感覚ミステリー。

事件の解決にピエロの視点が描かれる、東野作品でも非常に珍しい物語。

本格の感覚を味わいながら事件を追っていける視点がとてもワクワクします。

ある意味ピエロの存在はミスリードでもあるのだけど、上手く騙されます。

 

13.名探偵の掟

あらすじ
完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。

名探偵 天下一五郎シリーズの1弾は短編集。

これはミステリー好きを笑わせるもう最高のエンタメ作品です。

ミステリー作家が、ミステリーにまつわるロジックを斬っていく痛快な作品であります。

ミステリー好きなら必読の物語です。

 

12.私が彼を殺した

あらすじ
婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。男は自分との関わりを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。容疑者は3人。事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。加賀刑事が探りあてた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。

容疑者3名が告白する犯行。

一体真実はなんのか?と言う真犯人をあぶり出す読者への挑戦的な加賀さんの物語第2弾。

序盤からじっくりと読みながら「あなた」を見つけ出しましょう。

最後の袋とじの解説見て笑いました。

 

11.放課後

あらすじ
校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を2人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将――犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第2の殺人が……。乱歩賞受賞の青春推理。

東野さんの記念すべきデビュー作であり、江戸川乱歩賞受賞作品。

学園を舞台にした殺人事件は、ほんとに些細な事が引き起こした悲しき事件。

デビュー作でありながらもここまでも綺麗にまとめてあり、非常に読みやすいのが驚く所。

すでに30年前の作品ですが、今読んでも損はないです。

 

10.どちらかが彼女を殺した

あらすじ
最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。

犯人は2人のうちのどちらか。

自分で答えを出すのに必死で考えてしまう推理小説である。

ミステリー度は高く、当たり前にラストがある作品とは違った楽しさが待っています。

袋とじを見た瞬間のニヤリ感が忘れられないのである。

 

9.容疑者Xの献身

あらすじ
運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。 東野圭吾作品読者人気ランキング第1位。累計220万部突破、直木賞受賞の大ベストセラー。 天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘の美里と暮らす隣人の花岡靖子に秘かな想いを寄せていた。 ある日、靖子の前夫・富樫が母娘の居場所を突き止めて訪ねてきた。金を無心し、暴力をふるう富樫を、靖子と美里は殺してしまう。 呆然とする二人を救うために、石神は完全犯罪を企てる。 だが皮肉にも、石神と帝都大学の同期であり、親友である物理学者の湯川学がその謎に挑むことになる。

東野さんの代表作の1冊であり、大ヒット映画化作品。

ヒューマンドラマでありつつも、大それた殺人トリックが関われた傑作ミステリー作品でもあります。

事件に驚き、あまりの切なさに涙し、タイトルの意味を知るともう悼まれない気持ちに…。

 

8.ある閉ざされた雪の山荘で

あらすじ
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?驚愕の終幕が読者を待っている!

こちらも雪山の山荘で起こる事件。

東野さんの山荘は3作品あるのだけど、クローズドサークル+αの要素が面白くて最後の最後まで見抜けない視点が面白い。

 

7.仮面山荘殺人事件

あらすじ
8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった……。

逃亡中の強盗が山荘に立てこもる雰囲気ムンムンの物語。

最後の最後まで引き込まれまくっていく物語のオチは見事すぎて、夜に読んだら眠れなくなりますので要注意。

一種の叙述トリックなので、何も読まずに見て下さい。

 

6.魔球

あらすじ
9回裏二死満塁、春の選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる“魔球”を投げた。すべてはこの一球に込められていた…。捕手北岡明は大会後まもなく、愛犬と共に刺殺体で発見された。野球部の部員たちは疑心暗鬼に駆られた。高校生活最後の暗転と永遠の純情を描いた青春推理。

初期の頃の作品では最も好きな魔球。

このタイトルからは想像できないような青春ミステリー。

切なくも悲しいラストを迎え、余韻がすごい深くて考えさせられるお話です。

止まらない東野ミステリーをご覧あれ。

 

5.聖女の救済

あらすじ
資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。

完全犯罪を描こうとしたガリレオ作品。

真犯人を追い詰めるガリレオ先生と隙のない完全犯罪を見せる犯人の攻防が凄い。

ガリレオ先生の長編は面白いです。

関連記事:東野圭吾 ガリレオシリーズの読む順番とおすすめ作品を紹介

 

4.白夜行

あらすじ
愛することは「罪」なのか。それとも愛されることが「罪」なのか。
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。

個人的には一番好きな作品の不動の1位。

ミステリーでも当たり前の上位ですが、今回はちょっと志向を変えて4位に。

重厚な物語ですが、無駄がなく引き込まれる女の人生をご覧あれ。

関連記事:[2018年最新]東野圭吾 おすすめ25作品ランキング紹介 白夜行・手紙・悪意

 

3.むかし僕が死んだ家

あらすじ
「あたしには幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは…。超絶人気作家が放つ最新文庫長編ミステリ。

興味を引くタイトルにとても不思議な家の物語。

随所にある伏線と共に、物語の先にある謎が解き明かされる展開はとてもスリリング。

ミステリーの中にいろんな要素が入っていながらも、背筋の凍る様なゾクゾク感が味わえる不思議な作品です。

 

2.夢幻花

あらすじ
花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。第一発見者の孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップするとともに、この花が縁で知り合った大学院生・蒼太と真相解明に乗り出す。一方、西荻窪署の刑事・早瀬も、別の思いを胸に事件を追っていた…。宿命を背負った者たちの人間ドラマが展開していく“東野ミステリの真骨頂”。

近年の東野さんの中でも、一番謎に包まれた物語で非常に予想のできない展開が待ってます。

一体何が関係あるの?と思っていたもの全てが伏線になっていて、全てが繋がった瞬間の気持ち良さはさすがです。

 

1.悪意

あらすじ
人気作家が仕事場で絞殺された。第一発見者はその妻と昔からの友人。逮捕された犯人が決して語らない動機にはたして「悪意」は存在するのか。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

ミステリー度の一番高い作品と言えばこれしか無いかな。

加賀さんの物語でもこれは別格の本格ミステリーであり、あっさりと捕まる犯人の裏側にある本当の悪意の意味を暴き出す作品。

一人称の語りに詰まったミスリードの罠。

ラストの急展開に事件はひっくり返る面白さとやられた感が圧倒的です。

 

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