瀬尾まいこ「夜明けのすべて」感想 レビュー 心に残った名言紹介

 

瀬尾まいこさんの新刊「夜明けのすべて」を読みました。

パニック障害とPMS(月経前症候群)という病気を持った男女の物語は、今まで書かれてた家族や恋愛とは違った温かさがありました。

感想や心に残ったフレーズをどうぞ。

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瀬尾まいこ「夜明けのすべて」感想 レビュー 心に残った名言紹介

あらすじ

あらすじ
知ってる?夜明けの直前が、一番暗いって。

「今の自分にできることなど何もないと思っていたけど、可能なことが一つある」

職場の人たちの理解に助けられながらも、月に一度のPMS(月経前症候群)でイライラが抑えられない美紗は、やる気がないように見える、転職してきたばかりの山添君に当たってしまう。

山添君は、パニック障害になり、生きがいも気力も失っていた。
互いに友情も恋も感じていないけれど、おせっかいな者同士の二人は、自分の病気は治せなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになるーー。

人生は思っていたより厳しいけれど、救いだってそこら中にある。
生きるのが少し楽になる、心に優しい物語。

感想評価 8/10

瀬尾さん待望の新刊が発売となりました。

本屋大賞2019の大賞受賞作「そして、バトンは渡された」で衝撃な出逢いをした大好きな作家さんの新刊という事で、本当に待ってました。

本書は、パニック障害とPMS(月経前症候群)という病気を抱えながら社会で生きてる男女二人の物語。

どちらの病気も全然知識がなかったのだけど、理解しながら読めるので重く感じないのがさすがの瀬尾さん。

 

出口のない病気は、暗い毎日の底が見えない気分になると思う。

そんな時に気遣って優しく接してくれる人の存在の大きさってすごいよね。

おせっかいに感じる言動も、自分の事を考えてくれる想いや時間があるこそ出来ることなんだよね。

 

最初は自分勝手な二人に思えてたけど、読めば読むほどに人間味に溢れた優しさを感じました。

今まで家族や恋人の温かい物語を書いてた瀬尾さんの、人を想う気持ちが溢れた優しい作品です。

温かさを無限に感じる作品なんだけど、ちょいちょい笑いがありすぎて、読みながら吹き出してしまう美沙や社長の天然さが瀬尾さんらしいセンスだと思います。

 

最後の方で自分を好きになれないけど、お互いのことは好きになることはできるって言ってた場面が印象的。

男女の恋愛小説じゃないけど、この関係って素晴らしいよね。

誰かの為に出来ること。

それが救いになるって素敵じゃないか。

やっぱり期待を裏切らなかった瀬尾さんの新刊です。

 

印象に残った言葉

「二人ほどは辛くはないだろうけど、平西さんは薄毛を気にしているし、鈴木さんは腰痛持ちだし、住川さんは年中肩が凝ってるらしいし、心身ともに迷いなく健康な人ってそうそういないもんだね」
誰かの負担を和らげるのは、強引に髪を切ったり、勝手に告白することなんかじゃない。
靴に炭をしのばせる。そういうことが、苦しさを軽減させてくれるのかもしれない。
「でも、社会に出て、関わる人も広がって、本当に言いたいことを言って、何の曇りもなく自由に思いどおりに生きている人なんてそういないことを知った。
ありのまま生きているように見える人も、そんな強い自分であるために、どこかで無理をしている」
「男女間であろうとも、苦手な相手であろうとも、助けられることはあると」

レビューもチェック

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