住野よる 全作品を読んでのおすすめ作品ランキング5紹介

 

先日からハマってしまった住野よるさんの小説を全作品読み終わりました。

独特の深みのある世界観は、頭にあってもなかなか言葉に出来ない事を沢山描き出してくれて、共感出来る人にはとてつもなく救いになるんですよね。

そんな住野よるさんの作品の中で特におすすめの作品をランキング形式で紹介したいと思います。

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住野よる おすすめベスト5

5位.よるのばけもの

あらすじ
夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。
ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。
誰もいない、と思っていた夜の教室。だけどそこには、なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。

評価 6/10

いじめをテーマにした作品なんだけど、表現したい問題は社会の中に隠れた大衆派と少数派の裏表や学級内のカーストなど嫌な世の中を映し出したファンタジー作品。

ちょっと人によっては取っ付きにくく、理解もし難いのかな?と思う重々しく、展開も正直他の作品と違って心弾むわけじゃない。

でも、重いテーマを描き出した中ではこの昼と夜の表現ってのが見事で、上手く本質に向き合うべき姿を描き出せてるのかと思いました。

最後に気づいた本当の過ちと、それに対する彼の行動によって少し救われました。

でも、やっぱり他の作品と比べると作者らしい言葉の言い回しや伏線の回収が少なくて、もう一つ納得できない部分が強かったです。

(MIYATAKE)
これは最初ではなく、ファンになった人に読んで欲しい作品です。

 

4位.君の膵臓をたべたい

あらすじ
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!

評価  6/10

多分みんなこれを1位にするんだろうなと思う代表作。

個人的には、どうしても煮え切らない部分も強くて、最初に読んで期待度を超えずにモヤモヤで終わった感じの作品。

タイトルがもっと違ったら良かったのにタイトルに期待され過ぎた。

それでも、名言は沢山あり光るものは凄く感じてました。

自分1人じゃ生きてるって分からない
だからこうしてキミといられてよかった
君といれる日常が私にとっての宝物なんだ。

この言葉が印象的でしたね。

今感想読んだらボロクソだったので、もう1度読み直したいと思いますw

住野よる「君の膵臓をたべたい」感想・ネタバレ "キミスイ”映画化決定で号泣確実

2017.05.15

3位.青くて痛くて脆い

あらすじ
人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学1年の春、僕は秋好寿乃に出会った。
空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて、けれど誰よりも純粋だった彼女。秋好の理想と情熱に感化され、僕たちは二人で「モアイ」という秘密結社を結成した。
それから3年。あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。僕の心には、彼女がついた嘘が棘のように刺さっていた。

「僕が、秋好が残した嘘を、本当に変える」
それは僕にとって、世間への叛逆を意味していた――。

評価 8/10

個人的にこの本を買わなければ、一生この人の作品に触れる事は無かったであろう作品。

帯にある

僕たちは、あの頃なりたかった自分になれたのだろうか?

この言葉になぜか惹かれて買ってしまったんですよ。

読んでみるとまず、物語がラノベみたく軽いのにミステリーみたいに巧みに読者を誘導するのが上手い。

そして、ある言葉に一気に騙されて、また魔法にかけられる展開が見事。

ラストまで目を離せない展開で、凄く勇気をもらえた作品。

成長って、弱い自分から目をそらすことじゃないと思うんだよ。

ちょっとずつだけど、怖いけど、っていうその「けど」っていうのの先に行けるようにいたいんだよね。
(MIYATAKE)
心の隙間を埋めてくれる素敵な物語でした

2位.また、同じ夢を見ていた

あらすじ
きっと誰にでも「やり直したい」ことがある。学校に友達がいない“私”が出会ったのは手首に傷がある“南さん”とても格好いい“アバズレさん”一人暮らしの“おばあちゃん”そして、尻尾の短い“彼女”だった―

評価 8/10

先日まで1位だったこの作品。

今でも言葉の数々がとても心に残る素敵なお話なんですよ。

悩んだ時や迷った時にこの本を片手に相談したくなる様な物語になっていて、あまりにも展開の仕方も面白くて完全にミステリーだった。

意味わからずに読み終わる人も居るくらいなので、注釈は感想ページを見てね。

幸せは、あっちからやっくるものではなく。
こっちから、選んで手にするものだから。

後悔して過去を振り返るんじゃなく、未来を変えるために行動していこうと勇気付けられる作品でした。

住野よる「また、同じ夢を見ていた」感想・ネタバレ 幸せについて考えたくなる素敵な物語

2018.03.21

1位.か「」く「」し「」ご「」と

あらすじ
みんなは知らない、ちょっとだけ特別なちから。そのせいで、君のことが気になって仕方ないんだ―きっと誰もが持っている、自分だけのかくしごと。5人のクラスメイトが繰り広げる、これは、特別でありふれた物語。

評価9/10

個人的には、物語の巧みな心理描写と各パート毎に視点の変わる主人公の話のリンクの仕方と描いてる世界がとても素敵で一番好きな作品でした。

ピュアでめんどくさい奴らばかりなんだけど、人間の心の中って本当こんな感じで単純なんじゃないのかな?と思ってしまいます。

言葉に出来ない気持ちををいとも簡単に表現するので、本当に恐ろしい作家さんです。

しかも、言葉の間の描写に無駄がなくて、いちいち空気を感じさせるのが上手。

若いっていいなぁと、昔を思い出してもこんな思い出は浮かばずちょっと残念w

(MIYATAKE)
本だからこそ表現できる世界を、無駄なく繰り広げたとても繊細な作品です

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2018.04.04

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