
久しぶりに発売となった百田尚樹さんの新刊「夏の騎士」
帯に書かれた百田版「スタンドバイミー」の文字を見た瞬間に買おうと思った1冊。
買って速攻読破しましたので、感動のストーリーや感想を紹介します。
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百田尚樹「夏の騎士」感想
あらすじ
感想

百田さんが子供を描くってのが初めてだな思ったのが第一印象。
今回の登場人の主となるのが小学生達。
冴えない3バカトリオみたいな男の子3人が騎士団を結成し、1人のレディーに忠誠を誓う。
勇気の一つも無かった3人が、騎士団という団結力でその事を告白しただけでも凄いよね。
小学生の頃って、本音で思ってる事を教室で話す事だけでも難しいと思うのにこんな馬鹿みたいな思いを伝えられて、受けた女子(有村)も素敵だと思った。(ただこの時点ではねw)
この物語だと地味な存在だと思ってたもう一人の女子(壬生)
この2人の存在は教室での光と闇を描いてるのかな?と思ってたのだけど、徐々に壬生本当の姿が分かって来ると3人の壬生に対する態度や想いが変わる。
人って持って生まれた性格で損をして、自分の本当の姿が見えない場合がある。
それが家庭環境の場合もあるのだけど、あまりにも可哀想な存在に思えていた。
でも、光が当たった瞬間にみんなの見る目が変わって、態度が一変すると人生が変わる。
凄く地味な女子なのかと思ってた壬生を変えたのは、間違いなくあの3人。
クラスの底辺に居る様な4人が、勇気を振り絞って成長して行く姿がとても微笑ましかった。
最後の部分に
と書かれていた。
もう泣きそうになるよね。
部活や勉強で、逃げた経験のある人にとっては凄く嫌な言葉。
でも、それが本当に後悔であった事を知っているからこそ、もう逃げないぞと思う。
勇気を持つ大切さをこのひと夏の物語で改めて思い返させられて、とても大きなモノを貰った気がする。
おまけの様だけど、連続殺人事件も並行して進んでいきます。
犯人は捕まらないのかと思ってたけど、やっぱりミスリード的に出てきたあの河原の何気無いボタン一つで人生が変わるのね。
もしあそこで妖怪ババアに会ってなくて、秘密基地の事を話してなかったら…。
人生ってどこで、どうして変わるのか本当に分かりませんね。
映画「スタンドバイミー」が公開されたのは、私の生まれた年である1986年
あの映画の持った力は凄まじく印象的で、本当に何度も何度も夏が来るたびに観てしまう名作。
12歳の少年がひと夏の体験によって、人生観を変える様な沢山の経験を手に入れる。
このひと時は、人生で二度と経験できない様な大切な事を教えてくれます。
そして、この小説もこの後の人生で大切にしたい1冊となりました。

今回手に入れたのはサイン本。
百田さんは結構サイン本を書いてくれるので、梅田辺りに行けば残ってるかも?と手に入れるのは遅らせてでも週末まで待ちました。
案の定紀伊国屋に行くとサイン本がまだまだ並んでおりましたね。