森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」を読んだ感想レビュー 心に残った名言

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森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」を読みました。

京都を舞台にした大学生の甘い恋愛模様を描いた、ちょっと可笑しくて、ポップでキュートな森見ワールド。

表紙のイラストでなんだこれ?って思った方は、読まなきゃ損です。

感想や心に残ったフレーズをどうぞ。

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森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」を読んだ感想レビュー 心に残った名言

森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」あらすじ

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。

けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。

そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。

山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。

感想 評価 7/10

 

あ!先輩、奇遇ですねえ!

彼女の後ろ姿の世界的権威を自称する先輩と、黒髪の乙女による、京都の街での幾度となく繰り返される偶然の出逢い。

大学生の不器用な恋を森見ワールドで、コミカルに描いたとてもキュートな作品。

 

彼女の後ろ姿の世界的権威と言われる私が見間違えるはすがあろうか。

彼女の後ろ姿の世界的権威ってなんやねん、それw

もう読めば読むほどにクセの強さを感じる森見作品なんですが、言葉のリズムに慣れてくるともう虜になります。

 

これはもう運命の赤い糸でがんじがらめだよ、キミたち! 

一歩踏み出せず外堀だけをどんどん埋めていく先輩の気持ちも分かるけど、その遠回しすぎるやり方が大学生か?って位幼すぎて笑えます。

四畳半神話大系のキャラも登場しながら、夢か現実かも分からなくなるポップなファンタジー。

これを読んだ後では、京都の街が違う景色に見えるから本当に面白いです。

 

「本たちがみな平等で、自由につながりあっているのを感じることができる。

その本たちがつながりあって作り出す海こそが、一冊の大きな本だ。」

言葉だけでも読んでてクセになるし、時々ハッとさせられる名言と出会える。

今後も多分読み返すことが多そうなので、Kindleで買ってしまおうとポチってしまった。

とりあえず偽電気ブランどこかで飲めないのかな?なむなむ。

 

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