[2024年版]泣ける小説のおすすめ本10作品紹介[恋愛・ドラマ・ミステリーの読書]

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今回は私の読んだ中での特に切なくて泣ける小説をピックアップしました。

普段から泣ける小説や映画が好きな私は、恋愛ものからミステリーまでとにかく色んな作品を見ています。

今回は選りすぐりな10作品をピックアップしましたので、あらすじや感想と共に紹介します。

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[2020年版]泣ける小説のおすすめ本10作品紹介[恋愛・ドラマ・ミステリーの読書]

読書にハマったきっかけ

(macco)
私がまともに本を読み始めたのは、多分20歳位の時ですね。

9歳年の離れた姉が居て、読書家で中学生くらいから小説をずっと読んでたみたいなのですが、実家にいる頃はあまり興味がなく過ごして居ました。

当時ジャンプで読んでた漫画の「屍鬼」ってのが面白いって話ししたら、「それ小野不由美さんの小説だよ!」って分厚い単行本を貰いました。

正直「辞書かよ」って位分厚い(文庫にして5冊ほど)の超が付くほどの長編作品

いきなり小説読まない人間が妥協しそうな量だったのですが、読み始めてみると元々漫画を読んでたので読みやすかった。

意外と1ヶ月くらいで読めてしまって、本って面白いって思ったんですよね

 

そこから何読んで良いのか分からず、本屋のお勧めコーナーをとにかく読み漁った。

東野圭吾、山田悠介、宮部みゆき、伊坂幸太郎この辺りをとりあえず買いましたね。

そのまま東野圭吾さんの作品に魅了されて、とりあえず全部読むかと思い、毎週の様に1冊ずつ買い漁ってました。

元々「名探偵コナン」を集めてたこともあり、ホームズも読んだし、エラリーやアガサも読んだりとしながら、どんどん読書にハマる日々

気づけば年間100冊を超える量を読むレベルになったんですよ。

そんな私の思い出深い泣ける小説を今回はランキングでまとめて紹介します。

 

市川拓司「恋愛写真」

あらすじ
カメラマン志望の大学生・瀬川誠人は、嘘つきでとても謎めいた女の子・里中静流と知り合う。誠人はかなりの奥手だったが、静流とは自然にうちとける。そして静流は誠人に写真を習うようになる。やがて誠人は静流に思いを告げられるが、誠人にはずっと好きな人がいて、その思いを受け取ることはできなかった。一年後、卒業を待たずに静流は姿を消した。嘘つきでしょっちゅう誠人をからかっていた静流だったが、最後の大きな嘘を誠人についたまま…。

評価 8/10

大切なものはすぐ近くにあって、今生きてる日常は決して無駄じゃ無いって教えてくれる素敵な物語。

とにかく言葉と情景が美しくて、静流の言葉を読んでいるだけで好きになってしまいそうです。

「好きな人が好きな人を好きになりたかった」

この名言が特に好きです。

あと最初で最後のキスの後に静流の言った言葉、

私、私に生まれてきて良かった。他の誰でもない私に生まれてきて良かった。

この言葉で本当に泣けました。

これは小説も勿論良いのだけど、あおいちゃんの主演する映画が素晴らしすぎる。

DVDを持ってるので、本当に何度も観ていますけど最高の作品。

macco
この作品は、何度でも泣けます

辻村深月「スロウハイツの神様」

あらすじ
人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ―あの事件から十年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。

評価 9/10

かがみの孤城」出るまでは、辻村さんの最高傑作だった1冊。

長い長い物語で描かれた先にある真相を目にするまでは、この先に純愛があるなんて思えなかったんですよね。

ミステリーの先に隠された真実は、痛い程に誠実な恋物語だったんです

真相を知った瞬間に涙は止まらなくなるし、またその先にあるオチが素晴らしい。

macco
何度もハイライトがあって、一筋縄では行かない辻村さんらしい名作です

西加奈子「漁港の肉子ちゃん」

あらすじ
男にだまされた母・肉子ちゃんと一緒に、流れ着いた北の町。肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いている。太っていて不細工で、明るい―キクりんは、そんなお母さんが最近少し恥ずかしい。ちゃんとした大人なんて一人もいない。それでもみんな生きている。港町に生きる肉子ちゃん母娘と人々の息づかいを活き活きと描き、そっと勇気をくれる傑作。

評価 10/10

直木賞作家でもある、西さんの最高傑作だと思う1冊

実際これ読んで泣けない人なんて居ないと思う位に素晴らしい作品です。

そして、同時に笑えない人なんていないと思うユーモアセンスも抜群。

それ位肉子ちゃんを好きになるし、もっと人を好きになると思う1冊です

macco
読み終わったら必ず、「ありがとう肉子ちゃん」って言いたくなります

住野よる「君の膵臓をたべたい」

あらすじ
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!

