2018年の上半期に読んだ本96冊の中から特にオススメの10作品を紹介します。
お気に入りの小説から、ビジネスや生活に役立つ自己啓発本まで、今年のオススメはこの10冊です。
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2018年上半期に読んだ本からおすすめ10作品を紹介
桐野夏生「OUT」上下
個人的な評価は満点クラス。
人間の欲望や闇を描いたもう嫌になる程憎い物語。
出てくる人達の気持ちの変化が人間らしくて、とても残酷で怖いのだけど欲に目が眩んだ悲しき顛末をすごく残酷に描かれています。
長編だけどもこの傑作は読みやすくてとてもおすすめです。
住野よる「かくしごと」
今年は住野さんの作品を読破したのだけど、その中でも圧倒的に好きな言葉の多い作品。
人間の表面的な部分と内面的な部分を凄く繊細に表現されていて、読んでるだけで切なくなってしまいます。
他人は自分よりも良く見える事って沢山あるけど、みんな悩みを抱えて生きてるんだよ。
辻村深月「名前探しの放課後上下」
辻村さんの長編小説はマジで裏切られた感の強い名作。
ほぼ9割騙しのための展開で、ラストの1割で壮絶なネタバレを出してしまう素晴らしさ。
読んだ後の痛快さがあまりにも凄かったね。
荻原浩「噂」
これもほぼ満点を与えたい素晴らしきミステリー作品。
序盤から怪しいミスリードが続き、読者はどんどん作者の罠に引っ張られていう展開。
ラストの意外性で驚かされ、まさかのどんでん返しに気絶寸前。
怖い。怖すぎると叫びたくなるサスペンス作品です。
シャドウ
最高に面白かった道尾さんの1冊。
この人凄く苦手だったのですが、今年は結構苦手克服にチャレンジして見てから素晴らしい作品に出会えましたよ。
色んな謎が先を知りたくなる展開で、どんどん読みたくなる物語。
そして、最後にはまた見事なトリックが降臨。そりゃあ騙されますよ。
食事術
これはもう食生活を変えてくれるバイブルになりそうな衝撃を与えてくれた。
こんなに食べちゃダメなものを今まで沢山摂ってきてたんだと落胆させられるわ。
糖質に関することが非常に良く分かるので、お菓子や清涼飲料水好きな方は一度読んで見てください。
2度と食べれなくなりますw
フランス人は服を10着しか持たない
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~
今更読んでみた作品。
フランス人が素晴らしいのか分からないけども、学ぶべきところが非常に多いし、物を大事にして生きるマインドは非常に大切にしましょう。
おひとりさまのゆたかな年収200万生活
おひとりさまのゆたかな年収200万生活 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
絵のタッチがとてもほんわかしていて買ってみたコミックエッセイ。
タイトルにある通り面白い生活を無理なくやってる姿に共感して、真似したくなるような事が沢山ありました。
ダーリンは外国人
ダーリンは外国人 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
これもエッセイなんだけど、タイトルにある通りダーリンは外国人。
文化や価値観の違いが教えてくれる事に非常に学びがあって面白い。
ちょっと極端な部分もあるけど、突き抜けてるね。
サピエンス全史 上
今更か!と言いたくなる作品だけど、今更読んでます。
まだ下巻まで終わってないのだけど、読んでるだけで人類の生きている意味や今に至った経緯が非常に良く分かるとても深い1冊です。
ビジネスにおけるヒントもあり、読んでて学びが多すぎてかなりコスパがいいと思う。
オーディオブックでもあるのでおすすめです。