西野亮廣「魔法のコンパス 道なき道の歩き方 」読んだ感想 革命の起こし方

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キングコング西野さんの著書「魔法のコンパス」を読みました。

最近のクリエイティブな活動をしてる西野さんは知ってたのですが、本まで出してるとは思わなかったです。

ホリエモンも推薦する位面白い発想力と実行力を持った方なので、とても参考になります。

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西野亮廣「魔法のコンパス 道なき道の歩き方 」

あらすじ

漫才師、絵本作家、イベンター、校長、村長、ついには上場企業の顧問にも就任しちゃったキングコング西野が語る「新しい仕事の広げ方」、「本当のお金の話」、「常識の覆し方」、「エンタメの仕掛け方」とは? 肩書きを自由に飛び越える異端児の型破りな実例満載! 世間からハミ出す人のためのビジネスヒント集

感想 評価9/10

キングコングの西野さんといえば漫才師であり、テレビで活躍してるタレントだと思ってました。

ここ5年はまともにテレビを見なくなったので、存在すら忘れてたのですが、結構話題性のある方なのでツイッターやブログのお話を聞いたりしています。

それでも活動内容はお笑いで生きてるんだと思ってたら、全く違いました。

絵本作家であり、イベンターであり、校長でもあり、企業顧問までなってしまってるマルチな肩書き。

なんだそれ?絵本はなんと30万部の大ヒットだと??

一体何をやってるんだ西野さんはと色々と動画などを見て、この本を見たら納得しました。

 

この人非常に柔軟で、疑問をとてもシンプルに考える思考を持ってるんです。

何気ない日常にある疑問をあえて掘り下げて見る。

そしたら、金が埋まってたと言う位に目から鱗の発想がザクザクと書かれています。

シンプルなんだけど、意外性は多い事。

めんどくさくて誰もやらないんだけど、じつはそれが一番重要だったりする事。

常識にとらわれない思考があるからこその行動力で、物事を成功に導く事例が沢山書かれています。

 

ゴミ問題を遊びで解決

ここ数年のブームといえばハロウィンパーティー。

仮装で埋め尽くされた渋谷の街に残るのは大量のゴミ。

そのゴミ問題を解決するのに考えたのが、お化けの敵「ゴーストバスターズ」でゴミ拾い&ゴミでアートを作る企画。

ゴミ拾いというネガティブなワードをゴミを集めて、アート作品を作るという楽しい企画に変える発想の転換です。

 

お金の正体を知る

お金とは信用を数値化したもの

信用の面積を広くしたらそれだけで生きていける。

これは有名なホームレス小谷さんのお話ですね。

各メディアでちょいちょい出てるので、ググって貰えればすぐ出ると思います。

 

SNSの正しい使い方

今、SNSは拡散する装置ではなく、個人と個人を繋げるツールであり、1万人を網にかけるよりも、1対1を1万回した方が効率が良い

これは芸能人の知名度からして全く予想外のお話でした。

「会いにいけるアイドル」ではなく「会いに来る芸人」になってるんです。

こんな手間を掛けるからこそ、人間信用が広がるんでしょう。

 

成功の裏には、並みではない努力もあるんですね。

売り方でも、全国流通させるんじゃなくて、手売りすれば中間マージンも無くなります。

無理だと思ってた事も、発想を変えてしまえば可能になる素敵な発見が沢山あります。

絵本を売るのに個展を開いて、無料で来た人にお土産として絵本を売るという発想も素晴らしいですね。

芸能人といえど、宣伝にお金使わずにここまで頭使って、足使って頑張ってるんです。

普通の人はさらに頭使って、頑張らないといけないなと思いますが、チャンスは沢山眠っているので、あとは発想を変えて掘り起こす事を頑張れば上手くいくでしょう。

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西野亮廣「革命のファンファーレ」感想 親も先生も教えてくれないお金の話

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