2018年の4月に読んだ本を紹介します。
今月は20冊と先月より1冊増えましたので、今年トータル63冊となりました
それでは簡単に感想を紹介します。
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2018年4月に読んだ本
1.住野よる「よるのばけもの」
評価6/10
最近大好きな住野よるさんの4冊目は、よるのばけもの。
いじめがテーマになった作品で、昼と夜の不思議な物語。
ちょっぴり切ない話なんだけど、見事な描き方をしてると思います。
ただ住野さんの中でも挑戦的な作風なので、他の作品と比べると満足度が低くなります。
関連記事:住野よるの全作品一覧を順番に紹介[あらすじ・レビュー]新刊順次更新
2.堀江貴文「すべての教育は洗脳」
こちらはKindleのプライムリーディングで無料で読める名書。
堀江さんの本は正直同じ事の焼き増しなんだけど、若干本によって角度が違ったりして、腑に落ちなかった事が他の本読めば理解できる場合もあります。
自分の価値観を持って、自ら知りたい事を学んで生きる事で人生は変わる。
私の人生観を変えたのは、他でもないホリエモンのおかげです。
3.住野よる「かくしごと」
評価 9/10
住野さんの最後の1冊はかくしごと。
これは住野さんの中でも1,2を争う名作の小説でしたね。
他人は自分よりも良く見える事って沢山あるけど、みんな悩みを抱えて生きてるんだよ。
関連記事:住野よる「かくしごと」感想 人の持つ力が何なのかを考えさせられた
4.辻村深月「名前探しの放課後上下」
評価 8/10
辻村さんの長い長い長編小説。
青春だなぁと学生時代を感じながら読んでたら、見事に予想外のラストが待っていた…。
思ってもみないラストに完全にやられましたよ。超おすすめです。
関連記事:辻村深月「名前探しの放課後」感想 青春小説だと思えたドラマの全てはフェイク
5.ローバートキヨサキ「金持ち父さん キャッシュフロー・クワドラント」
改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント:経済的自由があなたのものになる (単行本)
怪しいタイトルの名書と言われる金持ち父さんの第2弾。
個人的には読んで良かったな思う、人生におけるお金の教科書。
お金の話って生きてく上で非常に大事なのに学校では教えてくれません。
30歳を前にしてお金の勉強を真面目に始めてみると、お金持ってる人ってなんであんな生活できるのか?って疑問が全部解決できました。
関連記事:お金の勉強]これまでに読んだお金の本のおすすめ20冊紹介
6.堀江貴文「なんでお店が儲からないのかを僕が解決する」
これは今の安売り時代に喝を入れる良い本だと思います。
店だけじゃなくて、物を生産して売ってる方やメーカーの人間も読んだ方がいい。
読んでみると簡単に出来る事ばかりなのに盲点となってる事も多いので、もう一度初心に帰ってビジネスを顧客の立場になってやるといいと思います。
7.おづまりこ「おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活」
先月買った作品がどストライクだったので、Kindle本のセールで追加。
これはイラストエッセイ形式で書かれたレシピ本。
とてもほっこりするユルイ感じのレシピとちょっと気になる材料があって面白い。
関連記事:おづまりこ「おひとりさまのゆたかな年収200万生活 」感想 ゆるくて楽しい一人暮らし
8.朝井リョウ「武道館」
評価 6/10
朝井リョウの描くアイドルの話。
アイドル視点、ファン視点色んな目があるけどこれは難しいよね。
筆者にしては、珍しくそこまで響かなかったね。
9.MB「スタメン25着で着まわす 毎日コーディネート塾」
ブログを毎日読んでるMBさんの本を買ってみた。
立ち読みだけじゃなくて、これ1冊持っておけばもう服に悩まなくて済む。
ファッションを理論的に解説してるMBさんならではの視点は、とても分かりやすく伝わるので無意味に失敗する事が少なくなっていいですよ。
ブログ:もっとも早くおしゃれになる方法
