2019年は、100冊ちょっとの本を読みました。
読書量としては去年の半分程度になりましたが、今年も3日に1冊以上は読んでます。
そんな中から今回はお勧め作品10冊選びましたので紹介したいと思います。
お正月などの時間のある時に気になった作品を読んで見て下さいね。
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2019年に約100冊以上読んだ本 おすすめ10作品を紹介[小説・ビジネス・エッセイ]
夏の騎士
完全に日本版のスタンドバイミー。
小学生の頃にタイムスリップしたくなる、ちょっぴり切ない一夏の物語。
きっと来年も、再来年も、夏になるとこの本を読み返したくなるんだろう。
そんな歳を重ねても、常にこんな気持ちで生きていけたらなと思う映画みたいな勇気を貰いました。
今年の1冊は何だろう?って思った時にやっぱりこれが浮かんだね。
そして、バトンは渡された
初めて読んだ尾瀬さんの作品なんですが、本屋大賞作品って事で読む前からハードル高かった。
でも、読んでみるとめっちゃ複雑な家庭環境をプラスに捉える生き方に凄い救われ、ユーモア溢れる言葉の魔力にやられました。
めっちゃ面白いし、泣かされるしで、本当に素晴らしい作品です。
「家族よりも大切な家族」に出会える素敵な物語です。
孤高の人 上下
登山家の生き様を描く山岳小説。
登山とか興味なくても、この作品の主人公には魅力がたっぷりです。
四十年以上前の作品がこんなに最高だとは思いませんでしたね。
ドキュメンタリーを見てる様なワクワク小説でした。
マチネの終わりに
こちらも名作との呼び声高く、映画化もされたばかりの作品ですね。
前から勧められてたんだけど、今更感あって読んでなかったんです。
読んでみたらハラハラ、ドキドキの大人の純愛物語。
それを世界規模で、奥深い描写が何とも言えない余韻を齎してくれます。
歯痒い展開にイライラしながらも、最後の最後でボロボロ泣きたくなる。
映画を観るチャンスがあれば、また泣いてしまうのかな。
キネマの神様
映画の旅に連れて行ってくれる至福の小説。
マハさんの描写も立体感あって凄く好きなんですが、映画をここまで輪郭はっきりと魅せられる筆力凄いですね。
天才すぎるマハさんの作品は、まだこんなに素晴らしいのがあったのかと思う名作。
全作品読みたい作家さんです。
書店ガール
ほぼジャケ買いしてみた作品なんだけど、書店員の奮闘と成長がドラマ仕立てで面白かった。
人の成長を実感しながら、自分ならと色々と考えてしまう。
仕事の現場をリアルに感じながらも、時代と共に生き残る本屋の形に未来を想う。
なんか社会性の一面もありながら、結構リアルで楽しめる作品です。
神さまを待っている
年始に読んだ作品なんだけど、印象深い内容で日本の持ってる闇を描いた小説。
お金がない、教養がない、頼れる人が居ないのは誰のせい。
貧困は誰が悪いのかと考えるきっかけになる社会派です。
旅がなければ死んでいた
個人的に山本ゆりさん以来の感性がツボ。
この文体とセンスは素晴らしすぎて、いつまでも笑えるわ。
笑えるだけじゃなくて、めちゃくちゃ凄い所に行きまくっていて、知らないことが沢山知れた。
旅するエッセイだけど、人生における大切な事が沢山書かれてる。
何かに迷いがあるならこれを読むと良い。そんなエッセイ。
売り上げを減らそう
売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放 [ 中村 朱美 ]
今の社会って無理に働かなくても、生き方なんて選び放題。
そんな時代に売り上げを伸ばさない飲食店を経営する人の本。
毎日100食売り切る。
あとは時間を大切にする。
好きな事をやるために。大事な人とゆっくり過ごすために。
選べる時代は、色んな考え方があるのだと思う。
選択肢は一つじゃないし、生き方なんて自由だ。
この本も人生における柔軟性を教えてくれた。
年収90万円でハッピーライフ
生き方の柔軟性で言えばこんな生き方もあるんですね。
生活コストを下げて、必要な分だけで稼いで生きる。
笑えるくらい単純な仕組みだけど、それでも行きていけるなら誰も自殺しないよね。
もっと生きやすい世の中になって欲しいので、こんな生き方もあるんだよってもっと知って欲しいです。
選択肢を知ると知らないとでは、いざという時に全然違いますからね。