評価 6/10

住野さんのデビュー作でもあり、大ベストセラーの恋愛小説。

正直これ初めて読んだ時は、「またラノベの恋愛小説か…」って感じでした。

人の死を入れた恋って、絶対泣けますからね。

でも、この小説の凄い所は、恋愛小説にないだろうって思うミステリー要素が強いんですよ。

なんか伏線が沢山あって、上手く読者の心理を興味を引かせて思わぬラストを用意している。

使ってる言葉もセンスあるし次回作に期待してたら、これ以降の物語全部当たりでしたね。

住野よる 全作品を読んでのおすすめ作品ランキング5紹介

実写版もヒロイン可愛くて、ストーリーをいじってる割に面白かったし、めっちゃ泣けました。

林伸次「恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる」

あらすじ
人はなぜバーテンダーに恋の話をするのだろう? cakesスタート以来、常に人気ナンバー1の恋愛エッセイの名手にして、渋谷のバー店主が綴るカウンターの向こうのラブストーリー。

誰かを強く思った気持ちは、あのとき、たしかに存在したのだ。切なさの記憶溢れる恋愛小説。

評価 8/10

Kindleセールで購入した1冊なんですが、これ素晴らしく良かったです。

数十ページで終わるショートストーリーに色んな人の恋話を混ぜて演出するバーのマスターって、どれだけカッコいいのだって惚れてしまいそう

物語のプロットに素晴らしく酔いしれてしまうし、この台詞を使ってみたいと思わせる言葉の数々。

こんな数ページで泣かせる物語って、あまり無いのだけど上手く作られていましたよ。

macco
毎日1話ずつ読むのにお勧めです

雫井 脩介「クローズドノート」

あらすじ
堀井香恵は、文具店でのアルバイトと音楽サークルの活動に勤しむ、ごく普通の大学生だ。友人との関係も良好、アルバイトにもやりがいを感じてはいるが、何か物足りない思いを抱えたまま日々を過ごしている。そんななか、自室のクローゼットで、前の住人が置き忘れたと思しきノートを見つける。興味本位でそのノートを手にする香恵。閉じられたノートが開かれたとき、彼女の平凡な日常は大きく変わりはじめるのだった―。

評価 8/10

前の住人が残したノートを通して語られるとても素敵な物語。

人物描写がとても上手く描かれていて、その先生と共に生活してるのか?と思うくらい立体的に映し出してくれています。

とても素敵なお話であり、ラストは流石に涙が止まらなくなったよ…

macco
雫井さんはミステリーも優秀ですが、泣ける話も素晴らしい

東野圭吾「祈りの幕が下りる時」

あらすじ
明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。

評価 9/10

加賀恭一郎シリーズのラストを飾る物語であり、語られなかった母親や加賀さんの謎だった部分が一気に語られます。

単行本で最初に読んだ時は、何も物語の内容に触れる文章が無くて、読み始めて少ししたタイミングで加賀刑事が出てきていきなりやられました。

容疑者Xを読んでなかったら間違いなくもっと驚いたんですが、少しトリックが似てましたね。

加賀さんの物語と本書の事件を上手くリンクされた感じや親子の愛の絆に涙必須です

macco
東野さんは何を書いてもレベルが高すぎます

原田マハ「カフーを待ちわびて」

あらすじ
もし絵馬の言葉が本当なら、私をあなたのお嫁さんにしてください―。きっかけは絵馬に書いた願い事だった。「嫁に来ないか。」と書いた明青のもとに、神様が本当に花嫁をつれてきたのだ―。沖縄の小さな島でくりひろげられる、やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。

評価 8/10

個人的に最近大好きな、原田マハさんのデビュー作。

とてもドラマチックな展開でもあり、美しくも儚い物語です

望んだラストではなかったけど、ミステリアスな分余白を残して終わってくれたのもありかなって思いました。

他の作品と比べてモヤモヤするかもしれませんが、島の情景と共に楽しみましょう。

百田尚樹「永遠の0」

あらすじ
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。

評価 9/10

ラストは大御所百田さんの大ベストセラー&大ヒット映画作。

知らない人も居ないって位に有名な作品ですね。

勿論この話を読んで百田さんを知ったのですが、物語を描く上手さやリアリティーがとても素晴らしいんですよね。

ラストに泣かされる展開は、とてもじゃ無いけどティッシュじゃ拭き取れませんので、タオルを用意しておきましょうw

こんな人生を生きるって素晴らしいなと思いたくは無いけど、あの時代の中であの姿勢はカッコよかったね。

macco
泣ける話の中でも、特に感動の涙がやばいです

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