この漫画も分かりやすくておすすめです。
10.荻原浩「噂」
評価10/10
前から気になっていた萩原さんのどんでん返しミステリー。
序盤から怪しいミスリード。
魅力的なキャラでグイグイ引き込まれるんだけど、ラストの意外性で驚かされ、まさかのどんでん返しに気絶寸前。
怖い。怖すぎる。
関連記事:荻原浩「噂」感想 ドキドキの展開にラスト1行のどんでん返しが見事
今月のイチオシ作品です。
11.イーロンマスク 未来を創る男
スティーブ・ジョブズ亡き今の世界をざわめかせる鬼才イーロンマスクの伝記。
彼の今までの功績とそこに至るまでの苦悩やエゴなどを包み隠さずに書かれています。
あまりに壮大な人生と枠に問わられない世界の視野の広さに度肝を抜かれます。
間違いなくテスラの車欲しくなりますよね。
12.堀江貴文「刑務所なう。ホリエモンの獄中日記195日」
ホリエモンの刑務所日記。
ちょっと無駄に長かったけど、刑務所での暮らしぶりは結構意外なんだね。
13.原田マハ「カフーを待ちわびて」
評価7/10
これから読破したい一人の原田マハさんのデビュー作品。
とても素敵な恋愛物語なんだけど、島の世界観がとても美しくて、物語の情景と合わせて楽しめます。
読んだ後の余韻がまたいいです。
関連記事:原田マハ「カフーを待ちわびて」感想 沖縄の島を舞台にした淡く、優しい小説
14.恩田陸「蒲公英草紙 常野物語」
評価 7/10
先月読んだ光の帝国に次ぐ常野物語の続編。
不思議な力を持った一族をその時代に生きた人達の姿を記した伝記。
とても儚い話なんだけど、フィクションとは思えない位素晴らしい作品。
15.桐野夏生「残虐記」
評価 6/10
今年ハマってる桐乃夏野さんの4作品目。
少女監禁事件をまとめた手記と小説という面白い形の本でしたが、あまりにもミステリアスな展開に引っ張られた割にラストが突き放された感があって残念。
関連記事桐野夏生「残虐記」感想 ミステリアスで想像力を駆り立てる
16.佐藤航陽「未来に先回りする思考法」
かなり前に買った作品なのに読むのに時間がかかってしまった。
話題の書「お金2.0」の作者の未来を創造する力はほんとに凄い。
自分達ももっと考えて、合理的に生きていかなきゃね。
ビジネス本とか自己啓発系は、受け入れる側の時期も重要なポイントなので、何度も読み返すのがおすすめ。
17.馬渕 知子「朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる Business Life」
朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる (Business Life)
タイトルに惹かれて読んでみましたがこれは凄い。
簡単に読める割になかなか今日深い話が書かれてて、適切なタイミングを知る事で本当の効果が発揮される意味に納得。
それ以上に水の大事さを思い知らされました。
18.辻村深月「青空と逃げる」
評価 6/10
辻村さんの新刊です。
連載小説なので、それほどの感動はありませんが別府温泉に行きたくなりました。
関連記事:辻村深月「青空と逃げる」感想 助け合える人の温かさを知る親子の物語
19.小飼弾「本を遊ぶ」
本屋で出逢って珍しくジャケ買い。
帯にあった年間5000冊読むって言葉に驚いた。
1冊10分で読むらしいw
とにかく人生を本と共に歩んでる様な作者の読書への愛情がヒシヒシと伝わって来て、知らない事が沢山あってこれ読んでるだけで知識が増える。
歴史とか科学の本も読んでみたいと思ったよ。
いつの時代もコスパのいい本は、自分を高める教養として最高のツールだと思います。
20.我孫子武丸「0の殺人」
評価 7/10
久しぶりの我孫子さんの作品。
今回はどんなラストが待ち構えてるのかと、超真剣に事件と対峙した。
まぁ予想通り外れたのだけど、閉じた後にタイトル見て2度驚いた。
ある意味素晴らしいオチだわこれ。
シリアスなんだけど、ユーモア溢れる探偵達に笑いが起こる見事なミステリーでした。
現在4/31日現在、2018年トータル63冊。